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密室殺人ゲーム2.0 の商品レビュー

3.6

119件のお客様レビュー

  1. 5つ

    16

  2. 4つ

    46

  3. 3つ

    44

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    2

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2019/02/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

お話として殺人事件の推理を楽しむ人間からすると、そうそう面白がっていると、行き着く先はここだぞ、というラストはひやりとさせられた。 作品の良さでは最初という驚きもあって「王手飛車取り」の方が上かと。 まだ外伝もあるようなので、記憶新たな内に読みたい。

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2018/11/16

密室殺人好きの5人が復活! 果たして今回はどのようなトリック勝負なのか…? 前回の終わり方が「ええええっ!?」という感じだったので、続編ってどう繋がるのかドキドキだったが、そこはさすが歌野晶午さん。期待を裏切らないストーリー&トリック展開でした。しかし、リアル密室殺人好...

密室殺人好きの5人が復活! 果たして今回はどのようなトリック勝負なのか…? 前回の終わり方が「ええええっ!?」という感じだったので、続編ってどう繋がるのかドキドキだったが、そこはさすが歌野晶午さん。期待を裏切らないストーリー&トリック展開でした。しかし、リアル密室殺人好きな人って多いんだね…。トリッキー度では、前作を凌ぐかもしれません。 読み終えて「あ〜今作も面白かった!」と言っちゃうものの、犯罪理由がコスプレ殺人ゲームだなんて、け、けしからん!と言うことを忘れてはいけません。

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2017/03/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

確かに面白かったんだけど、新・頭狂人の正体と前作キャラの行く末が出てから没入感がガクッと下がった。登場人物の喋り方や彼らの関係性が全部元祖を模したコスプレ演技だったとなると冷めてしまう。トリックも前作より切れ味は数段落ちる。良かったのはカレンダー殺人くらいか。新・頭狂人は元祖に比べるとちょっといけ好かないキャラだけど、新5人の中では一番キャラが立っていた。次は彼らのコスプレじゃない本当の性格が見えるといいんだけど。

Posted byブクログ

2017/02/24

インターネットを通じて互いに推理合戦をする5人。 しかし、推理ゲームを成立させるためには実際に殺人を犯さなければならない。 本末転倒もいいところの展開だが、登場人物たちはいたって真面目に推理を働かせている。 実際に調査に出かけたり、あれこれと試行錯誤しながらも真実に近づいていく。...

インターネットを通じて互いに推理合戦をする5人。 しかし、推理ゲームを成立させるためには実際に殺人を犯さなければならない。 本末転倒もいいところの展開だが、登場人物たちはいたって真面目に推理を働かせている。 実際に調査に出かけたり、あれこれと試行錯誤しながらも真実に近づいていく。 その情熱を他に向けたらもっといいのに・・・とも思うけれど、夢中になれるもの以外には目もくれないタイプは案外多い。 荒唐無稽なストーリーに、少し無理があるトリックだったけれど、意外度は大きかった。

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2016/12/07

「密室殺人ゲーム2.0」 あの殺人ゲームが帰ってきた。 ネット上で繰り広げられる奇妙な推理合戦。5人の参加者は、自称見破れないトリックを証明する為、殺人を繰り返す。彼らは、探偵でありながら殺人者。これは悍ましい殺人サークルのお話。 Q1 次は誰が殺しますか? Q2 密室な...

「密室殺人ゲーム2.0」 あの殺人ゲームが帰ってきた。 ネット上で繰り広げられる奇妙な推理合戦。5人の参加者は、自称見破れないトリックを証明する為、殺人を繰り返す。彼らは、探偵でありながら殺人者。これは悍ましい殺人サークルのお話。 Q1 次は誰が殺しますか? Q2 密室などない Q3 切り裂きジャック三十分の孤独 Q4 相当な悪魔 Q5 三つの門  Q6 密室よ、さらば Q? そして扉が開かれた 王手飛車取りに続く第2弾。前作よりもトリックが練られていて、犯人達の推理合戦と罵り合いもヒートアップしている印象。前作とは違い5人と殺人サークルの正体に迫る展開があることもGood Point。後、てっきり、続編かと思いきや、こういう意味で続編だったという点も効いてます。第3弾はどうなるのだろう。全てが明かされると良いです。 犯人が仕掛けた密室トリックを時に単独で短略的にまた精巧に、はたまた助け合いながら推理して行く探偵と言う構図は変わらないながら、前述に記した様に、犯行自体は難易度が上がっているよう。イカレ具合も相当きてます。最後のトリックは、大掛かりでどんでん返し感がありました。動機もそれっぽいですし。 個人的には色々突っ込みポイントが多々ありました。とはいえ、トリックに対してよりも登場人物の描写についてですが。例えば、ザンギャの恋人を殺すなんてみたいな発言、これってザンギャっぽくないとか「Q4 相当な悪魔」では、”片目が隠れてしまうほど前髪を伸ばし、橙色の洒落たフレームの眼鏡を掛けている”男がイケメン扱いになってます。おいおい待てよ、どこがイケメンやねんと!ありえない。 とちらほら謎の表現があったりで、こ

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2016/10/24

3作目まで読んでから きちんとレビューしますが… 残虐なシーンは馴染めない。。。 しかし根底に救いのあるテーマにも 今作では触れられた。

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2016/04/24

殺人ゲームに興じる、4人の殺人犯ががえって来たという設定。個人的には、前作のほうがおもしろかったかなぁという感想。

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2016/03/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

厚い!と思ったけど全然厚みを感じなかったのは軽快な会話文で構成されているかたでしょうか。 前作同様ハウダニットで展開されるミステリです。 前作とどう繋がってくるのか、ドキドキしながら読みましたが「そうくるか」でした。 でもまぁ、「そうなるよね」みたいな感じです。笑 相変わらず1冊で何個も推理が楽しめる上にひとつひとつのクオリティが高いです。お腹いっぱいになります。 でも個人的に前作程では無かったですね。 まので★3つで。 続編(番外編?)は気が向いたら読んでみますが、とりあえず後回しにします。

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2016/03/06

このシリーズは歌野氏にしか書けないと思う。 歌野ワールドを知る人とそうでない人では読み方がかなり違ってくるはずで、解説を書いた人のような絶賛から不謹慎ととる人まで感想も幅広いだろう。自分は歌野マニアではありませんがやや前者寄りであり、万人受けを狙わない姿勢に共感がもてます。

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2016/07/26

歌野昌午作品はじめてでした。前作あるの知らずいきなりこれいっちゃいましたが、すごいこと考えるな~。本当にありそうで怖い・・・久々の"厚い本"(笑)で最初気後れしたけど、読み始めたらあっという間でした。

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