男子がもらって困るブローチ集 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
手芸本ではあるけど、どっちかというとエッセイがメインかな。 なんつーか、手に取る季節を間違えた感じ。 少なくとも気温が体温を超える猛暑の日に読む本ではなかった(爆)。 『はじめに』を読んだ時点で突っ込みどころ満載。 オリジン弁当を買ったり、注文を受けてから豆を挽くサービスを求めるのと 手作りの物を貰うのと何が違うのか、という話は そこに金銭が介在するかしないかというのが大きな違いだと思うのだが。個人的には。 写真のブローチや小物の出来栄えは流石。 ニードルフェルトの解説も判り易くて流石。 だが、残念なことに、無心になってひたすらフェルトを刺し続ける根気と 怪我をしないための集中力は自分にはないということを この本を眺めていて改めて実感してしまったのであった。 うちの妹もニードルフェルトをよく作っているのだが 彼女や光浦さんのような人たちはホント尊敬に値すると思う。 光浦さんのエッセイや、加藤浩次さんや星野源さんとの対談(?)部分は 読んでいてとても面白かった。 文章を読むことと、出来上がった作品の写真を眺めることで ものすごく癒される本ではあると思う。 残念ながらブローチはあたしがもらっても困るけど(爆)。
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自分でも作ってみようかと思って購入したのですが、レベルが高すぎる…眺める用です。 いつか、作れたらなーと、ひそかに思っています。
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手芸の腕、すごい。 ニードルで作る動物も、ブローチもかわいい。 確かに、タイトル通り、男子がもらったら困るけど、女子なら喜ぶやつですね。 メルヘンってなかなかハードルが高い。 クオリティの高さがそのハードルをあげている。 作り方も載っているけど、どちらかというと、眺める感じ。...
手芸の腕、すごい。 ニードルで作る動物も、ブローチもかわいい。 確かに、タイトル通り、男子がもらったら困るけど、女子なら喜ぶやつですね。 メルヘンってなかなかハードルが高い。 クオリティの高さがそのハードルをあげている。 作り方も載っているけど、どちらかというと、眺める感じ。 作ったの、売ればいいのにー。 いいな、欲しいな。
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とっても可愛い手芸本です。 ブローチの作り方は、デザイン部分だけでなくもっと詳しく、最後まで作れるように載せてくれると嬉しかったです。 誰でも手芸がはじめられるかも!と思わせてくれるような本だったので、とっかかりとなる作り方が中途半端なのはかなり残念でした。 作り方の本というより...
とっても可愛い手芸本です。 ブローチの作り方は、デザイン部分だけでなくもっと詳しく、最後まで作れるように載せてくれると嬉しかったです。 誰でも手芸がはじめられるかも!と思わせてくれるような本だったので、とっかかりとなる作り方が中途半端なのはかなり残念でした。 作り方の本というよりは、こんな感じに作ってますよーっていう、参考にどうぞレベルの内容です。 ただ、光浦さんのコメント部分や、タレントさんとのやりとりを記した部分なんかは、読んでてとても面白かったです。 たまに開いて眺めたい…そんな本です。
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これは、女子だってもらって困りますよ。使い様がないもん。 いや、ひざかけにならつけてもいいかな。カーテンでもいいか。 服や帽子に着けるのはいやだなあ。 というわけで、実用性は極めて低いけど、見て楽しいブローチ作品集です。 加藤浩次という人が巨大ブローチをプレゼントされそうになって...
これは、女子だってもらって困りますよ。使い様がないもん。 いや、ひざかけにならつけてもいいかな。カーテンでもいいか。 服や帽子に着けるのはいやだなあ。 というわけで、実用性は極めて低いけど、見て楽しいブローチ作品集です。 加藤浩次という人が巨大ブローチをプレゼントされそうになって、2度までもすっぱり断る様子が収録されているのが、読み物として秀逸。 加藤さんの必要十分な正直さ、その必要十分を受け入れる光浦靖子さんの器の大きさが、とてもいい勝負だと思います。
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女芸人さんが好きだ。 彼女たちの残念に一生懸命なオンナノコかげんが好き。 光浦さん、これを男子がもらったら困るって。 でも私はいいと思うよ。困らせてやれ。 ひたむき万歳。
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―――私にだって人を愛する心はある。行き場がない。母性も人一倍ある。行き場がない。でも時間はある。手芸するしかないでしょう。――― とっても可愛い本だった! 時折はさまれるエッセイも面白く、最後の、男子にブローチを贈る特集はバラエティ(というか、めちゃイケ)観てるみたいだった...
