1,800円以上の注文で送料無料

置かれた場所で咲きなさい の商品レビュー

3.9

596件のお客様レビュー

  1. 5つ

    168

  2. 4つ

    170

  3. 3つ

    132

  4. 2つ

    32

  5. 1つ

    8

レビューを投稿

2024/04/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

10ヶ月の育休をいただいた2日目に読んだ本。 こういう他者の生き方から、自分の生き方を振り返る機会はどこかで取らなければと思っていたが、フルタイムで働いている時はそんな余裕は一切ない。 ずっと働き始めた自分の生き方を見直したいと思えた一冊だった。 個人的に心に響いたのは下記。 【働くことは素晴らしい。しかし、仕事の奴隷になってはいけない。】 ┗正直、初っ端からグサリときた。リーダー業務を任せてもらっていたが、毎日残業ばかり。とても苦しい、辛いというわけではなかったが、平日のほとんどは 起床→朝ごはん→仕事→帰宅→仕事→晩御飯→仕事→お風呂→就寝 何か別のことをする余裕は全然なかった。 金は手に入るが、それ以外のことはあまり記憶にない。 復職後、この働き方でいいのか、ゆっくり考え直したい。 (気を切るのに忙しくて、斧を見る暇がなかった。) 【私たちの心の中に、善いことをすすめ、悪いことを制止してくれる"王様"が住んでいる】 ┗自分の良心に蓋をしていなかったか。なぜか心に残った一説。 「王さまのごめいれい」 といって、バケツの中へ手を入れる 「王さまって、だれ?」 「私の心のこと」 【価値観は言葉以上に、実行している人の姿によって伝えられる】 【子どもは親や教師の「いう通り」にならないが、「する通り」になる】 ┗どちらも、これから子育てをする上でグサリと刺さる。 また、会社の身の振る舞いにも関係すると思った。 もっとメンバーこうしてほしいと思うことはたくさんあるけど、まずは自分ができていたか、復帰後は自分が率先して行動しよう、そう決意した文章だった。 【時間の使い方は、そのままいのちの使い方になる】 ┗改めて自分の考えを見直す中で、育休前の時間の使い方は正しかったのかと思い立った。答えは出ないが、仕事で尽きる命にはなりたくない。 【毎日を「私の一番若い日」として輝いて生きる】 ┗よく言う言葉。明日やろうは馬鹿野郎。 【あいさつは「あなたは大切な人」と伝える最良の手段】 ┗これは大切にしようと思っていたこと。言っても帰ってこないこともあるけど、めげづに伝えよう。 新たに産まれる子供にも、どんな時でも「あなたは大切」を伝えよう。 他にも素晴らしい言葉があったけど、特に残しておきたいのはこの言葉。 育休が終わる前に、もう一度読み直そうか。

Posted byブクログ

2024/04/16

なんかハッとするひと言をくらわされるかと期待したけど空振り いかにもシスターの言いそうな、っちゅー感じ

Posted byブクログ

2024/03/15

いろいろ重なった時に、子どもの卒業式の祝辞でこの本の話があり、 思わず手に取った 心にゆとりをもって時には休息しつつ前に進みたい

Posted byブクログ

2024/01/07

2024年の1冊目。何故か本棚にあった本。 日々の忙しさの中で、忘れがちな心の持ち方を改めて見直そうと思った。人は、気持ちの持ち方で幸せマインドにもなれるし、その逆にもなる。最近、親ガチャなどと言われる事が多くなっているが、タイトルの通り置かれた場所で咲く考えが必要。

Posted byブクログ

2023/12/12

書店でよく見かけたり、実家にもずっとあったのは知っていたのだけれど読んだことはなく、今回縁があったので初めて読んだ。 心がざわつくことが多い最近なので、落ち着かせて自分を取り戻すのにとても良い本だった。 著者の渡辺和子さんが二・二六事件の犠牲者のお子さんだとは知らず、びっくりし...

書店でよく見かけたり、実家にもずっとあったのは知っていたのだけれど読んだことはなく、今回縁があったので初めて読んだ。 心がざわつくことが多い最近なので、落ち着かせて自分を取り戻すのにとても良い本だった。 著者の渡辺和子さんが二・二六事件の犠牲者のお子さんだとは知らず、びっくりした。幼い頃に目の前で父親を銃殺されるのがどんなにか辛い経験か、胸が痛んだ。 けれどきっとだからこそ、神と共に生きる決意をし、周囲に愛を伝えるシスターになったのかなとも思う。 ・境遇を選ぶことはできないが、生き方を選ぶことはできる ・欲望に振り回されてはいけない、自分がして欲しいことを人に与えなさい ・存在を認められるだけで、人はもっと強くなれる ・思わぬ不幸な出来子供や失敗から、本当に大切なことに気付くことがある ・時間の使い方は、そのままいのちの使い方になる ・愛は生きる原動力 ・毎日を「私の一番若い日」として輝いて生きる ・一生の終わりに残るものは、我々が集めたものでなく、与えたものだ ・謙虚になることが成熟の証 ・信頼は98%。あとの2%は相手が間違った時の許しのために取っておく ・「人に迷惑をかけない」から一歩進んで、「手を差し伸べる」気持ちが愛の実践 ・「ていねいに生きる」とは、与えられた試練さえも両手でいただくこと

