サクラの音がきこえる の商品レビュー
最初は、あまりだと思ったが最後は感動。 お父さんのインタビューが印象的。 最愛の妻と息子へ。 すこし、音楽について学べてよかった。特に、ベーゼンドルファー。
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- ネタバレ
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あらすじに惹かれて買った一冊 途中までは、登場人物のやりとりが軽快だし、どのキャラがいいなくらいにしか思ってなくて、遂には一回読めば満足かもとまで思ってた でも、ガムランの演奏を聴いたシーンからちょっと印象が変わった ガムランにせ、沖縄民謡にせ、最後のシャコンヌにせ、音は一切聞こえてこないし、曲を知らないから聞こえてくるはずもないのに、文章だけで感じるものがあって、一気に惹き付けられてしまった 全体的にテンポもいいし、それぞれが音楽を通じて、価値観・世界観が変わったり、成長したりしてるのも結構好き ラストも思わずうるうるしたし でも、最後の展開は、一部不満 無事に智也の誤解は解け、お父さんと少しは心が通ったみたいでよかったけど、誤解されるような行動をとった三人がね・・・ 敢えて言わない言葉ってあると思う でも、彼らは言わないとダメなことを心に閉まっちゃってたからね・・・ 智也が苦しんでるの知っててなお、だから質が悪い ピアノは少ししかやったことないし、クラシックは管弦学部で少し触れただけだから、知識なんて全然ないけど、楽しめたと思う 明日にでも、シャコンヌを聴いてみようと思う
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ん〜…ピアノ描写に期待して読んだら殆どない… すごく高飛車なお嬢様が出て来るあたり、かの毒舌執事が出てくる小説に続け! という魂胆が見え見えな気が…
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本や映画、ドラマなどで感動することはたくさんあります。 だけど、どんなに心に沁みても、目が潤んでも、喉の奥がキュってなっても、涙が流れずに終わってしまう作品が多いです。 ですが、この本はクライマックス前には涙かポロポロと流れ出すほど、感動する物語でした。 1つの曲が、登場人物...
本や映画、ドラマなどで感動することはたくさんあります。 だけど、どんなに心に沁みても、目が潤んでも、喉の奥がキュってなっても、涙が流れずに終わってしまう作品が多いです。 ですが、この本はクライマックス前には涙かポロポロと流れ出すほど、感動する物語でした。 1つの曲が、登場人物たちの固まってしまった心や止まってしまった時間をもう一度動かします。 感動の涙の訳が、人間模様なのか、音楽の描写なのか、互いの心が繋がっていく為なのかは分かりません。それ以外かもしれません。もしかしたら全部かもしれません。 色んな想いが生まれてくる、とても良い物語だと思います。 * 普段聴く音楽は、POPやロック、ジャズが多くて、 “クラシックは聞いてみたいけど取っ掛かりが…”というような感じでした。 この本を読んだあと、「シャコンヌ」と言う曲を聴いてみました。 小学校や中学校の音楽の授業ぶりに、しっかりとクラシックを聞いた気がします。 “クラシックっていいなぁ”って、今まで無かった感想がもてました。こんな思いが湧いたことに、とても驚きました。 この本は、物語の中で感動したり新しい世界を見たりするだけではなくて、本の枠を超えて、新しい感動に出会うチャンスをくれる作品だと思います。
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「音」をテーマに紡がれる物語。ミステリやサスペンスとかのハラハラドキドキはないけれど、最初から最後まで面白いと思った作品。たまに笑ってしまう場面もあったしw 同作者の他の作品も読んでみたいと思います^^
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