ロスト・シング の商品レビュー
1番大好きな絵本。 すごく大人向けの絵本。 大切なものを思い出させてくれる。絵本って子供のものじゃないってすごく衝撃を与えてくれた
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・表紙見返しを読んでぼくは悔しがった。世の中の無意味なものってなんだろうと考えた。こんなボトルの王冠なら集めたい。集めたものを集めたままにしておくとゴミになってしまうが、作品にすると残る。 ・パラソルに見えるそれはウニの殻じゃないかと疑った。人は知っている事が違えば、景色も違って...
・表紙見返しを読んでぼくは悔しがった。世の中の無意味なものってなんだろうと考えた。こんなボトルの王冠なら集めたい。集めたものを集めたままにしておくとゴミになってしまうが、作品にすると残る。 ・パラソルに見えるそれはウニの殻じゃないかと疑った。人は知っている事が違えば、景色も違って見えるだろうと思っている。 ・シンプソンズかと思ったけど全然違った。ちょっと安易だったと反省した。そして、フラミンゴは再び捕獲されたらしい。 ・やっぱりコラージュが良すぎた。機械工学や数学のテキストは本物らしかった。 ・国家 ハンパ・ガラクタ管理局にふふっとなった。プペル的な何かもあった。「見えないものは、無かったもの。」そうだね。 ・あ、(遠い町から来た話の)あのスケッチのやつだ。 春のショーン・タン祭りは永遠に続くかと思われた。
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月イチ絵本。 明日ショーンタン展を見に行くので読む。 うむ。 わからん。 まったくわからん。 読みづらい。 しかし楽しい。 そしてさみしい。 何だろうねこのゾワゾワする感じ。 日々忙しいと見逃してしまう何か。 仕事で忙しい。 休むのに忙しい。 寝るのに忙しい。 SNSを見るのに忙...
月イチ絵本。 明日ショーンタン展を見に行くので読む。 うむ。 わからん。 まったくわからん。 読みづらい。 しかし楽しい。 そしてさみしい。 何だろうねこのゾワゾワする感じ。 日々忙しいと見逃してしまう何か。 仕事で忙しい。 休むのに忙しい。 寝るのに忙しい。 SNSを見るのに忙しい。 ボーッとするのに忙しい。 スマホをいじるのに忙しい。 常に何かに忙しい我々には見えない何か。 迷子なのは僕自身なのかもしれない。 誰にも見つけてもらえない迷子。 いつか居場所が見つかるのだろうか?
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訳者あとがき~ 夏のある日、少年が海辺で迷子の変てこな生き物をみつける 大きくて赤くて、だるまストーブとヤドカリとタコが合わさったような奇妙な生き物 灰色の殺風景な街の中でひどく目立つのに、なぜか誰もその存在に気づかず!関心も示さない。 みんな他にやることがあって忙しいから ...
訳者あとがき~ 夏のある日、少年が海辺で迷子の変てこな生き物をみつける 大きくて赤くて、だるまストーブとヤドカリとタコが合わさったような奇妙な生き物 灰色の殺風景な街の中でひどく目立つのに、なぜか誰もその存在に気づかず!関心も示さない。 みんな他にやることがあって忙しいから 奇妙な迷子は、理由も意味もなく、「ただそこにいる」もの、分類不能なもの、社会の決まりごとからはみ出してしまった、よるべないもの でも可哀想とか暗い気持ちにはならないおはなし 迷子の子も変てこだけど可愛い
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「アライバル」が自分のいる世界から別の世界へ飛び込んで行く者の話なのに対して、こちらは自分の世界に異質のモノが現れる話になっている(こちらの方が発売は先だけど)。メッセージ一色で終わらせることなく所々にユーモアがたっぷりで、じっくり楽しめる。
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この夏(2019)のショーン・タンの企画展@ちひろ美術館、東京で知ったもの。 会場では、このアニメーション版が流れていた。 基本的な流れは同じだけど、映像版とは微妙に差がある。クライマックスのシーンは、見開きページだけで終わらせた絵本Ver.より、様々なキャラクターを動きを交えて個々に見せた映像Ver.のほうが楽しいか。 いずれせよ、大切な気持ちを思い出させてくれる。 ロシト・シング(遺失物)、それは、我々が失くしてしまった大事な「心」のことなのかもしれない。
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ショーン・タンの絵本第一作。シンプルな構成の中、随所に散りばめられた遊び心が楽しいグラフィカルな絵本。 裏表紙の手紙も、度々挿入される洗脳的な国家管理局の広告も面白いけれど、見返しの読者へのメッセージが特に良かった。実用的なものを忌避し、自由さや無垢さ、簡単には分類できない“ちょっと周囲から浮いたように見えるもの”にこそ価値を見出すスタンスが、本編からだけでなく見返しにまでユーモアの形を取ってこぼれてくるのにはニヤッとさせられる。 作者自身による本作の短編アニメーション化は、アカデミー賞を受賞しているとのこと。未見なのでまた観てみたいと思う。
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どこにも居場所のない奇妙な赤ん坊 その気になって探せば、気がつけるような場所が、私にもあるのかな。 原著も読みたいし、DVDボックスも欲しい。
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ちょっと気持ちの悪いところもあるけれど、ショーン・タンの絵は素敵すぎる。何気ない表情、風景のようでありながら、見れば見るほどメッセージが詰まっているよう。気のせいだよ、と言われそうだけど。どれだけの労力、時間を費やして、この一つの作品を仕上げたのだろう。訳者あとがきも良かった。
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教訓はないと断っているが、深読みしたくなる本。世界観がある。迷子。見えなくさせられている存在。注意深く助ける人。迷子だけの場所。
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