Posted byブクログ

2023/11/01

置かれている場所にとどまるべきか、違う場所を選ぶべきか、悩んでいる時にタイトルを見て読んでみた。 全体的に前者というよりは、普段の気の持ちようを変えてみようという感じで、印象に残るフレーズがいくつかあった。人への接し方の部分は、一緒にいて楽な人といることが多いせいか、蔑ろにしてい...

置かれている場所にとどまるべきか、違う場所を選ぶべきか、悩んでいる時にタイトルを見て読んでみた。 全体的に前者というよりは、普段の気の持ちようを変えてみようという感じで、印象に残るフレーズがいくつかあった。人への接し方の部分は、一緒にいて楽な人といることが多いせいか、蔑ろにしている気がした。

Posted byブクログ

2023/10/27

Bloom where God has planted you. 置かれたところこそが、今のあなたの居場所なのです。 咲けない時は、根を下へ下へと降ろしましょう。 「時間の使い方は、そのまま、いのちの使い方なのですよ。置かれたところで咲いていてください」 結婚しても、就職しても、...

Bloom where God has planted you. 置かれたところこそが、今のあなたの居場所なのです。 咲けない時は、根を下へ下へと降ろしましょう。 「時間の使い方は、そのまま、いのちの使い方なのですよ。置かれたところで咲いていてください」 結婚しても、就職しても、子育てをしても、「こんなはずじゃなかった」と思うことが、次から次に出てきます。 そんな時にも、その状況の中で「咲く」努力をしてほしいのです。 どうしても咲けない時もあります。 雨風が強い時、日照り続きで咲けない日、そんな時には無理に咲かなくてもいい。 その代わりに、根を下へ下へと降ろして、根を張るのです。次に咲く花が、より大きく、美しいものとなるために。 現実が変わらないなら、悩みに対する心の持ちようを変えてみる。 いい出会いにするためには、自分が苦労をして出会いを育てなければならない。 心にポッカリ開いた穴からこれまで見えなかったものが見えてくる。 希望には叶わないものもあるが、大切なのは希望を持ち続けること。 信頼は98%。あとの2%は相手が間違った時の許しのために取っておく。 「ていねいに生きる」とは、自分に与えられた試練を感謝すること。 ノートルダム清心学園理事長の渡辺和子さんが、修道会での修練やノートルダム清心学園での経験の中で気づいて学んできたことを、分かりやすい言葉で説いた本です。 中でも印象深いのは、キリスト教を信仰している詩人・八木重吉が残した詩「憤りながらも、うつくしいわたしであろうよ。泣きながら、うつくしいわたしであろうよ」という詩です。 キリスト教の寛容な心を説いた素晴らしい詩です。 どんな相手にも考え、次に感じ、行動する思慮深く振る舞うこと。 思わぬ不幸な出来事や失敗から、本当に大切なことに気付くことがあるということを、自身のうつ病経験を通じて説いていたり、辛い状況になった時の心強い友になる一冊です。 合わせて、キリスト教を信仰している詩人・八木重吉さんの詩集と一緒に読むのも、オススメです。

Posted byブクログ

2023/11/06

咲くとは、仕方がないと諦めるのではなく、笑顔で生き、周囲の人々も幸せにすること。置かれたところこそが、今のあなたの居場所である。 倒れても立ち上がり歩き続けることが大切。 時には立ち止まって休んでもいい。 再び歩き出せるかが、目標達成の分かれ道。 全体的にわかりやすい文章でし...

咲くとは、仕方がないと諦めるのではなく、笑顔で生き、周囲の人々も幸せにすること。置かれたところこそが、今のあなたの居場所である。 倒れても立ち上がり歩き続けることが大切。 時には立ち止まって休んでもいい。 再び歩き出せるかが、目標達成の分かれ道。 全体的にわかりやすい文章でした。 考え方の一つとして参考になった1冊でした。

Posted byブクログ

2023/10/09

一番印象に残ったのは「不機嫌は自然災害である」ということ。確かに、周囲を巻き込んで不快、不機嫌を伝染させるのは自然災害と変わらない。不機嫌な人を見て感じる気持ちをピタッと言葉で当てはめてもらった気がします。ただでさえ災害の多い近年、自分が災害になるのは避けていこうと思いました。

Posted byブクログ

2023/08/06

心の持ち方を記した癒やしの一冊 時には逃げるのが一番だと思うが、中々そう逃げられないこの社会ではこういう考えを試してみるのもありかな

Posted byブクログ