スーパー戦隊戦士列伝 赤の伝説 の商品レビュー
スーパー戦隊戦士列伝と銘打った一冊。 『秘密戦隊ゴレンジャー』から『特命戦隊ゴーバスターズ』まで、一挙36作を包括。 江戸期の『南総里見八犬伝』や真田十勇士のように、チームヒーローを受け入れる精神的土壌が日本人にはあり、『青砥稿花紅彩画』では「名乗り口上」があり、更に紅一点とい...
スーパー戦隊戦士列伝と銘打った一冊。 『秘密戦隊ゴレンジャー』から『特命戦隊ゴーバスターズ』まで、一挙36作を包括。 江戸期の『南総里見八犬伝』や真田十勇士のように、チームヒーローを受け入れる精神的土壌が日本人にはあり、『青砥稿花紅彩画』では「名乗り口上」があり、更に紅一点という構成。これはもう疑う余地はないだろう。 またカラーテレビ黎明期には『仮面の忍者 赤影』が登場。これは言わずもがな忍者チームヒーローであり、主人公のパーソナルカラーも「赤」。『ウルトラマン』も銀肌に赤紋様だが、当時は青色を想定していて光学合成上で使えなく赤にしたのだという。これは、テレビに映える色という意味で功を奏した。 赤は、色彩心理学では強い高揚感を与えるのだという。そして国旗に近い配色のため、違和感なく受け入れられるのだそうだ。 分析はほぼ巻頭で終え、残り全てを全レッドヒーローのデータと制作者などの放送データがメインとなる。個人的に嬉しいのは、当然アカレッドの紹介があること。そして悪の戦隊「銀河戦隊ギンガマン」(星獣戦隊ではない)と「邪電戦隊ネジレンジャー」の紹介があることだ。
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『秘密戦隊ゴレンジャー』から『特命戦隊ゴーバスターズ』まで36戦隊のレッドヒーローを紹介しています。レッドやレッドの変身者の写真は1枚づつですが、変身者のキャラクター設定、レッドの必殺技、戦力、代表的なエピソード、敵組織など細かいデータを網羅しているので、資料性も高いです。スーパ...
『秘密戦隊ゴレンジャー』から『特命戦隊ゴーバスターズ』まで36戦隊のレッドヒーローを紹介しています。レッドやレッドの変身者の写真は1枚づつですが、変身者のキャラクター設定、レッドの必殺技、戦力、代表的なエピソード、敵組織など細かいデータを網羅しているので、資料性も高いです。スーパー戦隊の歴史を学ぶのに、とてもよくまとめていると思いました。 その他にもインタビューやスーパー戦隊史上での例外レッドを紹介するコラムもあり面白かったです。
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