花のさくら通り の商品レビュー
2月-6。4.0点。 ユニバーサル広告第三弾。オフィス移転し、 移転先の古い商店街。祭りやCMを企画していく。 安定した面白さ。ホロリとこさせたり、笑わせたり。 相変わらずの上手さ。 次作も期待できる。
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やや落ちぶれた感のある広告会社が都落ちしてきたのは、これまたややさびしくなりつつある商店街の一角。 古参の商店主が仕切る中、新しい店主たちとは上手くいかず、しかも例年同じ惰性の祭りを続けるようなところ。 最初はかみ合わないそれぞれの店主が、知恵を出し合い、何とかして自分たちの商店...
やや落ちぶれた感のある広告会社が都落ちしてきたのは、これまたややさびしくなりつつある商店街の一角。 古参の商店主が仕切る中、新しい店主たちとは上手くいかず、しかも例年同じ惰性の祭りを続けるようなところ。 最初はかみ合わないそれぞれの店主が、知恵を出し合い、何とかして自分たちの商店街を売り込もうとしていきます。 間には寺の息子と牧師の娘との恋愛話なんかも挟みつつ。 うまくいってほしいと願いつつ読み進めていき、落ち着くところに落ち着いた話は、ほっとすると同時にぽかぽかとした気持ちをいただいた気がしました。 まだこの作者の本を読んだのは二作目なのですが、この分だと他の作品も期待できそうです。
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シリーズ物とは知らずに読了。 シャッター通り商店街を舞台にしており、面々が映画やアニメにそのままできそうなキャラ設定でよくできていて面白い。 特に主人公のシャッター通りに引越して来た弱小広告代理店のバツイチ♂と、妻に先立たれ、団子屋の後を継いだ元ダメサラリーマンが、商店街活性化に...
シリーズ物とは知らずに読了。 シャッター通り商店街を舞台にしており、面々が映画やアニメにそのままできそうなキャラ設定でよくできていて面白い。 特に主人公のシャッター通りに引越して来た弱小広告代理店のバツイチ♂と、妻に先立たれ、団子屋の後を継いだ元ダメサラリーマンが、商店街活性化に関わるにつれ、変わっていく様が興味深い。 前向きな気分になれる娯楽小説。
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#読了。ユニバーサル広告社シリーズ第3弾。今回は、シャッター通り一歩手前のさびれた商店街がクライアント。変化を嫌う商店街組合長老に対し、若手店主らがこのままではいけないと立ち上がる。再生はいかに?今までと比べ、話が長いというか、間延びしてる感じを若干受けるものの、最後の荻原節は健...
#読了。ユニバーサル広告社シリーズ第3弾。今回は、シャッター通り一歩手前のさびれた商店街がクライアント。変化を嫌う商店街組合長老に対し、若手店主らがこのままではいけないと立ち上がる。再生はいかに?今までと比べ、話が長いというか、間延びしてる感じを若干受けるものの、最後の荻原節は健在。安心して楽しめる一作。CMを見てみたいが、映像化はあるのだろうか。
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シャッター通りまであと一歩のさくら通り商店街に越して来たユニバーサル広告社。一癖も二癖もある商店街の人達と商店街復興に向けてのドタバタ喜劇。
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「オロロ畑でつかまえて」「なかよし小鳩組」に続くユニバーサル広告者シリーズの第3弾。 といっても14年ぶりの新作(笑) 登場人物が誰だったかもちょっと思い出せなかったり・・・ 不況に喘ぐユニバーサル広告者が引っ越してきたのは シャッター通りまであと1歩という感じの商店街の和菓...
「オロロ畑でつかまえて」「なかよし小鳩組」に続くユニバーサル広告者シリーズの第3弾。 といっても14年ぶりの新作(笑) 登場人物が誰だったかもちょっと思い出せなかったり・・・ 不況に喘ぐユニバーサル広告者が引っ越してきたのは シャッター通りまであと1歩という感じの商店街の和菓子屋の2階。 この商店街を再生させるために杉山、村崎、猪熊エリカたちユニバーサルの人達と商店街の人たちが タッグを組んで頑張る!ってことなのだけれど、ああ、いるいる、いるね、こういう古参の爺様たちって(=_=) と思わず一人二人の顔が浮かんできそうな歴史や伝統ばかりを言い連ねる爺様連中。 それよりなによりタチが悪いのはそういう力を持っている人の周りで顔色を伺いながら 自分では何も考えないしやろうともしなのに批判だけする輩。。。 商店街の古参連中の魑魅魍魎ぶりがなかなか面白い。 もちろん地域の人たちにしかわからない事情や思いもあるわけで一概に否定はできないけれど 自分たちができる努力をしてこなかったせいで寂れてしまった部分もあるわけで・・・ 商店街のCMを制作するという話にたどり着くわけだけれど、そこまでの話がちょっと長すぎないか? 寺の息子と教会の娘の恋愛話とか放火犯を捕まえる話とかはわたし的には省いてもらっても 良かったです。 キャラ的にはいい子達なんだけれどね。 今ひとつもったり感がしたのが残念だけれど終盤の展開はとても面白かったです。
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オロロ畑、なかよし小鳩組に続くユニバーサル広告社の第3段 シャッター通りになりかけのさくら通り商店街に引越ししたユニバーサル広告社が、否応なく商店街再生に巻き込まれ、奮闘
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寂れた商店街を復興させるお話と聞いて 親近感をもって読んでしまった。 色んな人の人生模様が交錯して描かれていて、 それぞれがスカッとするエンディング。 うまくまとまっていてとても面白かったです。 この前作ふたつも読んでみたい!
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何だろう。 凄くいい。本当にいい。 でも★5にならない。 きっと商店街の再生が当たり前すぎるのだと思う。 良いお話です。 続編書けるのかな?
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ユニバーサル広告社シリーズ。今回の舞台はさびれたシャッター通り寸前の商店街。そこで起こる騒動をコミカルに、そしてハートウォーミングに描いた作品。笑える部分が多くて面白く読めるのだけれど、じーんとさせられる部分もあるなあ。 古いものを守ろうとする、といえば言葉はいいけれど。習慣に固...
ユニバーサル広告社シリーズ。今回の舞台はさびれたシャッター通り寸前の商店街。そこで起こる騒動をコミカルに、そしてハートウォーミングに描いた作品。笑える部分が多くて面白く読めるのだけれど、じーんとさせられる部分もあるなあ。 古いものを守ろうとする、といえば言葉はいいけれど。習慣に固執する世代と、新しいものにチャレンジしようとする世代との対決も読みどころ。伝統を守ることは大切だけれど、それだけじゃやはり時代にはついていけませんものね。
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