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終点のあの子 の商品レビュー

3.9

217件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2022/01/01

女社会を描くのがうまい。 ちょっとしたすれ違いや見栄で人間関係が変わったりすることはよくある。 人には他人からみたら羨ましがられる部分、そうでない部分があることも共感した。 成長過渡期の少女たちのなんとなくうまくいかない日々に自分の昔のことも思い出したりした。

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2021/12/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あぁ、またこの手の本を借りてしまった…というのが最初の感想。 作品紹介を読んでから手に取っているはずなのに、どうしてこう学生時代の苦々しい気持ちを思い起こす本を選んでしまうのか。 どの女の子を見ても、いるよね、こういう子と妙に納得。自分は他と違う特別な子になりたいという願望や、周りからバカにされないために友達を選ぶとか、本当10代の女子って窮屈だ。 こういう話を読むと、未だに胸の奥がきゅーっとなる。

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2021/11/11

デビュー作とのこと。少女たちの気持ちの移り変わりや不安、成長を独特の空気感で描いていて、好きな雰囲気の作品。 登場する街が、偶然、生活圏の周辺で、親しみも持てた。

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2021/10/24

さらっと読める一冊 プロテスタント女子校に通う いろんな高校生の気持ちが描かれている短編 連作短編なので読みやすいです 自分も女子校で 学校の様子はただただ懐かしい。 女子特有の空気感を思い出しました 他人を気にしすぎる、 人に認められたい、 どう思われてるか気...

さらっと読める一冊 プロテスタント女子校に通う いろんな高校生の気持ちが描かれている短編 連作短編なので読みやすいです 自分も女子校で 学校の様子はただただ懐かしい。 女子特有の空気感を思い出しました 他人を気にしすぎる、 人に認められたい、 どう思われてるか気になる こういう気持ちは自分にも経験があります スッキリと終わるというより なんか傷を負って変わったり 変わらなかったりする この頃ってたしかにこんなことの繰り返しですね 自分の鈍い傷も思い出します それにしてもいろんな立場の人の気持ちを 本当によくわかるなーと感心

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2021/10/17

特別な人と思われたい、人からの目が気になる、この2つを強く感じた。女子高生特有の気持ちだなあと思いながら読んだ。面白かった。

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2021/10/04

学生時代のモヤモヤがすごく共感できる。 楽しい時代ではあるんだけど、クラスのメンバーによっては一気に地獄になるよな、と。

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2021/09/20

マウント取ろうとしたり、 人と少し違うひとに憧れて固執したり 嫉妬して少しいじわるしたり、 集団のなかにいると多かれ少なかれ必ずある事を 同じクラスの中で視点を変えて書かれていて 面白かった。

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2021/09/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2021/8/31 THE女子!忌々しくイライラさせられるけど紛れもなく私もこうだったと思わされる。 だから私は中高生に戻りたくないんだよ。 こうだったから嫌なんだよ。見たくないんだ。 でもやっぱりちょっとだけ羨ましい。 自意識過剰でアップアップでも無我夢中なのが。 年を経た私は思う。 もうちょっと上手くやれと。 今が上手くやれてる訳でもないのに。 上手くやれてないのにキラキラだけどっか行ってしまったなぁと。

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2021/08/22

いつも電車や街中でみかける女子高生は存在だけでキラキラ輝いて美しいと思うけど、そういえば当事者の時ってこんなに悩んでグルグルしてたわ…と思い出しました。 憧れの存在がいたり、社会に出ようとしてみたり、裏切ったり裏切られたり…いまでも美化できない苦くてしょっぱい思い出を昇華してもら...

いつも電車や街中でみかける女子高生は存在だけでキラキラ輝いて美しいと思うけど、そういえば当事者の時ってこんなに悩んでグルグルしてたわ…と思い出しました。 憧れの存在がいたり、社会に出ようとしてみたり、裏切ったり裏切られたり…いまでも美化できない苦くてしょっぱい思い出を昇華してもらったように思います。 「王妃の帰還」も舞台は似てるけど、より現実的だから世界に入り込みやすいです。

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2021/07/31

まだまだ広い世界を知らない中で、もがいたり人と比べて安心したり…と高校生の頃の自分を思い出しました。みんなそれぞれの世界があって、うらやましかったり、背伸びしてみたり。 みんな、物語の中で、今まで思い込んでいた友だちや周りの人の見方の殻を破って、自分の世界が広がっていくところが、...

まだまだ広い世界を知らない中で、もがいたり人と比べて安心したり…と高校生の頃の自分を思い出しました。みんなそれぞれの世界があって、うらやましかったり、背伸びしてみたり。 みんな、物語の中で、今まで思い込んでいた友だちや周りの人の見方の殻を破って、自分の世界が広がっていくところが、爽やかで気持ちのいい小説です。ストーリー自体は辛辣な人間関係が描かれてもいて、柚木さんらしさが面白いと思います。

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