少しだけ、無理をして生きる の商品レビュー
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あっさりと読めた 初心を持ち続ける:自分に安住せず、自分というものを無にして、人から受信し、吸収しようとする生き方 人は、その性格に合った事件にしか出会わない 想像力、人間性の偉大な観察者(人間通)、他人のアイデアを手早く商品化する 少しだけ無理をして生きることで、やがて大きな実りをもたらしてくれる 自らを計らわず: 自分の利益になるようなことを求めない 蟻であり、トンボであり、人間である セルフ 自分だけの世界 インティマシー 親近性 アチーブメント 達成
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「逆境を生きる」改題、 「少しだけ、無理をして生きる」 改題前の方が解り易い 私の座右の銘 長い物には巻かれろ 寄らば大樹の陰 植木等の生き方をヨシとして生きてきた私には、相当無理をしなけりゃ 本懐を遂げることは叶わないと聞こえる?
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渋沢栄一や広田弘毅、濱口雄幸などの偉人がなぜ活躍できたのかを、エピソードを交えながら描いていてとても勉強になったし面白かった。強い好奇心をもって謙虚に学ぶことや、私利よりも社会のためを思って行動することや、どんな状況でも努力してできることをすること、1人の落ちついた時間を持ってリ...
渋沢栄一や広田弘毅、濱口雄幸などの偉人がなぜ活躍できたのかを、エピソードを交えながら描いていてとても勉強になったし面白かった。強い好奇心をもって謙虚に学ぶことや、私利よりも社会のためを思って行動することや、どんな状況でも努力してできることをすること、1人の落ちついた時間を持ってリラックスしたり自分を高めること、人間関係と自分の時間と、何かを達成することの3つのバランスが大事といったことが印象的だった。 小説も読んでみたい。
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リーダーとはどうあるべきか、を実際のリーダーの生き様に触れながら解いていく。 渋沢栄一、広田弘毅の実話にとても心を打たれた。 城山三郎さんの本は初めて手に取ったが、本書を通して他の作品も読んでみたくなった。
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筆者が作品を書き上げるのに調べたエピソードを軸としたエッセイ集、という感じの本です。 「5.少しだけ、無理して生きる。」の戦争体験の描写は自分の知らない戦争の現実の一面を捉えており、また戦争を経験した世代に通じる組織と個人の関係性の指摘は興味深い内容でした。 あとがきは全編の...
筆者が作品を書き上げるのに調べたエピソードを軸としたエッセイ集、という感じの本です。 「5.少しだけ、無理して生きる。」の戦争体験の描写は自分の知らない戦争の現実の一面を捉えており、また戦争を経験した世代に通じる組織と個人の関係性の指摘は興味深い内容でした。 あとがきは全編のまとめというか、内容をなぞるような不思議な内容でした。
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城山さんの交友関係の広さが伺える本。 以下読書メモ >>> ・魅力のない人とはどういう人か、みなさんの周りを見回しても割に多いんじゃないですか?つまり、型にはまった人ですね。これは魅力がない。周りに大勢いるということは、人間はつい、すぐに型にはまった暮らしをし...
城山さんの交友関係の広さが伺える本。 以下読書メモ >>> ・魅力のない人とはどういう人か、みなさんの周りを見回しても割に多いんじゃないですか?つまり、型にはまった人ですね。これは魅力がない。周りに大勢いるということは、人間はつい、すぐに型にはまった暮らしをしてしまうのです。あるいは、型にはまった人間になってしまうのです。 ・つまり、魅力を作っているのは〈初心〉というものなのですね。仕事に対してだけでなく、生きていく姿勢としての初心、初々しさ、というものはいくつになっても大事なんじゃないか。 ・初心を持ち続けるとは、どういうことでしょう。あるいは、ずっと初々しくあるとはどういうことでしょう。これは、自分に安住せず、自分というものを無にして、人から受信し、吸収しようとする生き方です。 ・そうやって勉強して吸収していくと、当然ながら、ここはちょっとおかしいじゃないか、ってところが出てきます。自分だったらこうしたい、こうすべきじゃないかという意見が生まれてくる。それを今度は、書くのです。建白する。今の言葉で言えば、提案する、企画する。そして、上役に出す。 ・〈少しだけ無理〉というのがいいのです。ごく自然にアイディアやインスピレーションが湧いたから小説を書くー―これは無理していませんね。自然のままの状態です。小説や詩はインスピレーションが湧いてこなければ書けないだるうと思うのですが、夏目漱石の『文学論』を読みますと、作家にとってのインスピレーションというのは人工的インスピレーションだ、とある。つまり、ぽんやり待っていたら何かがパッとひらめいた、じゃなくて、インスピレーションは自分で作り出すものだ。だから、インスピレーションを生み出すように絶えず努力しなくてはならない。自然な状態で待っていてはダメなんです。負荷をかけるというか、無理をしなくてはいけない。けれども、それが大変な無理だったら続きませんよね。作品がダメになってしまう、あるいは体を壊してしまう。 ・自分がいる箱の中に安住してしまってはダメで、自分がその中にいる箱から出ていこうと、チャレンジし続けなくてはならない。