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心がおぼつかない夜に の商品レビュー

4.7

13件のお客様レビュー

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2012/06/29

ブログを読ませていただいている時から、酒井さんの言葉がすごく好きでした。 仕事で忙しくなって、のぞきにいけなかった分がまるっとこの本になる期間だったので気になって購入。 素敵な表紙にも惹かれました。 心がおぼつかない夜に 言葉の毛布をかけてくれるような。 必要以上に繊細になって...

ブログを読ませていただいている時から、酒井さんの言葉がすごく好きでした。 仕事で忙しくなって、のぞきにいけなかった分がまるっとこの本になる期間だったので気になって購入。 素敵な表紙にも惹かれました。 心がおぼつかない夜に 言葉の毛布をかけてくれるような。 必要以上に繊細になってしまって苦しい心に、すごくやさしい言葉たち。 不意に掬ってもらった気持ちに涙がこぼれる。 酒井さんをもっともっと好きになり、そしてさらに尊敬する気持ちがそわっとこころに芽生えました。

Posted byブクログ

2012/06/27
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※このレビューにはネタバレを含みます

文章がじわじわと心に染み渡るような気持ちを抱いた。 お風呂につかりながら読んだのだが、体とともに心もほかほかと芯から温まった。 ひとつひとつの言葉を選ぶ神経の細やかさに脱帽する。誰かを傷つけるような文章、気持ちのこもらない文章は、一文として見当たらない。 人やモノ、言葉に対して敏感であるということは時としてとても辛いけれど、その分あらゆるものから細やかに幸せを拾い上げられる素敵な才能を持っているといえるのだと酒井さんの文章から学んだ。 優しくありたいという思いを大切に生きている姿はとても美しいし、そこには過去がどうだったから(本人が書いている優しくなかった過去というのが全く想像できない)とか、今完璧にできていないからとか、そういうことは関係ないのだ。 もちろん仕事やある種の役割のように目に見える結果を定期的に出していかなければならないものはある。一度の失敗が取り返しのつかない結果を生むこともあるし、完璧でなければ意味がないことだってたくさんある。しかし、生き方について言えば、今、何を心掛けて生きていくのかがいちばん大切で、そこには過去の過ち、未来の目標、現在の達成度は介在することなく、今自分のこころがけ通りに丁寧にやっていくことだけを大切にすればいいのではないか…そんな風に感じた。 そうやって地に足をつけていくと、見えなかったものも見えてきて、幸せが増えて、そんな連鎖が起こったら嬉しいんじゃないだろうか。 元気な時には心の芯までまっすぐ届くアドバイスも、なんだか皮膚が押し返してしまっている。慰めも励ましも受け付けない。そんな時にお風呂につかりがながら、ゆっくりゆっくり読み返したい。

Posted byブクログ

2012/05/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

一言で言うと… プロの鏡。 社会 (的に公(※マスメディア)の世界で活動をしていることの責任を背負っている) 人なんだな,と。 もちろん,その他多くの‘テレビなどに出る人たち’も, そうであることを ことば にしていないだけで, きっとそれを心にもっているんだろう。 それを全開にしている著者(酒井若菜さん)は,ちょっぴり,おもしろい。 (ちょっとだけね。言うまでもなく,いい意味でね。) だが,それは,適当な表現が見当たらないほど,凄いことだ。 何故? そのことにより,新しい視点が広がる人間がいるからだ。 ~閑話~ 5/13(日) 16:00~ @福家書店 新宿サブナード店 心がおぼつかない夜に 発売記念 握手会 に,参加。 当然だが,そんなイベントに参加するなんて,人生初。 「IWGPの頃からなんとなく,好きです。」 とか言おうと思ってたのに, 目にした途端,その信じられない透明感に愕然。 「ありがとうございます。」しか言えてない。ださ。笑 てゆか,手すべすべ過ぎ!(きゃりーぱみゅぱみゅ,よりは言いやすいな。) なんじゃー!!! その後,次の予定まで時間があったので, サブナード内のベローチェで一気に読破。 途中は,なんだか方向性がよく分からない,と思うこともあった。 夜に,自分を悪い方向に考えてしまう人を救いたい? なんでだ? てゆか,自分がそんな発想することはこれまでも,(多分)今後もないし。 あんま関係ないかな。 あー! 弱い自分を乗り越えた女性が,同じ女性を励ましたい, とゆータイプの同族嫌悪…否(真逆!),類は友を呼ぶ系の話か。 苦手かな…。 ん…? んでも,ことばを大切に使おうとしている,ってのはわかるな。 (そもそも,そう書いてあるしね。) 大切なことですよね。 お…? 元はシニカルだったり,ひねくれていたり,だって。 似てるのかな?自分(俺)と。 けど,なんでそれがなくなった? あー,人前に出ることを仕事にしている,ということを強く意識してるからかな。 いや,違うな。 優しさ,とは何か,周囲の人に教わり続け,自分を変えているのか。 ~閑話(一部内容含む)終了~ …すげーな。 プロとして,ブログ内のことばに芯を通し, 社会に生きる人として,そのことに徹しきる。 3.11のその日,朝まで起きてメッセージを発信している。 その後のことばも。 なんなんだ。 正に,今の僕に不足していることだ。 プロとして,仕事をすること。 優しさやサービス精神をもつこと。 ものすごく,心に染みいってきた。 何度も泣きそうになり,一度,泣いた。 ひとまず,ありがとうございます,と。 くそ,負けねーぞ。 舞台はまったく違うけれども。 細かなエピソードは, 一度読んだだけだから, 2度目,3度目を読む毎に,深まっていくものと思う。 めちゃ個人的なことだけど, 久しぶりに,恋の門,見よう。 今から観たら完全に朝だけど。笑

Posted byブクログ