外来鳥ハンドブック の商品レビュー
図鑑。知らない鳥が多め。 分布図を見る限り、外来種はわりと温暖な地域に多いのかな? 秋田で見るのはドバトと、アヒルがもしかしたらいるかもくらい。 全長2mのインドクジャクと野外で出会ったら、絶対に驚く。 外来種の影響として、「外来種を食べる捕食者が増え、他の動物も捕食者に食べられ...
図鑑。知らない鳥が多め。 分布図を見る限り、外来種はわりと温暖な地域に多いのかな? 秋田で見るのはドバトと、アヒルがもしかしたらいるかもくらい。 全長2mのインドクジャクと野外で出会ったら、絶対に驚く。 外来種の影響として、「外来種を食べる捕食者が増え、他の動物も捕食者に食べられ数が減少する」という、間接的な影響もあるらしい。
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家の周辺にはまだ雑木林が残っており、毎年まだ寒さの残る春先には、ウグイスが飛来して、春が近いことを告げてくれます。朝早く囀る声に、まだへたくそだなあとか、ケキョが1回多いね、などと楽しんでいました。しかし、今年はまだ声が聞こえません。 おかしいなあ?と思っていましたが、今日ガビ...
家の周辺にはまだ雑木林が残っており、毎年まだ寒さの残る春先には、ウグイスが飛来して、春が近いことを告げてくれます。朝早く囀る声に、まだへたくそだなあとか、ケキョが1回多いね、などと楽しんでいました。しかし、今年はまだ声が聞こえません。 おかしいなあ?と思っていましたが、今日ガビチョウの姿を見つけました。多彩な鳴き声の持ち主で、昨年辺りから聞こえていたから、ひょっとしたら営巣したのかなとも思いましたが、林の小道に人を恐れず、至近距離の枝にとまっていました。目じりの白いアイシャドウが特徴の特定外来種なのです。 もしかすると、昨年から林の周りに営巣して、そのためウグイスも近寄れなくなったのではと懸念しています。 野生化した生き物自身に文句は言いえません。愛玩用として飼われていた動物が飼い主の都合で自然に離され、生態系に影響を与えるまでになっている状況には、人の身勝手さに腹が立ちます。 釣り人が自分の楽しみのために、湖にバスを放したり、多摩川周辺でも野生化したオウムが大田区周辺を飛び回っていたり、放流されたワニガメの話も聞きます。 近所の谷戸にはまだウグイスの声が多く聞こえる場所があり、子供とウグイス谷と呼んでいます。ここまで影響が出ないように祈りつつ、にぎやかなガビチョウの声にため息ひとつ。
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決して詳しいわけではないですが、鳥好きです。可愛いから。 鳥の観察者には外来鳥はあまり人気がないとのことで、資料も少ないようで、その打破の機会に、という意図が込められた本。観察データも少ないのだろうけど、発見箇所は東京とその近郊が多くて、趣味で飼ってた鳥が逃げたか逃がしたか、ということなのでしょう。 外来鳥は定着し、絶滅した他の鳥を生態系の中で補完したり、天然記念物に指定されたりと、ただの邪魔者としては扱えないような状態にもなっているようです。わーい鳥可愛い、と呑気に眺めるべき本ではないのでしょう。散逸固体に罪はない、のに。
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