花のさくら通り の商品レビュー
広告代理店「ユニバーサル広告社」は 業績が悪くなり はなやかな都内の事務所から 東京の外れに移転する そこは少し寂れた商店街にある 和菓子屋の2階 “さくら通り”という シャッター通り目前の商店街の再生をかけ 広告代理店のクリエーター杉山と 和菓子屋の若旦那たちが 商店街の再生...
広告代理店「ユニバーサル広告社」は 業績が悪くなり はなやかな都内の事務所から 東京の外れに移転する そこは少し寂れた商店街にある 和菓子屋の2階 “さくら通り”という シャッター通り目前の商店街の再生をかけ 広告代理店のクリエーター杉山と 和菓子屋の若旦那たちが 商店街の再生に挑む物語 お寺の息子と、教会の娘の恋や 保守派の長老達との戦いなど 前例がないという理由に負けないで~と思う 頑張れ地元
Posted by
大好きなユニバーサル広告シリーズ第三弾で、『神様からひと言』の『珠川食品』を彷彿させるダメダメな商店会の面々に序盤から私の期待値は上昇しまくり、だったのですが・・・・・・、上記作品が大好きなだけに可笑しさも爽快感もちょっと物足りないものを感じてしまう。
Posted by
結構な厚さの本だけど、入り込んだらすぐに完読できるくらい面白い。 シャッター通りまであと一歩となった寂れた商店街の再生プロジェクトを請け負ったのは、和菓子屋の二階に移転してきたばかりの超零細&倒産寸前の広告制作会社だった・・・この町に未来はあるのか?(本の帯より)
Posted by
いいー感じ まー色々な人たちのお話が絡んできます 愛すべき面々であります 初々しい若い男女の恋愛 老婦人の切ない思い出 今は亡き妻への想い 父と娘の文通 若い経営者と古株の経営者の確執 そして、寂れた商店街 色々な性格や考え方や立場の人間がいて だけれども一人では何もできな...
いいー感じ まー色々な人たちのお話が絡んできます 愛すべき面々であります 初々しい若い男女の恋愛 老婦人の切ない思い出 今は亡き妻への想い 父と娘の文通 若い経営者と古株の経営者の確執 そして、寂れた商店街 色々な性格や考え方や立場の人間がいて だけれども一人では何もできなくて 共鳴したり、反発したり 一筋縄ではいかない人生ではあるけれど 道は開ける 仲間がいれば http://momokeita.blog.fc2.com/blog-entry-203.htmlより
Posted by
久々の荻原浩氏の作品。 読後感のさわやかな1冊です。 小さな、シャッター商店街になりそうな「さくら通り商店街」に引っ越してきたユニバーサル広告社。 杉山たちは、商店街を変えていきます。商店街の人たちの気持ちを。 ほのぼのしたいい感じです、最後までどうなるのかな?と思っていた...
久々の荻原浩氏の作品。 読後感のさわやかな1冊です。 小さな、シャッター商店街になりそうな「さくら通り商店街」に引っ越してきたユニバーサル広告社。 杉山たちは、商店街を変えていきます。商店街の人たちの気持ちを。 ほのぼのしたいい感じです、最後までどうなるのかな?と思っていた娘との再会もとってもほのぼの。 あったかい気持ちになる1冊です。 大した事件があるわけでもないのに、登場人物がそれぞれ魅力的に生き生きと描かれているとこや、話をぐんぐん読み進めたくなるおもしろさは、さすがだと思います。
Posted by
シリーズ物だとは知らなかった。だから、広告社の面々のキャラがぶれてないんだなと納得。安心して読み進められる展開が気持ちよかった。ただ、桜通りの登場人物の数が多くて覚えられなくって…
Posted by
起こりがちな日常を描くことに関してはピカイチだなぁと思う。 うんうんとうなずける場面ばかりでした。 読んでいてすごく楽しかった。 文句なしの★★★★★です。
Posted by
「オロロ畑でつかまえて」「なかよし小鳩組」に続くシリーズ第3弾。あんまり間が空いたから、荻原さん、ユニバーサル広告会社の話はもう書かないんだと思ってましたよ。(*^_^*) たった4人の零細広告会社ユニバーサルは、とうとうにっちもさっちも経営が行き詰まって都落ちです。なん...
「オロロ畑でつかまえて」「なかよし小鳩組」に続くシリーズ第3弾。あんまり間が空いたから、荻原さん、ユニバーサル広告会社の話はもう書かないんだと思ってましたよ。(*^_^*) たった4人の零細広告会社ユニバーサルは、とうとうにっちもさっちも経営が行き詰まって都落ちです。なんと、地方の裏さびれたさくら通り商店街の中、和菓子屋の二階に間借り、というこれ以上はないのでは?という逆境の中、主人公・杉山(バツイチ、別れた妻との間に幼い娘がいて、その娘からのたどたどしい手紙が物語の優しいアクセントになっていた。)、緩めながらも仕事を獲得し、また、その商店街の再生に大きな力となる、という・・・。(*^_^*) 荻原さんお得意の迷惑キャラは時に鼻について仕方ない時もあるのだけど、今回は、ギリギリオッケー。(ゴメン、偉そうですね、私) 商店街のどうしようもないお偉方やその廻りにわけもわからずくっついている人たち。 客が来ないのは自分たちのせいではなくて、全て時代や環境が悪いから。 シャッター通りになったって、相続税を考えると転売はしないでそのままの方がいい、 なんでも昔からのしきたりが優先で、新参者、よそ者は黙ってろ、という、いわゆる旧弊な考え方が挟み込まれるのだけど、杉山がそれを気に病みすぎることなく、プレゼンで鍛えた「口」を頼りに現状打破に力を発揮するところが痛快だった。(*^_^*) 人はこう言えばこう思う。ちょっと角度を変えた言い方をすれば、通らないものも通る、なんて面白いよね。 商売よりも、何よりも、小さな商店街でボスでいることに価値観を見出す年寄りたち。 加えて、人に威張りたい=人に自分の哲学を語りたい、ということ、という看破には、うんうん、わかるなぁ、と。 ユニバーサル広告会社の個性的な面々も、そんなに突飛すぎない範囲で面白く描かれていたと思うし、(とんがりすぎだったり、能天気すぎるとそれはそれで面白くないんだもの)みんな、好きだなぁと思えたし(ここが一番大事だったりする。(*^_^*))。 さくら通りの“CM”は、そっか、そうくるか、という展開で、また、杉山の娘の話も、うん、そうなるだろうね、というところでの優しい着地点が用意されていた。 ユニバーサルはこの地から抜け出すのか、このままここで骨を埋めるのか。 西部劇のように、颯爽と新しい地に去って行ってほしい気がするけどどうなんだろうね。(*^_^*)
Posted by
〈内容〉シャッター通りまであと一歩。さびれた商店街の再生プロジェクトを請け負ったのは、和菓子屋の2階に移転してきたばかりの超零細&倒産寸前の広告制作会社だった…。『オロロ畑でつかまえて』『なかよし小鳩組』に続くユニバーサル広告社シリーズ、待望の第3弾。
Posted by
シリーズ物とは知らずいきなり3弾を手に取ってしまったが 特に問題もなくサクサク読めた。 すぐに入り込めて楽しかったのだけど あれもこれもとごちゃごちゃし過ぎな感じで長く感じた。 ラストのところでやられてしまった、ジ~ン。 読後感は極めて良い。
Posted by