むろん、チャレンジしたところで、作家がすぐにいい作品を書けるわけじゃありません。あるいは、いい製品が作れる、いい技術が見つかるわけじゃない。けれども、チャレンジしないでいると、いつまでも箱の中にいることになる。それでは、作家として、あるいは職業人として、伸びない。先行きがない。 ・ドン・キホーテの物語です。ドン・キホーテは、みんなから、狂人だ、変人だ、とばかにされている。そこで、ドン・キホーテが言い返すのです。「たしかに自分は狂っているかもしれない。だけど、自分はあるべき姿を求めているんだ。あるべき姿を求めない人間もまた、狂っているのではないか」この台詞は胸に残りました。人間が生きていくというのは、どこかで、〈あるべき姿を求める〉ことではないでしょうか。それこそ最も人間らしいふるまいなんだ、とドン・キホーテは宣言するのです。 ・「1、初心が魅力をつくる」ではいつも初心を忘れず、今の自分に安住せず、人から受信し吸収しようとする生き方を勧めている。私はその人が成長するかしないかは出会った人や経験から「学ぶ力」があるかどうかが大きいと考えている。「学ぶ力があ る」とは、人から学ぼうという「謙虚さがある」ということである。謙虚さを持っている人はなにごとにも学び自らを鍛えていく。
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とても面白かった。 会社の上司に借りてから、3日で読み終えた。 初心が魅力をつくる 人は、その性格に合った事件にしか出会わない 他にも心に響く言葉はたくさんあったが、特にこの二つは心に残った。 落日燃ゆ、雄気堂々、男子の本懐は必ず読もうと思う。 個人的には、俳句をやってい...
とても面白かった。 会社の上司に借りてから、3日で読み終えた。 初心が魅力をつくる 人は、その性格に合った事件にしか出会わない 他にも心に響く言葉はたくさんあったが、特にこの二つは心に残った。 落日燃ゆ、雄気堂々、男子の本懐は必ず読もうと思う。 個人的には、俳句をやっているので、永田耕衣の評伝「部長の大晩年」は読んでみようと思う。 女性としては、「本当に生きた日」も読んでみたい。
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「落日燃ゆ」で著者のファンになり、手に取った本。 短編のエッセイが、著書のダイジェストのようになっている。著書を読んでいなくても気づきがあり楽しめるが、読んでいて背景が分かるとなお面白い。 個人的には、「人は、その性格に合った事件にしか出会わない」が1番面白かった。自己啓発本に良...
「落日燃ゆ」で著者のファンになり、手に取った本。 短編のエッセイが、著書のダイジェストのようになっている。著書を読んでいなくても気づきがあり楽しめるが、読んでいて背景が分かるとなお面白い。 個人的には、「人は、その性格に合った事件にしか出会わない」が1番面白かった。自己啓発本に良くある、「引き寄せの法則」ようだが、渋沢栄一と喜作の2人を対比させることで納得した。 マネジメントのリーダー論としても使える一冊だと思う。
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本書のタイトルは「少しだけ、無理をして生きる」。少しだけ、気になるタイトルだ。筆者のことを全く知らないこともあり、興味を持って手にとってみた。 内容は、過去の偉人のエピソードを紹介するというもの。新10,000円札にその肖像画が印字される渋沢栄一を始め、様々な人物が登場する。日...
本書のタイトルは「少しだけ、無理をして生きる」。少しだけ、気になるタイトルだ。筆者のことを全く知らないこともあり、興味を持って手にとってみた。 内容は、過去の偉人のエピソードを紹介するというもの。新10,000円札にその肖像画が印字される渋沢栄一を始め、様々な人物が登場する。日本の政治家、アメリカ初の黒人市長、天才棋士…など。筆者の見聞の広さと造詣の深さには感服してしまう。単なる知識を教わっているというより、その時代を生きた人間のみが知る雰囲気までもが感じられるようだった。 彼らの生き様やエピソードを前にして、読者は生き方の示唆を得ることができる。ただし、手取り足取り教わるような感じではない。自分から心を開示して手を伸ばせる読者じゃないと、何かを得ることは難しいかな。 そういう意味では若い人や、読書なれしていない読者にはあまり推奨できないかもしれない。 筆者は「経済小説を一ジャンルに格上げした先駆者のひとり」人物とのこと。ぜひ、他の著作、とりわけ「男子の本懐」は読んでみたいと思わされた。 (書評ブログの方も宜しくお願いします) https://www.everyday-book-reviews.com/entry/%E5%85%88%E4%BA%BA%E3%81%AE%E7%94%9F%E3%81%8D%E6%A7%98%E3%81%AB%E5%AD%A6%E3%81%B6_%E5%B0%91%E3%81%97%E3%81%A0%E3%81%91%E3%80%81%E7%84%A1%E7%90%86%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%A6%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%82%8B_
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城山三郎氏の過去書のレビュー的な意味合いもある。彼が取り上げた人物たちのいいところがサマリー的に載っていて、この本をきっかけに別の本を掘り進めるというのがよさそう。
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