東京は郊外から消えていく! の商品レビュー
郊外を放置すれば高齢者だけのゴーストタウンになる。働・学・憩・農の機能を持つ魅力的な地域にすれば若者も住むゴールドタウンになる。 行政を待ってるだけじゃなく、オール地域でがんばったところが生き残るんだね。
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議論の土台になる1~4章は飛ばして5,6章だけ読んでもOK。関東首都圏において、所有から共有への消費の変遷から郊外の目新しい役割と発展の指針を提示してくれている。
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【読書その52】著者は出向していた新潟県上越市出身の三浦展氏。ちなみに大学の先輩でもあり、非常に親近感。本書のテーマは、自分の仕事とも大きく関わる、今後の人口構造の変化に伴う、都市部の状況の変化。住まいの視点から見える、東京の将来の姿。2025年には人口が一番多い層である団塊の世...
【読書その52】著者は出向していた新潟県上越市出身の三浦展氏。ちなみに大学の先輩でもあり、非常に親近感。本書のテーマは、自分の仕事とも大きく関わる、今後の人口構造の変化に伴う、都市部の状況の変化。住まいの視点から見える、東京の将来の姿。2025年には人口が一番多い層である団塊の世代が75歳以上になりきる。早期に日本社会を総点検し、取るべき手をとらないといけない。自分自身のプライベートを考えても、自分の住まいをどこに置くか、長期的なスパンでみるべきだと感じた。
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東京圏特に千葉、埼玉、神奈川までを中心に団塊の世代と団塊ジュニアの人口動態や、住みたい街、住んで良かった街などのアンケートなどを使って今後どの沿線、地域に人が集まるかなどを予想している。 国交省資料を見ても高齢化と人口減は当面避けられないが、実際に郊外ではマンションの空室率が増...
東京圏特に千葉、埼玉、神奈川までを中心に団塊の世代と団塊ジュニアの人口動態や、住みたい街、住んで良かった街などのアンケートなどを使って今後どの沿線、地域に人が集まるかなどを予想している。 国交省資料を見ても高齢化と人口減は当面避けられないが、実際に郊外ではマンションの空室率が増えている。ホームズなどで見ても東京都でも東青梅までいくと1DK365万円の中古マンションが有る。しかし、誰がそれを買いたいと思うかだ。 ニュータウンがオールドタウンになり、ゴーストタウン化に向かう今それを防ぐにはどうするかについてはあまりパッとした答えはない。 例えば無個性な開発を批判してるのは誰もが納得しても、旧い街と路地が多いのがいいと言われてもねえ。散歩したくなる街をイメージしてるのだろうけど。 住民自らが地域を守れるような行政上の仕組みが必要と言うのはその通りとしても、そのモチベーションは住んでる地域に愛着があることだから何かのきっかけは必要。美観や風景を良くするのも各論では利害が対立するのでその合意形成をどうやるか。これも住んでる人がやるしかない。ここら辺はイタリアの小都市の話の方が説得力が有った。
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「第四の消費」や「ファスト風土化する日本」の著者で、かつパルコに務めて消費や都市問題について長く研究して来た方の本。だけあって、マーケティング視点の入っている。これから東京近郊の都市はどこが発展していくのか、未来の都市の姿はどうなるのか。 住宅地マネジメントという考え方は面白かっ...
「第四の消費」や「ファスト風土化する日本」の著者で、かつパルコに務めて消費や都市問題について長く研究して来た方の本。だけあって、マーケティング視点の入っている。これから東京近郊の都市はどこが発展していくのか、未来の都市の姿はどうなるのか。 住宅地マネジメントという考え方は面白かった。
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特に目新しい概念もなく、データの羅列と既刊本との連関を示し、他の書籍からの引用で締め括られているという印象。
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読了。 …といっても、「調査報告書」みたいで書籍としてはどうか…とも思うが、逆に調査報告書だと思って読めば、なかなか興味深い。いつもの三浦氏らしく、やや牽強付会なところも散見されるが、三浦氏自身が「仮説」であり、「ブレスト」と書かれているのだから、そう思って参考にすればよい。
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社会と時代の移ろいの中で庶民の棲むということすら市場原理主義に動かされてきた。今後は暮らしていく街の住宅地マネジメントが必要になる・・。 ああ、暮しの平穏ってどこにあるのか、新しい地域コミュニティなんて幻想なのだろうな。
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人が少なくなると下水が流れなくなる。。まぁそう言われればそうだよな。。人は社会的な動物なんだから、一緒に生活しないとだめだと思うけどね。。中途半端にくっついてるのは五月蠅いけど。。大勢いれば五月蠅くないのかな。。昔新しい産業ができて、若い人が移り住んできて、街ができて、その産業が...
人が少なくなると下水が流れなくなる。。まぁそう言われればそうだよな。。人は社会的な動物なんだから、一緒に生活しないとだめだと思うけどね。。中途半端にくっついてるのは五月蠅いけど。。大勢いれば五月蠅くないのかな。。昔新しい産業ができて、若い人が移り住んできて、街ができて、その産業がなくなって若い人がまた別の産業のあるとこへ移動していってその街がなくなる。。の繰り返しなんだろうな。昔からずーっと同じところに住んでるわけじゃないからな。。
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データに基づいて、今後訪れるであろう日本の将来像を提示した作品。 前半はデータ分析が中心でそこまで面白くはない。いくつか感心させられる事実もあったが、基本はわかっていることの羅列。この部分は、今から家を買うならどこに住めばよいか、の参考になるという意味で一読の価値あり。郊外が消え...
データに基づいて、今後訪れるであろう日本の将来像を提示した作品。 前半はデータ分析が中心でそこまで面白くはない。いくつか感心させられる事実もあったが、基本はわかっていることの羅列。この部分は、今から家を買うならどこに住めばよいか、の参考になるという意味で一読の価値あり。郊外が消えるというか、消える郊外もあれば消えない郊外もある、という方が正しい。 後半はそれに基づいた筆者の意見が中心になってくるわけだが、ここに関してはちょっと色々と意見を挟みたい部分も多く、一息といったところ。この本の価値は、どちらかというとデーター集として有用という点にあるのではないだろうか。
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