―――私にだって人を愛する心はある。行き場がない。母性も人一倍ある。行き場がない。でも時間はある。手芸するしかないでしょう。――― とっても可愛い本だった! 時折はさまれるエッセイも面白く、最後の、男子にブローチを贈る特集はバラエティ(というか、めちゃイケ)観てるみたいだった。 お母さんにフェルトをねだる話が可愛くておもしろい。 海外でも活躍の幅を広げている、40代男性で構成された「押忍!手芸部」に触発されてつくった「ブッス!手芸部」。 部員、buccoさんの作品が好きだった! 江ノ電の鞄、ほしい。。 とみこはんの消しゴムはんこも魅力的。余談だが、とみこはんは元・浅草キッドのマネージャーらしい。 さすがにニードルフェルトは、光浦が一番うまいので、お題マトリョーシカの作品も一番うまい。 …それにしても見事にみんなブスだなあ。 本書末尾で、加藤浩次と星野源に光浦がブローチを贈るのだが、加藤浩次の全力否定がすごく、おもしろい。 「俺は、ホント、いらない。ただただ、いらない。」 「もうやめな、そんなの。だって俺、すごいイヤな気持ちだもん、今。」 とにかく、全否定。 そう言われてみると、さっきまでかわいいと思っていたブローチがとても重ーく感じてくるからまた笑える。 ちゃんと笑えて、それでいて可愛くてながめたくなる一冊。 芸人としても、手芸本としても満足。
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光浦さんは女の子です。 とってもとっても女の子です。 いろんな想いをニードル針に込めてるのかもしれません。 読んでて、光浦さんはきっと幸せになれると思いました。 でも、星野さん、加籐さんのもらって困っている表情が何とも言えません。
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光浦さんの文章がすごく面白い。 エッセイとか出してたら読んでみたいな〜。 あと極楽の加藤さんと星野源さんにブローチをプレゼントするルポもよかった。
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渋谷ロフトの手作りフロアで手に取った本。 こんなタイトルの本を見たら、気になってしまってもう読まずにはいられません。 この人、手作りブローチの趣味があるんだ。まあ女性らしくてかわいいわ、と思って読み始めましたが、なかなかどうして、迫力満点の立体作品に気圧されます。 オリジナルのセ...
渋谷ロフトの手作りフロアで手に取った本。 こんなタイトルの本を見たら、気になってしまってもう読まずにはいられません。 この人、手作りブローチの趣味があるんだ。まあ女性らしくてかわいいわ、と思って読み始めましたが、なかなかどうして、迫力満点の立体作品に気圧されます。 オリジナルのセンスあふれる作品ですが、なんというか魂というか、すごい気がこもっていそう。 これはもらう人も、相当のパワーを出さないといけなさそうです。 それでも、手芸に馴染んだ女性なら、まだ手作りものに慣れているところはありますが、自分で作る機会の少ない男性にプレゼントするなんて、相当ハードルが高いチャレンジ。 無謀にも思えますが、彼女はその不思議なセンスで作り上げた完成形を、男性のお友達にプレゼントしていました。 あげた相手は、加藤浩次さんと星野源さん。二人とも怯えながら「重い!」「怖い!」とけちょんけちょんにこき下ろしており、作った彼女が気の毒に思えながらも、男性の言い分にも少し納得できたりして、笑ってしまいました。 とにかくとっても存在感のある作品です。 これは、傍から見ても、軽い友達にはヘヴィすぎるプレゼントですね。 作った人の深い思いを受け止めてくれる恋人限定で贈るべきでしょう。 とにかく驚きましたが、パワフルさを秘める作品を生み出せる彼女はやはり才能があるのだなと思います。 作者の秘めた底力と根性が形になったようで、生みの奇跡を感じました。 女性芸人も割と手芸好きの人は多いようで、『ブッス!手芸部』という名で5人が集まって黙々と手芸をしている様子は、とても珍しい光景でした。 みんな、真剣に手元の作業に集中していました。 手作りって市販のものよりいいよね、という風潮は強いですが、この本で紹介されるものは、そういった通説の圏内をはるかに超えた、ダイナミックなもの。 「非モテ手芸女子」というシュールな新ジャンルを打ち立てた一冊だと思います。 彼女が作り上げるのは、いったいどういったブローチなのか、ぜひ一読をお勧めします。
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