私立小学校のお受験を幸福に導く方法 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
比較的新しいお受験本です。 著者は長男、長女を私立小学校に通わせるパパさんです。 一つのフレームワークとして無理矢理当てはめた感もありますが、しかし著者の言う「5W1H」での受験術は面白かったです。 私が志望校を選択する上でも本書をかなり参考にしました。 Whyーなぜ小学校受験するのか? Whoー誰が、そして誰とお受験に挑むのか? Whereーどこを受験するのか? Whatー何をすればいいのか? Whenーいつやるか?(今でしょ!!笑) How muchーコストは? など整理されて記載されています。 個人的には Where の第三章「志望校選びの手引き」が非常に参考になりました。 大学附属〜中受前提校という横軸と、お受験内容を縦軸に取った分類がなかなか興味深いものでした。 そして、長期的な展望に立った志望校選びという観点で、12年後の大学選びのことにも触れていました。 あと12年もすると、大学は全入時代。特徴の無い私立はつぶれてしまっているかもしれません。 経営赤字の波は大学から高校、中学、そして小学校へと忍び寄ってきます。 母校が無くなってしまうリスクにも言及していました。 また、小学校を選ぶ際は付属の中学校/高校の募集要項も見てみると良いといった意見も。 これは実際に私も実践しています。 目先の小学校だけに目を奪われず、中高大と視野を広く持って選択したいと思いました。
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