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あの日、君と Girls の商品レビュー

3.2

48件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

    25

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

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2023/05/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タイトル通り「少女たち」を主人公にした短編集。どの話も素敵でしたが、特に中島京子さんの「モーガン」が印象的でした! 友達のモーガンに対して、「しんゆう」以上の感情を持ってしまい悩むクミコの姿がありありと伝わってきました。その気持ちを告げることが出来ないままモーガンを事故で喪ってしまい、落ち込んでいるクミコを捜しに他の2人が来る時の描写が、クミコとモーガンがおじいさんを探すために学校を抜け出した時の描写と重なるのが技巧的だと思いました。

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2018/12/25

いろんな作家さんの短編集。 初めて読む作家さんが多かった。 次は長編も読んでみたいと思わされたかたばかり。 私は本の食わず嫌いをしているんだと改めて思った。

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2018/09/23

萩原浩さんの空は今日もスカイが特に好きです。この人はずっと子供の目線で世界を見れるのかなって思う。中島京子さんのモーガンは女の子に対する友情か恋かわからないふわふわした気持ちを描いた読んだ初めての作品。ずっと心に残ってます。

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2016/07/10

色々な少女たちの物語をつづった短編集。全体的に少し切ない話が多く、読後感はちょっといいものとは言えない短編が多いけれど、村山由佳さんの話は短いながらもこれから何かが始まりそうな、そんな予感がするラストに久々に読んでいて好感が持てた。あといいと思ったのはあさのあつこさんの話と本多孝...

色々な少女たちの物語をつづった短編集。全体的に少し切ない話が多く、読後感はちょっといいものとは言えない短編が多いけれど、村山由佳さんの話は短いながらもこれから何かが始まりそうな、そんな予感がするラストに久々に読んでいて好感が持てた。あといいと思ったのはあさのあつこさんの話と本多孝好さんの話。荻原浩さんの話はちょっと読みにくかった。感想はこんなところです。

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2015/10/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

複数作家の短編集 気になる作品ちらほら。 下野原光一くんについて あさのあつこ だんだん惹かれていく状況描写は好きだったが、まさかのオチでした。 空は今日もスカイ 萩原浩 やるせない状況においてタイトルは前向きだし、と思っていたらラスト主人公女の子の気持ちに 単純でスミマセン。。 haircut17 加藤千恵 今から思うと思春期のやるせなさはなんだったのだろう…そして作家さんたち、そのもやもやの表現が流石。 モーガン 中島京子 この中で一番心に残った作品。悲しいけれど、嬉しい展開もあるラストが好き。 エースナンバー 本多孝好 反対に、悲しいラストに考えされられた作品。もし続編があるのなら主人公の最後の行動が無事実って欲しい。 やさしい風の道 道尾秀介 唯一男の子目線の作品。Girl特集と知らなかったら女の子の存在の大きさに気づけなかったかも。 イエスタデイズ 村山由佳 好きな人は好きな展開。だと思う。

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2015/06/06

7人の作家さんによるアンソロジー。 本多さん以外、初読みでした(o^^o) 加藤千恵 「haircut17」 悩んで、へこんで、 等身大の高校生が いい感じ。 本多孝好 「エースナンバー」 既読の「MOMENT」にリンクした ホロリと胸打つお話。 道尾秀介 「やさしい風の道...

7人の作家さんによるアンソロジー。 本多さん以外、初読みでした(o^^o) 加藤千恵 「haircut17」 悩んで、へこんで、 等身大の高校生が いい感じ。 本多孝好 「エースナンバー」 既読の「MOMENT」にリンクした ホロリと胸打つお話。 道尾秀介 「やさしい風の道」 小さな姉弟の冒険が、 切なくて たまらない・・・。 村山由佳 「イエスタデイズ」 ジャズをBGMに読みたい作品。

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2014/12/24

装丁からして、10代女子の爽やかさと甘酸っぱさが混ざった淡い恋というイメージがしたため、読んでいる内にそうでもない所も多々あるなと感じたので、拍子抜けしてしまった気分。中でも良かった話は、あさのあつこさん、加藤千恵さん、中島京子さん、本多孝好さんの話である。 あさのあつこさんのは...

装丁からして、10代女子の爽やかさと甘酸っぱさが混ざった淡い恋というイメージがしたため、読んでいる内にそうでもない所も多々あるなと感じたので、拍子抜けしてしまった気分。中でも良かった話は、あさのあつこさん、加藤千恵さん、中島京子さん、本多孝好さんの話である。 あさのあつこさんのは、少年の成長に伴う心の変化が上手く描写されていて、好きになるのも、小学から中学になることで気持ちの変化が現れるものだと感じる。最後に光一くんの一家が夜逃げしたのでもう二度と会えなくなってしまうというのが切ない。きっといつか再会できる日が来るだろうと思う。 加藤千恵さんのは、17歳という中途半端な時期の主人公の心情に当時を思い出し、共感してしまった。 面白かったのは、中島京子さんの話である。女子を好きになってしまうのは、憧れなのか、友情なのかを、それらの心情を踏まえ、上手く描写されているのが良かった。女子校だからゆえにそういうのはあるのかなと考えてしまった。 本多孝好さんのは、森野が、高校に進学しても考えがブレないところが素敵だと、この歳ながら憧れてしまうと感じた。 boys編もあるのでそちらも読んでみたいと思う。

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2014/12/13

イエスタデイのお隣さんのお話にきゅんとさせられたり、お姉ちゃんとバスを待つ苦しさとか友達を好きになる苦しさとか、若いころのいろいろが詰まった短編集でした。

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2014/04/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

東京の旅用として借りる。表紙が違うのが嫌だ。こっちはもっと甘々だぞ。中・高生向けの短編集。いやー、甘酸っぱいね。恋愛ものが多い。私も思春期の頃は好きという気持ちを抱いたものだが。今は広い広い世界愛のような、Tに向けた母の愛というかだもんなぁ。恋愛したのっていつだ。本多孝好『エースナンバー』が一番面白かった。アネゴのようなかっこいい人になりたいものだ。

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2013/12/31

大体は10代の甘い恋と、生活の葛藤の話でした。 道夫秀介は、前作にノエルを読んでこれが2作目になります。 今回も子供の話でした。 なにげに道夫秀介のお話が面白い気がするので、こっから発展するかもしれません。 村山由佳はおいしいコーヒーのいれ方シリーズで知った作家です。 相変わ...

大体は10代の甘い恋と、生活の葛藤の話でした。 道夫秀介は、前作にノエルを読んでこれが2作目になります。 今回も子供の話でした。 なにげに道夫秀介のお話が面白い気がするので、こっから発展するかもしれません。 村山由佳はおいしいコーヒーのいれ方シリーズで知った作家です。 相変わらず大人びた表現で好きです。

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