あの日、君と Girls の商品レビュー

ナツイチ製作委員会(編者)

2013/12/21

「MEMORY」の感想コメントで教えていただいた本多孝好さん目当てで。森野とアネゴのお話。間が空いてしまったけど、読めて良かった^^ これだけでも満足でした。
若かりし頃の甘酸っぱさ・もどかしさ・焦燥感、色々な想いが詰まった短編集でした。Boysの方も読んでみたい。

2013/10/29

ちょっと中途半端でした。
参加している作家さんのうち３名の方の作品を読んだ事があるのですが、村山由佳さん以外、普段の作品ジャンルとことなっていましたし、知らなかった作家さんについても、紹介文によると普段と異なるジャンルを書かれているようです。

そのためか、どの作品も中途半端に感じました。

一言で、残念。

でも加藤千恵さんのhaircut17の、決断をできずに一か所にとどまったままの自分をもどかしく思う主人公の気持ちには共感。
引用文の大人びた友達感には、自分の価値観をついよかれと思い込んでしまい、友達に押し付けてしまう私には痛い言葉だった。
人の気持ちを分かる人になりたい。
人の話を聞けて、ちゃんと慰めの前に、沈黙に耐える自信をつけて、相手が言いたい事を言えるまでの間を待てる勇気のある私になりたい。

2013/09/17

村山由佳「イエスタデイズ」
文章が美しかった。
主人公に自分と重なる部分があったせいか、すっと馴染んだ。
この本の終わりの話として、フェイドアウト感が絶妙。

2013/09/05

◯下野原光一くんについて あさのあつこ
空は今日もスカイ 荻原浩
◎haircut17 加藤千恵
モーガン 中島京子
エースナンバー 本多孝好
やさしい風の道 道尾秀介
◎イエスタデイズ 村山由佳

2013/07/07

「下野原光一くんについて」あさのあつこ
これが読みたくて。
オチにびっくり。全然予想してなかったんで…。

2013/06/22

2013/06/22読了

幼い頃から、色んなことに敏感になった思春期の頃、そして今というこの時代。
成長してこれまで、ここにいる自分。
隣にはいつも誰かが居たよね。
そんなことを思い出して。

人気作家による、少女のためのオムニバス。個人的に大好きな作家ー村山由佳さんがいたから読んでみたくて購入。
またBoysの方もセットで買ったよ。これから読みます。ふたつのブックカバーをあわせると、キュンキュンする仕様になっています。

『下野原光一くんについて』
「えっ？」とビックリするような終わり方だったけど。
人を好きになる、初恋に落ちる、「最初」のプロセスってきっとこんな感じかなぁ。
成長する男の子って、ドキドキする。

『空は今日もスカイ』
現実とは残酷なもので、幼いというのもまた然り。
導入が微妙だったけど、中盤から後半にかけての主人公のドキドキする感じ、そして残酷な現実にどうしようもない思いを抱く。

『haircut17』
恋かそうじゃないか、どっちともいえないもどかしい思い。
なかなか言葉にできない、というかしたくないよね。
倉野くんの優しさが痛いよ｡｡｡
これに対する感想は男女で性差が出そうだね。

『モーガン』
"4"であること、"2"になること。なりたいという欲求。
友人というくくりの中にも幾つか種類がある。
外と中が違うように。
コレはいわば友情と恋愛の問題だけど、絆は確かに見えるはずだ。

『エースナンバー』
アネゴという人間の魅力を、もっと見てみたかったな。
強い人ほど脆い。危うい。そんな彼女の、今と昔を。

『やさしい風の道』
ぼくの後ろをついてくる姉が可愛いけど、真相を知るといっきに切なくなってしまった。
野菜の美味しさはふとしたときに再認識するもの。
特別な時に食べる、特別な食材は奇跡の味がする。

『イエスタデイズ』
村山作品にある「ネコ」「えっちぃ本」はまた出てきた。というか
これはクセなのかな。つまり、作者自身の軸になるもの、過去や今を描く上でのクセ。
ベランダで語り合うお隣さん。ビールと懐かしい音楽。この構図はシンプルイズベスト。とても素敵だと思った。

2013/05/28

「少女たち」のアンソロジー。
う～～ん(・_・;)
今回はあまり好みのものがなかった・・・残念です。

一番好きだったのは、あさのあつこさんかな。
それも構成上しょっぱなに読んで、その時は「まぁまぁかな」ってぐらいでしたが全部読んでみると、実は一番だったかな？ぐらい。
なんか意外性にビックリ！みたいな(笑)
そこまでされるとまぁそれもアリかって思っちゃいました。
ネタバレになるので詳しく書けないのですが「うっそ～ん！そっち？」ってなりました。

2013/04/29

人気作家７人が描く「少女たち」の物語．Ｂｏｙｓ編に続き，Ｇｉｒｌｓ編読了．どちらかと言えば，こちらの物語の方が好き．大好きな作家さんが多かったせいだと思うけど．忘れていた童心が呼び起されるような，ちょっとこそばゆい感じの一冊でした．

2013/03/24

少女たちの話。

本多さんの『WILL』を少し前に読んでてよかった。
あとは村山由佳と道尾秀介かな。
畑を始めて1年でアスパラガスはできないのが残念なとこだけど。

2013/03/09

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あの日、君と一緒に見た光景を、私はきっと忘れない。夜の公園で身体を寄せ合いながら、秘密を打ち明けてくれた君。大切な人を捜すため、学校を抜け出して海を目指した君。無邪気に私を慕う子どもだったのに、ふいに男の子の顔を見せた君―。人気作家7人がこの一冊のために描いた、爽やかで切ない「少女たち」の物語。きらきら輝くあの頃の記憶を閉じ込めた、この上なくいとおしい作品集。
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「下野原光一くんについて」あさのあつこ　「空は今日もスカイ」荻原浩　「haircut17」加藤千恵　「モーガン」中島京子　「エースナンバー」本多孝好　「やさしい風の道」道尾秀介　「イエスタデイズ」村山由佳
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いろんなあの日、いろんな少女、彼女を見つめるいろんなまなざし。あの日があったからいまがある。そんな懐かしく切ない思いが胸によみがえるような一冊である。