少年は残酷な弓を射る(上) の商品レビュー
映画がティルダとエズラミラーで観たらごくよかった。原作見つけて、表紙もどんぴしゃで、原作も最高だった。原作の方がわかりやすくていい。
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図書館で。 重そうな話なので(プリズンブッククラブだったかで紹介されていたので簡単な内容は知っていた)借りたものの放置していたのをようやく手に取り、そして断念。今読みたい気分ではなかった… ノンフィクじゃなくてフィクションだったんですね。 とりあえず主人公の女性のエゴが強すぎて...
図書館で。 重そうな話なので(プリズンブッククラブだったかで紹介されていたので簡単な内容は知っていた)借りたものの放置していたのをようやく手に取り、そして断念。今読みたい気分ではなかった… ノンフィクじゃなくてフィクションだったんですね。 とりあえず主人公の女性のエゴが強すぎて、読んでいてしんどい。子供が出来て母親が子供にかまけすぎて嫉妬する父親という図は聞いたことあるけど反対って珍しいような。3ヶ月出張に行って帰ってきた途端、ダンナに息子ばかり構っていないで自分に注目してってのは…ちょっと精神的に幼すぎる気が。まずは動物でも飼ってみればよかったんじゃ無いかなぁ?生活に変化を求めたいだけならば。 確かに動物も子供もこちらが思ったような反応は返してくれないし、可愛いだけじゃないし憎ったらしい時やもうホントこいつどうしてやろう?って時もあるけれども、可愛いし楽しいし面白いってのも同時にあると思うんだけどなぁ。自分の子を愛せない、憎いという文章はフィクションとわかっていても読んでいて辛いものがあるなぁ…と断念しました。
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家族という呪い。「しなければならない」という宣言は、それを当然に受け止められない人を蝕む。 それが一般で、広汎で当前であればあるほど、呪いは解くことが難しくなる。だから家族の呪いはこの現代でも最も強く、おそろしい。そういう話。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ネットで見かけて。 残酷な物語、ということで読み始めたけど、 何が残酷なのか最後までわからなかった。 もちろん、 逃げ場のない体育館で失血死させるという殺し方、 学校による表彰の準備をかたって呼び出したこと、 父も妹も殺し母だけを残したこと、 妹の眼を酸で焼いたこと、 それらはとても酷いことだが、 それだけでは「100万人が旋律した!」とは思えなかった。 (下巻へ続く)
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エヴァの手記(手紙)という、一人称によるストーリー展開。また、その中で「現在のこと」と「過去のこと」が並行して進められている。 正直、読みにくい。 エヴァの自分勝手な偏見や思いの吐露を読んでいると、嫁さんの小言を聞いているようなwww. ただ、読み進めていくうちに、ただエヴァ...
エヴァの手記(手紙)という、一人称によるストーリー展開。また、その中で「現在のこと」と「過去のこと」が並行して進められている。 正直、読みにくい。 エヴァの自分勝手な偏見や思いの吐露を読んでいると、嫁さんの小言を聞いているようなwww. ただ、読み進めていくうちに、ただエヴァの愚痴や暴露を見ているだけでなく「女性」が思うような気持ち(内側からの叫び)を垣間見ているような感じがした。 スクールシューティングという極端なストーリーではあるものの、エヴァの心境は決して遠いお話ではなく、案外身近なものなのかなと思わせられる。 気軽な気持ちで読んでいた自分も、途中から真剣に読まざるを得ない気持ちにさせられた。 「女性に読んで貰いたい」とレビューする人が多いけど、男性にも読んで頂きたいと思う。 (今のところは。)
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エヴァからの視点だけなのでもやもやする。 でも、エヴァだけが悪いとは思わないかな。 夫側もちょっと理想主義過ぎる気がする。 ただケヴィンみたいな子共だと、 どんな親でも無理かもしれない。 何だかんだで下巻に期待。
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読んでて頭痛くなってくる話。気味が悪いけど先を読みたくなってしまう。表紙の諏訪敦さんの絵もこの本の魅力と不気味でけだるい雰囲気を匂わせていて素敵です。
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殺人犯した息子について、母親が過去に起こった出来事を回想しながら、亭主にしたためた手紙として語られている。 とにかく、大抵の人なら同族嫌悪を発揮してずぶずぶとヘドロの中でどぶさらいをするような嫌悪感をいだきながら読める。 とにかく、書き手が凄い、こんな考え無しでかACじゃないの...
殺人犯した息子について、母親が過去に起こった出来事を回想しながら、亭主にしたためた手紙として語られている。 とにかく、大抵の人なら同族嫌悪を発揮してずぶずぶとヘドロの中でどぶさらいをするような嫌悪感をいだきながら読める。 とにかく、書き手が凄い、こんな考え無しでかACじゃないの?と感じる母親が可哀想と錯覚しちゃうくらい、息子と亭主が酷いやつに感じる(実際はどっちもどっちなんだけど) こんな展開で下はどう結ぶのか興味がある反面またどぶさらいかぁと思うとしりごんでしまう。
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母になりたく無い人が自分の為に子供を作ったらこう成った、最悪編。 題材は好き、文章はザ海外! 超翻訳!とか無かったっけ? 昔読んだシドニーシェルダンとかは、面白かったのになー
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「お腹を痛めて産んだ子なら可愛いと思うはず」とか、女性には母性が備わっている、なんていうのは嘘で、自分に懐かない、悪意ばかりをぶつけてくる子を可愛いと思うのは難しい。 エヴァが子どもを持とうと思った動機は、不純なものであったかも知れないけれど、世の中の母親がすべて、崇高な意思で...
「お腹を痛めて産んだ子なら可愛いと思うはず」とか、女性には母性が備わっている、なんていうのは嘘で、自分に懐かない、悪意ばかりをぶつけてくる子を可愛いと思うのは難しい。 エヴァが子どもを持とうと思った動機は、不純なものであったかも知れないけれど、世の中の母親がすべて、崇高な意思で子供を持ったのかと問われれば、それはイエスとは言い難いのではないだろうか。 ケヴィンは生まれてすぐから、育てにくい子だった。 おっぱいを飲もうとしない。ミルクを飲ませても、エヴァが飲ませると飲まないのに、夫フランクリンが飲ませた時だけ飲む。 エヴァはそれでも、彼女なりにケヴィンを頑張って育てた。 愛情を持てなかったとしても、愛情を持って育てる事が出来なくても、少なくとも食事を与え、おむつを取り替えた。 子供って、生まれた瞬間から可愛い訳では無くて、育てているうちに可愛いと思えるようになるものなんだ。 もちろん、生まれた瞬間から可愛いと思える子供もいるけれど、可愛いと思う気持ちって、子供が手をきゅっと握ってくれたり、笑ってくれたり、「ママ」と呼んでくれたり、そういう仕草やなんやから少しづつ育っていく。 だけど、ケヴィンは可愛くない子供だった。 エヴァの夫フランクリンにとっては可愛い子供だったかも知れないけれど、少なくともエヴァに対してはいつも悪意、敵意を見せるような子供だった。 そんな子供をどうやって愛する事ができると言うんだろう。
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