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桐島、部活やめるってよ の商品レビュー

3.6

1540件のお客様レビュー

  1. 5つ

    212

  2. 4つ

    536

  3. 3つ

    508

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2026/06/03

30過ぎて初めて読んだ。チャットモンチーを聴いていた高校時代やラッドウィンプスが好きな友達カップルがとても懐かしく感じられる。 振り返ってみれば学校という場所は本当に窮屈だった。上と下があった。転校して、はぶられないように悪口を言った。それが居心地悪くなって、クラス替えを気に違う...

30過ぎて初めて読んだ。チャットモンチーを聴いていた高校時代やラッドウィンプスが好きな友達カップルがとても懐かしく感じられる。 振り返ってみれば学校という場所は本当に窮屈だった。上と下があった。転校して、はぶられないように悪口を言った。それが居心地悪くなって、クラス替えを気に違うグループと遊ぶようになった。それでも行動したらあの子からどう思われるかな、とがんじがらめになっていた。 改めて朝井さんはその「時」を閉じ込めるのが上手いし、リアルだし、生々しいと感じた。 桐島が部活をやめたことでみんなの生活が少し変わる、もしかしたら大きな変化をもたらすのかもしれない、おもしろい構成だった。 登場した高校生たちはどんな大人になったのだろう。 諒也「この空の分だけ大地がある。世界はこんなに広いのに、僕らはこんなに狭い場所で何に怯えているのだろう。」 宏樹「一番怖かった。本気でやって、何もできない自分を知ることが。」 映画部の2人が眩しかった。 かすみ「私はジョゼと虎と魚たちが好きで、同じクラスにもそれを好きな子がいる。たはだそれだけのことだ。それなら、話しかけたほうが絶対に楽しいを絶対に楽しくなる。そんな単純なことなのに、どうしてこれまで踏み出せなかったんだろう。」

Posted byブクログ

2026/06/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

春やねぇ。こういう青臭い感じ、読んでいて懐かしい気分になり楽しい。ライトノベルと言われる範疇かな、めっちゃ軽い。想像とはだいぶ違った。桐島が辞めた経緯が描かれているかと思ったけど、桐島本人は出てこない。数人の高個性の日常とやりたいことがなく悩む様子が描かれている。

Posted byブクログ

2026/06/01

通学中の電車内ではほぼ読み切れた!一気読み! 思ってた感じとは違ったけど、高校生のあのドロドロした人間関係とか黒い感情とかがリアルに表現されてて読んでて痛かったけど面白かった。 誰よりも「上」とか「下」とか考えてしまうのはうちだけじゃないんやってちょっとだけ救われたと同時に、うち...

通学中の電車内ではほぼ読み切れた!一気読み! 思ってた感じとは違ったけど、高校生のあのドロドロした人間関係とか黒い感情とかがリアルに表現されてて読んでて痛かったけど面白かった。 誰よりも「上」とか「下」とか考えてしまうのはうちだけじゃないんやってちょっとだけ救われたと同時に、うちも誰かに比較されてるのかなって思えてぞっとした。 絶対1番いい子であるかすみちゃんにすら、そんなにかっこよく生きれるのは可愛いからやでって思ってしまううちは末期。

Posted byブクログ

2026/06/01

高校時代にあった暗黙のものが可視化された気分だった。口にはしなくても共通して感じてる何かはどんな立場の人であれ意外と一緒なのかもしれない。

Posted byブクログ

2026/05/31

部活をやっている同級生や後輩を尻目に、木炭紙大の黒くて重いアルタートバッグを抱えて学校を後にする、そんな寂しい記憶が蘇りました。美大進学を目指して部活を早期退部し、美術予備校に通っていた高校時代。周囲は推薦でとっとと進路を決めていたり、やりたいこともないまま、ろくに勉強もせず騒い...

部活をやっている同級生や後輩を尻目に、木炭紙大の黒くて重いアルタートバッグを抱えて学校を後にする、そんな寂しい記憶が蘇りました。美大進学を目指して部活を早期退部し、美術予備校に通っていた高校時代。周囲は推薦でとっとと進路を決めていたり、やりたいこともないまま、ろくに勉強もせず騒いでいたり。 ここを抜け出したらもっと広い世界があることを希望に生きていたあの時の小さな世界は、私の人生のなかでも少し辛くて、少し異様で、でも思ったより貴重な時間だった。 高校生って、外から見れば若くてきらきらしている。でもその内側は決して一枚岩ではない。偶然同じ場所に集められただけの人間関係に息苦しさを感じたり、自分の未来が見えなくて怯えたり。当時、勉強もせず騒いでいた子たちも、一見何も考えていないように見えて、きっとそれぞれに割り切れない悩みを抱えていたのかも。 本書は、そういう彼らの脆くて不器用な機微を、どこまでも繊細に切り取っていました。この本のなかに、あの頃の自分を見つけた人も多いんじゃないかなと思う。 個人的には岩井俊二監督作品で観てみたかった文章でした。 タイトルのインパクトで読んだ作品でしたが、まさかの桐島が出てこない。でも誰かが部活を辞めるというちょっとしたニュースが周りを変えていく構成がとても面白かった。

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2026/05/30

少しのきっかけ(桐島が部活を辞めたこと)だけで、別軸にいるような子たちの人間関係の歯車が一つずれていくような?軋んだり噛み合わない波長を感じたような気がした。 そーんなこと私もあるなあ 友達は恋愛が上手くいきだした 同期が昇格した 自分の中にあるフラストレーションだけがうまく消...

