六花の勇者(2) の商品レビュー
本作は展開と謎解きがお見事! 前作と比較しても面白さが増していて、特に新キャラ(厳密には前作ラストから登場)のロロニアが魅力的だった。 キャラの過去も少しずつ明らかになってきて、ストーリーに厚みが出てきたように思う。続きが非常に楽しみ。
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前回の引きから新の六花の勇者出ない人の予想を立てていたけど、更に上を行く展開で、勇者と魔物の駆け引きが面白すぎる。6人の勇者のはずが7人いました、では偽者はという命題でどこまで物語が複雑になっていくのか、今後も楽しみに追い続ける傑作ですね。
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ファンタジーにしても、ミステリーにしてもちょっとペラペラすぎないかい?と、1巻を読み終わったまでは思っていたけど、2巻で印象が逆転。 『6人の勇者が集結し、魔神を倒すという王道ファンタジー作品だが、6人の勇者のなかに「7人目」が紛れ込み、互いが互いを信じ、疑いながら、敵の妨害と...
ファンタジーにしても、ミステリーにしてもちょっとペラペラすぎないかい?と、1巻を読み終わったまでは思っていたけど、2巻で印象が逆転。 『6人の勇者が集結し、魔神を倒すという王道ファンタジー作品だが、6人の勇者のなかに「7人目」が紛れ込み、互いが互いを信じ、疑いながら、敵の妨害と策略をかいくぐり犯人である「7人目」を見つけ出すというミステリー要素も存在する。』 とあらすじをコピペしただけでは多分面白さが理解できないだろうな(笑) これじゃ『切り口変えたファンタジーはどうですか?』位にしか聞こえんわな。 例えるなら名探偵コナン。 コナン君が犯人を『真実はいつもひとつ!』って言って解いた後に、『じゃ、君が見つけた犯人の他にもう一人入れて置いたからヨロシクね』と、そう言われるのが2巻。 『いやいや、じゃ新しく入った1人が犯人じゃん!』が普通の感覚だろうけど、残った6人が読み手から見たら卑怯この上無い『自分の過去話』を始めちゃうもんだからもう前巻で立証されたアリバイが強引過ぎる位に崩れてくのは結構快感(笑) 大きな物語の枠組にも多分仕掛けをしている匂いがしてるのでちょっと続きが楽しみです。
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うお? 1巻とはまた趣向が違い、面白い。 個人的には2巻の方が好み。 (主人公の出番がかわいそうなことになってるけどね) そっかー。毎巻趣向が変わるのは楽しみです。
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前回とは、違った展開を初めから出してくれていた。飽きさせない設定で、とてもよかった。今回は、犯人がわかっているのだけれど、動機を探っていく形でこれもわくわくしながら読み進めていくことができたな。 自分の身を7人目から守るために、疑心暗鬼になって力が出せないところは読んでいて...
前回とは、違った展開を初めから出してくれていた。飽きさせない設定で、とてもよかった。今回は、犯人がわかっているのだけれど、動機を探っていく形でこれもわくわくしながら読み進めていくことができたな。 自分の身を7人目から守るために、疑心暗鬼になって力が出せないところは読んでいて歯がゆい!だがそこが面白い! そんな中、ひとり放心状態のゴルドフ7人目なのか疑われていますが、1人気が抜けたように無口。このキャラだけ、まだよく人間性がわからなくて不気味に見えちゃうんだよね。 しかも、今回はボス的キャラとの戦闘。アドレット弱いんだけど、ハンスと協力して謎を解き明かすのは流石。それでも、馬鹿扱いされているのには笑えるし、フレミーの態度がまた見ていて面白いよ。フレミーがだんだんかわいくなっている。最初は、ナッシェタニアが好きだったけどいいね!
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1巻のテーマが「誰が7人目?」なら、この2巻は「どうしてそうなった?」。 いきなり冒頭で衝撃の展開が繰り広げられ。 如何にしてその展開となったかが語られるこの第2巻。 この書き方はどうなのかなー。 確かに作中で冒頭のシーンが導かれるための様々な要素が語られ、そしてそれ故どうして...
1巻のテーマが「誰が7人目?」なら、この2巻は「どうしてそうなった?」。 いきなり冒頭で衝撃の展開が繰り広げられ。 如何にしてその展開となったかが語られるこの第2巻。 この書き方はどうなのかなー。 確かに作中で冒頭のシーンが導かれるための様々な要素が語られ、そしてそれ故どうしてそうなったかが非常に気になる作りになっているんだけど。 冒頭が衝撃的過ぎて、ある種の出落ちのような、盛り上がり不足になってしまうのではないか。 ・・・そんなことを思いながら読んでいたんですが。 いやーやられたわー。 予想の上をいかれたわー。 いやしっかり考えれば読める展開ではあったんだけどね。 冒頭に至るまでが気になりすぎて、そこまで頭が回らなかった。 これは構成の勝利でしょう。 ストーリーやキャラは言わずもがな。 そこに見事な構成も加わって、大変満足な1冊です。 さーて続き読もー。
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モーラが最後にハンスと対峙したときに、ロロニアは何にもしなかったのでこれはもしやと思ったらその通りだったがその発想は直前まで無かったわー。 どんだけアホなプラン考えてるんだこのおばちゃん。誰だよこいつ神殿長にしたの。 しかし真っ向勝負でハンス倒したのはすげー。
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2巻まで読みすすめたら、登場人物たちを具体的にイメージできるようになりました。ハンス、いいなあ。 1巻ラストで気になってた部分、2巻のラストでちょっとだけ触れられていたので、どうしても続きが気になってしまいます。
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ファンタジー物のラノベの皮をかぶった本気のミステリー小説。今回も面白かった。最後まで来てオチにびっくり。まだ続くようなので期待。
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前巻の最後にまた七人になり、この巻のプロローグで殺害シーンを書いてそうなる経緯を遡って書いていく形式。 凶魔側も派閥が分裂しているようで、今後が楽しみ。
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