現代国際関係入門 の商品レビュー

竹内俊隆【編著】

2012/08/16

安全保障の箇所で少しだが、サイバー空間について触れている。ようやくサイバー空間の安全保障を国際関係入門で扱うようになった。

レポートとは客観的事実の調査と考察（総括）から構成されるもの。
レポートの最大の目的は事実を読者に報告すること。したがってレポートの評価はどのくらい客観的な事実を正確に調べているか、それらの事実をどのように情報化、データ化しているか、そして情報データのポイントや重要な発見などをどれだけ説得的に読者に伝えているかにかかっている。

論文とは未解決の重要問題（パズル）に自分自身の答えを出す学術的な論考である。著者のオリジナルな主張が自分自身の回答。論文では、その主張が正しいことを証拠に照らして検証しなければならない。論文とは多くの人たちが解決してほしい問題にトルク無ものであり、これが自分の答えだ、という主張（仮説）を明治し、その主張を客観的な証拠によって確かめようとする論述をさす。
主張にはオリジナリティ（独自性）がなければならない。
論文えはこれまでに議論の展開が必要。研究上の空白を埋めること。学問的に貢献しようとする姿勢が問われる。