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いかにして問題をとくか 実践活用編 の商品レビュー

3.2

25件のお客様レビュー

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2013/02/18

「実践」編だけあって、本編(?)より読みやすかった。例題と解法も半分は理解できた。しかし、それでも高校数学が苦手な私にとっては本書の読了には骨が折れた。日常生活と絡めながら説明されているのは有り難いが、私の数的処理能力が低すぎるらしい。私に合う説明レベルまで下げると「実践活用」で...

「実践」編だけあって、本編(?)より読みやすかった。例題と解法も半分は理解できた。しかし、それでも高校数学が苦手な私にとっては本書の読了には骨が折れた。日常生活と絡めながら説明されているのは有り難いが、私の数的処理能力が低すぎるらしい。私に合う説明レベルまで下げると「実践活用」できなくなるのだろう。こんな使い方をする人間はいないだろうが、目次を眺めているだけでも物事の考え方にキレが生まれる気がするので、しばらくはそういう使い方で本書を本棚に残すことにする。

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2013/02/08

章が短いし、字も大きめでサクサク読める。数学読み物って感じで面白かった。 ただしあくまで「いかにして問題をとくか」の副読本という事に注意。

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2012/11/04

「一般化して考える」「特殊化して考える」のくだりは面白かった。 一番役に立つと思ったのは、センター試験等で選択肢だけで正解を当てよってところ。 著者はそういう「当て物」としての数学は否定しているのだけに皮肉的だ。

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2012/11/03

 単なる数学エッセイでポリアのいかにして問題をとくかの解説とはいえない内容だった。エッセイとして読めばまあまあの内容だが、ポリアの解説を謳ってしまっているため読者の期待している内容ではなかっただろう。また、解説によっては類型を示しているのだが、類型を挙げた後、個別の解説の際にその...

 単なる数学エッセイでポリアのいかにして問題をとくかの解説とはいえない内容だった。エッセイとして読めばまあまあの内容だが、ポリアの解説を謳ってしまっているため読者の期待している内容ではなかっただろう。また、解説によっては類型を示しているのだが、類型を挙げた後、個別の解説の際にその類型番号のみを示すという書き方をしているため、その番号が何を示しているのかを戻って確認しなければならず可読性は良くなかった。やはり解説書で理解しようとせず原書にあたって理解すべきであるということを再認識した。もっとも、本書に限っては解説の体をなしていないのだが。

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2012/10/22

前作の続編の形をとっているが著者は別人だったんだ。 内容としては前作よりボリューム感に欠ける感じがするが内容的にはどちらも興味をそそるものになっていて大変満足した。

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2012/09/30

ポリアの「いかにして問題をとくか」の入門編、とよく言われますが、要は数学的センスについて説明された優し目の本です。 一般化・特殊化や帰納法、背理法など、名前だけでは難しい概念を、日常的な例示を数多く使って解説されています。 非常に分かりやすい本ですが、あくまでツールの提供という...

ポリアの「いかにして問題をとくか」の入門編、とよく言われますが、要は数学的センスについて説明された優し目の本です。 一般化・特殊化や帰納法、背理法など、名前だけでは難しい概念を、日常的な例示を数多く使って解説されています。 非常に分かりやすい本ですが、あくまでツールの提供という立場となっています。つまり、目の前にとある問題が降ってきたときに、どの手法を使うのが便利なのか?という問いにはあまり答えられていません。 作者のほうでは、自分の手を動かす重要性や最初から最後まで論証することの大事さについて理解しているだけに、練習問題が無かったことが悔やまれます。 余談ですが、随所に入る算数・数学教育への批判を読んでいて、大学への数学っぽさを感じました。

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2012/09/13

身近な問題で、解決法を説明。その内容はよかった。確率の話、線形計画の話は眼うろこの点があり、うれしいものがあった。なぜか高校数学程度に抑えた記述にしたため、ことごとく尻切れとんぼになっているのが残念。あと、初版のせいもあるが、誤字、誤植が気になるくらいに多い。もう少し高度な数学メ...

身近な問題で、解決法を説明。その内容はよかった。確率の話、線形計画の話は眼うろこの点があり、うれしいものがあった。なぜか高校数学程度に抑えた記述にしたため、ことごとく尻切れとんぼになっているのが残念。あと、初版のせいもあるが、誤字、誤植が気になるくらいに多い。もう少し高度な数学メインで書き下ろしていただければ幸い(大学学部数学なら問題ないだろう)。

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2012/08/13

いかにして問題をとくか、は数学の話ばかりでした。こちらは訳者の芳沢氏が、ポリアの言わんとすることは、こんなことに使える、という例が多く読みやすかったです。

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2012/07/24

ポリア「いかにして問題をとくか」という数学的思考指南書が1954年に書かれて愛読されている?そうで、この本は、それをベースに日常生活の問題に活用してみる本。中学生数学の範囲でという縛りで書いているそうで、数学書にしては珍しくついていける。 著者は数学教育に深くかかわっているらしく...

ポリア「いかにして問題をとくか」という数学的思考指南書が1954年に書かれて愛読されている?そうで、この本は、それをベースに日常生活の問題に活用してみる本。中学生数学の範囲でという縛りで書いているそうで、数学書にしては珍しくついていける。 著者は数学教育に深くかかわっているらしく、ゆとり教育やマークシート入試についての苦言が随所に出てくる。

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2012/07/03

各章の表題だけを見ていけば、考える段取りとして普通のことなのかなぁとは思うのだが、説明が腑に落ちないというか、理解でない、わからない・・・ そんな読後感でした

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