裏閻魔(3) の商品レビュー
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シリーズ完結編。 もう涙を流しながら読んでいたわ。不老不死って憧れがあるのかもしれないけど、この本を読むと、こんなにも切ないものなのかと・・・。 でも、続編が3冊も出たのに、最後まで読み応えあるのって、久しぶりだわ。おもしろかった!
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1巻を面白く読み、2巻では若干のじれったさを感じつつ、いったいどう決着をつけるのかと思ってましたが、なるほど。この作品ならではの「裏技」に頼ってしまった感もありますが、キレイに収束した感じです。 とにかくキャラクターが魅力的なシリーズでした。メディアミックスに期待。
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最後の短い時間だったけど、閻魔と奈津が幸せに暮らせてよかったと思う。 一時はどうなることかと・・・。 研究所から脱出した後の閻魔と夜叉のその後が気になる。
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最初の奈津の手紙で泣いてしまいました 自分でもビックリ 閻魔が何年生きていても閻魔のままでいてくれるのが 夜叉には救いだったと思う 夜叉も悪い人じゃない 奈津に再会できて本当に良かった 老いず死なず 権力者は不老不死を求めるけど、大切な人たちを見送らなければならないのは多分とて...
最初の奈津の手紙で泣いてしまいました 自分でもビックリ 閻魔が何年生きていても閻魔のままでいてくれるのが 夜叉には救いだったと思う 夜叉も悪い人じゃない 奈津に再会できて本当に良かった 老いず死なず 権力者は不老不死を求めるけど、大切な人たちを見送らなければならないのは多分とても辛いことだろうと思う 権力を持つとそんな簡単な事も分からなくなってしまう どうしてなんだろう
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とても読みやすく、綺麗な終わり方で読量感が良かった。 本を閉じた時、閻魔と夜叉コンビの番外編が出ないものかしら?と そんな風に思ってしまうくらいシリーズ完結が残念に思いました。
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裏閻魔シリーズラストの第3巻。主人公二人の100年近くに渡るロマンスに重きを置いた展開だが、第2巻のうだうだ感は無く、結構いける仕上がり。面白く読めた。 不足を感じていたアクション、鬼の存在感も上手く盛り込めている。しかしながら、ラスト近くの研究所でのアクションシーンはやや盛り上...
裏閻魔シリーズラストの第3巻。主人公二人の100年近くに渡るロマンスに重きを置いた展開だが、第2巻のうだうだ感は無く、結構いける仕上がり。面白く読めた。 不足を感じていたアクション、鬼の存在感も上手く盛り込めている。しかしながら、ラスト近くの研究所でのアクションシーンはやや盛り上がりに欠ける。まあ、これもありなんだけど…。
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中村ふみ著『裏閻魔3』読了。 奈津は心情を手紙に綴る…ぐっと堪えて、 あの世まで持っていくような強い明治魂 を感じた。読後感は非常に良く完結編ま で見守っていて良かったと…安堵した。 江戸~ビートルズそして渋谷の現代まで 歴史観に酔いしれ、感情移入し非常に楽 しめた作品です。 ...
中村ふみ著『裏閻魔3』読了。 奈津は心情を手紙に綴る…ぐっと堪えて、 あの世まで持っていくような強い明治魂 を感じた。読後感は非常に良く完結編ま で見守っていて良かったと…安堵した。 江戸~ビートルズそして渋谷の現代まで 歴史観に酔いしれ、感情移入し非常に楽 しめた作品です。 アニメ化も良いですが、映像化すれば、 楽しめると思います。 そして、渋谷の現代から様々な出来事に 閻魔が関っていくスピンオフ作品が、読 みたいなぁと…作者様へ伝えたいなぁ。 志信と捨猫の今後も気になるので…
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永遠の愛の物語ですか。 奈津とあえ、夫婦としてのひと時を過ごせてよかった。 永遠の生はやはり必要ないのでしょう。長く生きていればつらいことも多いのですから。
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不死をめぐる物語。 幕末の動乱から現代までの話。 色々な伏線とどんでん返しと飽きさせない。 また最初から読み直して閻魔と奈津の物語を追いかけたくなりました。
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シリーズ完結作。 刺青を通じて人に「鬼」を込めることのできる彫師、閻魔は、師匠から「死なず老いず」の鬼を込められて百年以上の時を若者の姿で生きていた。 閻魔が変わらぬ姿で時を過ごす中、数少ない彼の大切な人々も老いていく。縁あって引き取って、初めは「妹」として接した少女・奈津も閻魔...
シリーズ完結作。 刺青を通じて人に「鬼」を込めることのできる彫師、閻魔は、師匠から「死なず老いず」の鬼を込められて百年以上の時を若者の姿で生きていた。 閻魔が変わらぬ姿で時を過ごす中、数少ない彼の大切な人々も老いていく。縁あって引き取って、初めは「妹」として接した少女・奈津も閻魔の年をとうに越え、これ以上老いていく姿を晒したくないと閻魔の前から姿を消してかなりの年月が経っていた。 己が奈津に抱く気持ちを自覚し、覚悟を決めた閻魔は奈津を探すが・・・? というような話。 メインは奈津をめぐる話だが、ただひとりの死なず老いずの同類にして兄弟子・夜叉との関係の決着もこの巻でつく。 100年以上も生きている割にはどこか純粋で不器用な主人公は、自分が死なず老いずの身であることから、人との関わりを可能な限り避けて生きてきたが、ようやくそれらと向き合うことになる。その過程で今までかかわりを持ち続けた数少ない人たちの助けを得るのが何だかいい感じだった。 奈津については全く予想しない驚きの展開になっていてびっくりした。 そして幕末から始まった物語がラストで現代まで追いついたのにもびっくりした。 不死者モノってこういう終わり方多い気がするけど、割と好き。
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