時計館の殺人 新装改訂版(上) の商品レビュー
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登場人物が結構多い…と巻頭で少し気後れしたものの、いざ時計館へ入ってしまえばどんどん次が知りたくなり読み進められました。 この館のしかけ、光明寺の行方、犯人と動機は?古峨家にもまだまだ秘密がありそう……無事に“取材班”たちは外に出られるのか…(もう無事とは言えない感じ)下巻楽しみです
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上下で物語が分かれているが、途切れることなくすぐ下巻を読みたいと思えるほど上巻が面白く感じた。 登場人物の一覧を見た時結構人が多いなと感じたけれど意外とすぐ覚えれた。 時計館には旧館と新館があり、旧館と新館でそれぞれ話が進んでいく。まとまりある感じでそれぞれ話を進めているため...
上下で物語が分かれているが、途切れることなくすぐ下巻を読みたいと思えるほど上巻が面白く感じた。 登場人物の一覧を見た時結構人が多いなと感じたけれど意外とすぐ覚えれた。 時計館には旧館と新館があり、旧館と新館でそれぞれ話が進んでいく。まとまりある感じでそれぞれ話を進めているため、旧館の話と新館の話であっち行ったりこっち行ったりでこんがらがることはないかなと思う。
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綾辻行人3冊目。 十角館の殺人、迷路館の殺人、時計館の殺人は読むべきと言われ。 どれも面白い。他のも読みたい。 文体のギミック、トリックはもちろんのこと、綾辻行人の小説は物語の終わりが良い。 ミステリを読んだドキドキだけでは終わらない、爽快感にも近いものを感じる。 虜になっちゃ...
綾辻行人3冊目。 十角館の殺人、迷路館の殺人、時計館の殺人は読むべきと言われ。 どれも面白い。他のも読みたい。 文体のギミック、トリックはもちろんのこと、綾辻行人の小説は物語の終わりが良い。 ミステリを読んだドキドキだけでは終わらない、爽快感にも近いものを感じる。 虜になっちゃいます。
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犯人とその動機を推理しながらストレスなく一気に読めました。それだけ入り込めるお話しです。誰が犯人で動機は何なの?自分の推理は当たっているのか?お話しは下巻につづきますがワクワクしかありません。
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上下巻の上巻なので登場人物紹介と過去の出来事紹介、2つの殺人です。 外れかもしれないけど今の犯人は【伊波と光江の共犯】と想定。 【犯行のあらまし】 ・時計館の構造と時計の管理を任されている立場を利用して旧館と新館を行き来して殺害(鹿谷達をアリバイとして使用)。 ・時計館には廊下以外にも隠し通路が有る。 ・サヨコは百八の時計を全部操作して時刻を狂わしてアリバイ工作をしていた。 ・動機は永遠の死と自分の娘の死(学生4人への怨恨)。 ・新見を今時点で殺害しなかったのは、コレクションエリアに逃げる姿を見せたかった(振り子の部屋に繋がる隠し通路がある?)。 【残された謎】 ・カメラマンの内海に殺害される動機は無さそうだが、何故殺されたのか(証拠品であるカメラを隠滅?)? ・永遠を"送り届けた"だけの瓜生がそこまで恨まれる過去の真相は?
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館シリーズの5作目? 初めて上下巻に分かれているわけだけど、このシリーズってこんなに読み進まなかったっけ? と思う程、のめり込めない感というか… 上巻読み合わっても、あれ?この話何か進んだっけ?という感じだったわ。 「十角館の殺人」に出て来た江南くんが出てきて、中村青司の建築し...
館シリーズの5作目? 初めて上下巻に分かれているわけだけど、このシリーズってこんなに読み進まなかったっけ? と思う程、のめり込めない感というか… 上巻読み合わっても、あれ?この話何か進んだっけ?という感じだったわ。 「十角館の殺人」に出て来た江南くんが出てきて、中村青司の建築した館に関わるという読者としては感慨深い(?)話。 島田潔(今回は作家・鹿谷門実として)との再タッグかと思いきや、江南は館の中、鹿谷は館の外(そして今回も館の中にいる学生たちの友人1人と共に行動)。 登場人物が多くて、でもこの大勢が殺されちゃうのよね、多分。 そういえば、十角館はまさに孤島が舞台だったけど、今回は館が外から頑丈に施錠されて閉じ込められる設定だね。 さて、下巻に進めば面白くなってくるのか…?!
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いよいよ「時計館の殺人」! 今回はどんな謎を内包する「館」なのか、 島田潔は如何に関わってくるのか、 (実は期待通りに即登場なのだけど) 兎に角ワクワクしながら読み進めました。 上巻に提示される謎にどんどん引き込まれてあっという間に下巻へ〜の流れなので、犯人を想像しつつも、まだ予測出来ません。楽しい!
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ハラハラドキドキでページをめくる手が止まりません。^_^ またしても密室連続殺人。 後半を読むのが楽しみです! 島田さんが出て来るとほっとします。
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十角館の殺人にて、当時角島に行った学生達と友人だった江南孝明(かわみなみ たかあき)、通称コナンがミステリ雑誌編集者となり部署のメンバー9人でかの中村青司が生前に建てたという「時計館」へ取材に行きます。 そこには幽霊が出るとされ、コナン達はそれを記事にしようと女性霊能者を頼りま...
十角館の殺人にて、当時角島に行った学生達と友人だった江南孝明(かわみなみ たかあき)、通称コナンがミステリ雑誌編集者となり部署のメンバー9人でかの中村青司が生前に建てたという「時計館」へ取材に行きます。 そこには幽霊が出るとされ、コナン達はそれを記事にしようと女性霊能者を頼ります。 敷地内には針の無い時計塔がそびえ立ち、館内には異様とも思える大量の時計が並んでいます。 そこで起きてしまう凄惨な殺人事件とは何か。 館シリーズ最大級のトリックが炸裂する前半です。 前半からしても既に面白いです。
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綾辻行人の館シリーズはどの館も抜群に面白いが、時計館は傑作と呼ばれるだけあって話の構成、舞台、登場人物、トリック1つ1つの要素が綺麗に収まって最後まで駆け抜けるように読んでしまったミステリでした。 途中で変だなと思う箇所は度々あり、数ページ戻ってえーでも関係ないかーと思いながら読み進めたのですが、本筋となるトリックが想像を超えた奇想天外なことですっかり騙されてしまいました。伏線は至る所に散りばめられており、でも解けそうで解けなくて真相を知ってからやられたなーと思うのがこのシリーズの最大の魅力でもあると思います。 ミステリはあまり読まない人にも勧めたくなる、大好きなシリーズの1つですね、
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