だれか、ふつうを教えてくれ! の商品レビュー
障害についての本だとは知らずに読んだ。 でも相手について知識を得て想像するということは、幅広いことに当てはまると思う。
Posted by
タイトルから思春期系かと思って借りたら障碍者系でした。 なかなか本音を言えない障碍者の側から、思い切った気持ちの良いくらいの本音を書いてくれてます。 キレイゴトでなくって、ホントの本音を出せる事。 そこからだよな~って思いました。
Posted by
視覚障害のある人の半数は駅のホームから転落した経験がある、という話におどろきましたが、その先を読んでみて納得。 障害の種類も程度も人それぞれだし、それとは関係なく人間の個性もそれぞれ。勉強になりました。
Posted by
世間では「ふつう」とされていることが、ある視点から見ると「ふつう」ではないかもしれない、だから周りの「ふつう」を見直してみる必要があること。また、障害者といっても個々人でその程度はバラバラであり、また軽度だからといって重度の人よりも過ごしやすいというわけでもないこと(所謂「健常者...
世間では「ふつう」とされていることが、ある視点から見ると「ふつう」ではないかもしれない、だから周りの「ふつう」を見直してみる必要があること。また、障害者といっても個々人でその程度はバラバラであり、また軽度だからといって重度の人よりも過ごしやすいというわけでもないこと(所謂「健常者」に近いため、却ってなかなか理解が得にくいという)。障害者というととかく一緒くたにして考えがち。わかった気にならず、わからない人やものはわからないそのままに、彼らのから学ぼうとする姿勢も大事だということ。このような作者の考え・思いが書かれている。 言ってることは分かる。分かるんだけど、でもなんだろう、この微妙な読後感は…。対等な目線で言わせていただくと、なんか妙に上から目線じゃないっスか!?
Posted by
これは名著です。内容として中学生向けで、すぐに読めるし、個人的にめちゃくちゃ好きな本。 「世の中にはいろんなひとがいる。だからこそ、目の前の相手ひとりひとりと丁寧にかかわる」ということを、ここまで痛切に考えさせてくれる本はほかにはあまりないと思う。 重度と軽度の障害、どっちつかず...
これは名著です。内容として中学生向けで、すぐに読めるし、個人的にめちゃくちゃ好きな本。 「世の中にはいろんなひとがいる。だからこそ、目の前の相手ひとりひとりと丁寧にかかわる」ということを、ここまで痛切に考えさせてくれる本はほかにはあまりないと思う。 重度と軽度の障害、どっちつかずであることの困難、「わからない」からはじめようなど、本当に大事やけども、それでいて意識するのがむずかしいことが書いてある。 平易な言葉でこんなにも大切なことを語ってくれる「よりみちパン!セ」シリーズはめっちゃいいと改めて思いました。 もちろん、また読みたい本です。
Posted by
- 1