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英雄の書(上) の商品レビュー

3.5

179件のお客様レビュー

  1. 5つ

    22

  2. 4つ

    56

  3. 3つ

    56

  4. 2つ

    17

  5. 1つ

    2

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2020/05/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ブレイブストーリーほど序章が冗長ではなく、でも丁寧に書かれているので読みやすい。 物語という一つの概念が世界をなしているって設定は面白いなと思った。この設定からなら、いくらでも話が広げられそう。

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2019/02/24

再読 あー、こういうお話しだった。 しんどいんだ。 宮部さんの作品の少年少女達はとっても強いし、ある意味大人では立ち向かっていくものがとてつもなくハードすぎる困難に向かって行く。 下巻、ユーリにおいてかれないように頑張ろう。

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2018/10/09

長い序章という感じ。 無名の地から戻って来てからだんだんと盛り上がってきて、後半に期待させられる展開。 ユーリと大樹は会えるのかなー

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2018/06/16

友理子の大好きなお兄ちゃん、森崎大樹が同級生を殺傷して失踪した。大樹が人を殺したなんてとても信じられずにいた友理子は、兄の部屋で不思議な声を聞く。その声は、大樹が大叔父の別荘から持ち出した赤い本から発せられていたのだ。 本から兄が「エルムの書」に触れたために「英雄」に取り憑かれた...

友理子の大好きなお兄ちゃん、森崎大樹が同級生を殺傷して失踪した。大樹が人を殺したなんてとても信じられずにいた友理子は、兄の部屋で不思議な声を聞く。その声は、大樹が大叔父の別荘から持ち出した赤い本から発せられていたのだ。 本から兄が「エルムの書」に触れたために「英雄」に取り憑かれたと聞かされた友理子は兄を救いたい一心で、「無名の地」へと飛び立つ。 2018年6月15日読了。 宮部さんの作品は時代小説とミステリーをメインに読んでいて、ファンタジーは滅多に読まないのですが、『悲嘆の門』を読んでしまったら、ユーリの物語も知りたくなってしまいました。 本が語りかけてくるというのにワクワクしましたが、彼らが語る言葉はとても重くて、難しい世界。理詰めで考えてしまうからこんがらがってしまうのかな? 終盤になってかなり世界観に慣れてきたので、下巻はもう少し楽しめると思います。

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2018/01/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

主人公は小学生の少女。兄が殺人事件を起こし、失踪してしまう。あることをきっかけに兄の事件を唆した存在を知り、兄を捜す旅に出る。 宮部みゆきさんの作品としてはブレイブストーリーのような異世界物に分類されるかと思います。 上巻 兄の事件 兄に犯罪を唆した存在を知る 魔法少女となる 無名の地 兄の事件の背景 下巻 敵の襲撃 ヘイトランドヘ 魔王の体を探すため、王都へ こんな感じ。 全体として、長編の一部になるようで、読み終わっても謎が残っており、魔王を退治も出来ない。後書きによると、続編は主人公も替わるらしく、スターウォーズのような構成になるのでしょうか? 評価は2としますが、これは私の年齢や期待する話の長さやテンポ、読後感などから来る物だと思います。何年でも続編を待てる学生さん、主人公達と同世代の小学生、中学生に向けた本かもしれません。 個人的にはもう少し主人公の年齢設定を上げても良かったのではないかと感じました。難しい言葉を話し、理解し、長く旅をしたりしますので。

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2017/08/06

森崎友理子の兄・大樹はクラスメートをナイフで刺して死傷させる事件を起こし、失踪する。 兄を探して友理子は「輪」の外側の世界へ旅に出る。 異界と現実世界を跨いだ作風など、作者の作品としては、ブレイブ・ストーリーの系譜を踏襲するジュブナイル・ファンタジーです。 コンセプトは好きだが、...

森崎友理子の兄・大樹はクラスメートをナイフで刺して死傷させる事件を起こし、失踪する。 兄を探して友理子は「輪」の外側の世界へ旅に出る。 異界と現実世界を跨いだ作風など、作者の作品としては、ブレイブ・ストーリーの系譜を踏襲するジュブナイル・ファンタジーです。 コンセプトは好きだが、イメージの湧きにくい世界観で物語が展開されるため、たまに置いてけぼりにされる感があります。

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2017/06/11

発想が面白い。 物語の世界と現実の世界が入り混じる冒険譚。 結構よくあるタイプの話だけれども ついつい読んでしまいます。

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2017/06/01

悲嘆の門を先に読んだので、気になって読んでみました。 ユーリが旅立つまでが長いです。 そこが苦痛かワクワクかに別れると思いますが、宮部さんの大ファンの私は全く苦痛にならずに読めました。 世界が大き過ぎて建物の一部が全く想像できず。 アニメっぽいファンタジーだなと思いました。 下巻...

悲嘆の門を先に読んだので、気になって読んでみました。 ユーリが旅立つまでが長いです。 そこが苦痛かワクワクかに別れると思いますが、宮部さんの大ファンの私は全く苦痛にならずに読めました。 世界が大き過ぎて建物の一部が全く想像できず。 アニメっぽいファンタジーだなと思いました。 下巻を読みます。

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2016/12/11

森崎友理子は小学五年生。ある日、中学生の兄・大樹が同級生を殺傷し、失踪するという事件が起きた。兄の身を心配する妹は、彼の部屋で不思議な声を聞く。「ヒロキは『エルムの書』に触れたため、“英雄”に憑かれてしまった」。大叔父の別荘から彼が持ち出した赤い本がそう囁いていた。友理子は兄を救...

森崎友理子は小学五年生。ある日、中学生の兄・大樹が同級生を殺傷し、失踪するという事件が起きた。兄の身を心配する妹は、彼の部屋で不思議な声を聞く。「ヒロキは『エルムの書』に触れたため、“英雄”に憑かれてしまった」。大叔父の別荘から彼が持ち出した赤い本がそう囁いていた。友理子は兄を救い出すべくたった一人で、英雄が封印されていた“無名の地”へと果敢に旅立った。

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2016/12/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最初のページですぐに気づいた 「何か知っている世界観だな」 悲嘆の門の世界観 悲嘆の門のスピンオフ作品かと思ったが、世に出された時間軸から考えるとこちらの方が先だった 悲嘆の門でところどころに登場した「狼」のユーリ 彼女が「狼」になるまでの過程のストーリー 。。。なのだと思う 上巻ではまだ「狼」として本格的に活動している感じではないので詳細は分からない ストーリー ユーリの実の兄が学校で殺人事件を起こして疾走してしまう とても優秀で問題行動など起こした事が無い兄がそういった行動を起こした事にユーリは衝撃を受け、何故そういう事になったのかを明らかにしようとする 上巻では、書物との出会い、別世界での咎人との出会い、兄の疾走原因を知っている女の子との出会い等が描かれており、そこから徐々に兄に何が起こっていたのかが分かってくる 上巻の終わり方は早く下巻を読みたくなり秀逸 悲嘆の門で兄が最終的にどうなったか書かれているので、結論が分かっている感はあるが。。。

Posted byブクログ