魂を追う者たち の商品レビュー
話の展開が早すぎてもう少し読みたかったとそこだけが残念。でも児童図書なので読みながら自分で空想の世界を広げて一緒に物語を作っていく楽しみがあるのが児童図書ならではなのかも。 小学生の頃は本を読む事に集中できたのに今は集中力もなくなったなぁと思い馳せる。
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大平原に暮らす“牙の民”の少女ディンカは、ある三日月の夜、双子の妹セゼナのために祈りを捧げていた。魂の座をこじあけられ“虚人”となってしまったセゼナが、無事に儀式を終えられるように。しかし、その祈りもむなしく、セゼナは何者かに魂を奪われてしまう。ディンカはセゼナを抱え、生まれ育っ...
大平原に暮らす“牙の民”の少女ディンカは、ある三日月の夜、双子の妹セゼナのために祈りを捧げていた。魂の座をこじあけられ“虚人”となってしまったセゼナが、無事に儀式を終えられるように。しかし、その祈りもむなしく、セゼナは何者かに魂を奪われてしまう。ディンカはセゼナを抱え、生まれ育った村を飛びだす。そして、精霊にまつわる言いつたえを手がかりに、ギバとリークという二人の仲間とともに、妹の魂を追う旅に出るのだった―。
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精霊がもっと身近な世界。魂のありようも、私たちの世界と違う。死者の魂を呼び込むため「虚ろ人」となった妹を案じる姉。さらに妹の魂が何者かに隠されてしまう。魂を求めての旅路で、多くの人に出会い、助けられる。話が進むにつれて、旅の意味が明かされていく。タイトルだけ見ると怖そうだけど、物...
精霊がもっと身近な世界。魂のありようも、私たちの世界と違う。死者の魂を呼び込むため「虚ろ人」となった妹を案じる姉。さらに妹の魂が何者かに隠されてしまう。魂を求めての旅路で、多くの人に出会い、助けられる。話が進むにつれて、旅の意味が明かされていく。タイトルだけ見ると怖そうだけど、物語の中でどんどん世界が広がっていくのが面白かった。
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どこかで見たような設定・世界観とロールプレイングゲームのような直線的ストーリーで、ファンタジー小説としてのオリジナリティは薄いが、「贖罪と赦し」の物語としては要所を押さえて綺麗にまとめているので読後感は良い。エピソードをもっと追加して大長編ないしシリーズものにできそうなので、こ...
どこかで見たような設定・世界観とロールプレイングゲームのような直線的ストーリーで、ファンタジー小説としてのオリジナリティは薄いが、「贖罪と赦し」の物語としては要所を押さえて綺麗にまとめているので読後感は良い。エピソードをもっと追加して大長編ないしシリーズものにできそうなので、この分量で終えるのは惜しい。
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魂を奪われ「虚人」になった双子の妹セゼナの魂を取り戻すため、旅にでるディンカ。仲間はギバ、リーク。 ファンタジーな世界だけど、わりといつも結構厳しいよね。 そこが良いんだけど。 ギバはいつか報われるかなぁ…笑。
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4人の少年少女たちがそれぞれ、負い目を持ちながらセゼナの魂をかえしてもらうため旅をしながらそれそれが成長してゆく話。全てが終わるとき、なぞが解明しかも、すっきり。沼人呪術師アローラが言った「--。この世の全てはつながっているのだよ。他人事などというなにひとつない。」
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双子の妹セゼナが魂をうばわれた「虚人」になってしまう。 妹の魂を取り戻すため、旅にでるディンカ。 精霊やまじないが存在する世界。 いろんな人に出会い、世界に起きている変事の理由が徐々に説き明かされていく過程は気分爽快!伏線もナイスです。 でも、動けないセゼナを連れて旅をしているか...
双子の妹セゼナが魂をうばわれた「虚人」になってしまう。 妹の魂を取り戻すため、旅にでるディンカ。 精霊やまじないが存在する世界。 いろんな人に出会い、世界に起きている変事の理由が徐々に説き明かされていく過程は気分爽快!伏線もナイスです。 でも、動けないセゼナを連れて旅をしているからか、派手な戦闘シーンというか、魔物退治的なものがあまりなかったり、セゼナを背負ってる重さ?を感じなかったり、ちょっぴりものたりない気も。 ヒロインは、ディンカできまりだけど、この話のヒーローは…リークだよねぇ。 ギバ、活躍の場がディンカとリークにとられちゃってます。でも、それがギバらしいです。(ラストは頑張りました!笑) ギバの想い、ディンカに伝わるといいね…。
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