臨床哲学講義 の商品レビュー
木村敏先生の中ではこれが読みやすいかな。精神科医の”たしなみ”として、あいだ論やビオスとゾーエーは知っておいて良いでしょう。
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精神病理学の巨頭・木村敏先生が行った、一般聴衆向け講演をまとめたもの。難しい言葉、事柄を分かりやすく平易に説明してくれており、木村先生の統合失調症、うつ病論を理解するための入門には格好の書籍だと思います。 DSMによる操作的診断基準による症状の羅列だけの診断に対して、その症状の...
精神病理学の巨頭・木村敏先生が行った、一般聴衆向け講演をまとめたもの。難しい言葉、事柄を分かりやすく平易に説明してくれており、木村先生の統合失調症、うつ病論を理解するための入門には格好の書籍だと思います。 DSMによる操作的診断基準による症状の羅列だけの診断に対して、その症状の向こう側にあり、さらに生化学的な説明を超えた根本的な作用は一体何なのか、についての考察は迫力があります。
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おもしろかった。 人間科学やグループ・ダイナミックスの着想とすごく相性が良いように感じた。もちろん現象学も。 非常に文体が口語的でわかり易かったのも特徴だと思う。
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