少しのきっかけ(桐島が部活を辞めたこと)だけで、別軸にいるような子たちの人間関係の歯車が一つずれていくような?軋んだり噛み合わない波長を感じたような気がした。 そーんなこと私もあるなあ 友達は恋愛が上手くいきだした 同期が昇格した 自分の中にあるフラストレーションだけがうまく消化できなかったり、私だけいい思いしているような後ろめたさ、、、 高校生ってこんなこと感じても上手く自分の気持ちになかなか向き合えないよな。大人になった今でも難しいけれど。 暗く静まり返った廊下を歩いて職員室に鍵を返すシーンだとか、気になる人を気にしながらの部活中とか、あの頃を思い出して胸がキューっとなった。 高校の時好きだった先輩、ほんとにタイプだったなあ

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2026/05/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

桐島、出てこなかった 高校生の細かい心理描写がリアルで、スクールカーストなんてあったなぁ、と懐かしく学生時代を思い出した 今はすっかり大人になったから 将来への不安とか まわりからの評価とか それほど気にならないけど 若いときは大変だよね 見た目は若くてキラキラしてて うらやましい限りだけど   本の中で高校生に戻れて でも実際の自分はそれなりに大人で視野も広くて 読書って、やっぱりいいわー という結論にたどり着いた

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2026/05/29

どうせミーハーと開き直って、今更ながら読了。 正直な感想は、「思ってたんと違う」だ。 私にとって本作は、「不在の中心」という言葉を知ったきっかけの1冊だ。だから、テレビだかTwitterだかで仕入れたふんわりした知識を基に、桐島という人物は一切登場せず、けれどみんなが桐島の話をし...

どうせミーハーと開き直って、今更ながら読了。 正直な感想は、「思ってたんと違う」だ。 私にとって本作は、「不在の中心」という言葉を知ったきっかけの1冊だ。だから、テレビだかTwitterだかで仕入れたふんわりした知識を基に、桐島という人物は一切登場せず、けれどみんなが桐島の話をして、そうして物語が進んでいくのだと思っていた。桐島を登場させずに桐島を中心に話が展開するなんて、いったいどんな技法なんだろうと、そういう興味で読み始めた。 実際、本作における桐島は意外と存在感がない。本人目線ではなく、他者の、それも過去回想のなかでという形だが、喋ることもある。話し手によっては、桐島が全く登場しないか、登場したとて本当に名前が出るだけ、なんてこともままある。 だから、私にとってはちょっと拍子抜けだったのだ。 ただ、作者が本作を書いたとき弱冠19歳だったと知って、見る目(読む目?)が変わった。作者のプロフィールによって作品の感想が変わるというのはどうも本質的でないような気がするが、変わってしまったのだから仕方ない。 桐島を描かずに、しかし桐島を中心に展開する物語。そんなものは存在しない。何故ならば、高校とはそういう場所だからだ。バレー部の部長が辞めるだの辞めないだの、バレー部員にとっては大問題だが、他の部活にとってはそうではない。目の前の色恋沙汰や趣味、勉強、進路調査などなど、もっと他の大問題の隙間に消費される雑談になるのがせいぜいだ。桐島なんて、しゃべったこともなければ下の名前もあやふや、なんて距離感も不思議でないだろう。 そんな、中心なんてない、強いていえば各々が各々を中心に動いている世界で、その円どうしが僅かに重なる場所に、これまた僅かに桐島という存在が掠っていった。本作は、そういう世界だった。 そんな世界にほんの少し前までどっぷり浸っていながら、そんな世界をそんな世界と書けるというのは、とんでもないことだと思う。スクールカースト、陰キャと陽キャ、部活、勉強、恋愛、青春。学生生活をなんとなくひっくるめた言葉はこの世に山ほどあるが、そのどれもに当事者として接する学生生活などあるはずもないのだ。それなのに、作者はそのどれもを主観として、また客観として描く。思い出補正、達観、憧れ、理想、そのどれもにハンドルをとられずに描く。これが想像力のなせる技というのは、どうにも信じがたい。作者は時を繰り返して、色んな立場の人生を経験しているのではないか。なんて途方もない想像をしてみる。これが私の想像力の限界である。

Posted byブクログ

2026/05/29

実果の章は、意外な展開と、愛の深さに目から鱗。この作者が単に新奇な構成の小説を発明したアイディアマンなのではないと思った。

Posted byブクログ

2026/05/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

このタイトルで全然桐島本人でてこうへんくてびっくりした。 自分の理解力の問題なんだけど登場人物が多すぎて誰?誰?ってなってあんまり楽しめなかった( ; ; )

Posted byブクログ