脱会議 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
会議中毒の会社の特徴は、ズバリ、「会議>顧客」の風土に汚染されていることです。顧客の満足をアップさせる取り組みよりも、社内の会議が優先されているからです。進捗を確認するために人を集めるのは、「無駄の中の無駄」です。進捗というのは、資料やITなどのツールで報告してもらえば、事が足ります。どうしても面と向かって確認したければ、「1対1」でやればいいのです。 進捗確認や報告事項は、会議の前に資料などで終わらせておいてください「会議の前に成果とのギャップをチェックする。ギャップを埋めるための改善策を事前に提出しておく」。120930 120930の時点では、★★★かな?と思っていましたが、その後、★★★★にしました。 ドラッカーは、こんな言葉を残しているそうです。 「方向づけのない会議は迷惑なだけにとどまらない。危険である」 また、ドラッカーは、「みんなが会議をしているような組織は、何事もなしえない組織であり、4分の1以上の時間が会議に費やされているならば、組織の構造に欠陥があると考えて良い」と断じているそうです。 つまり、結果を報告し承認するのが当たり前のような会議は不要ですし、結果を報告する場にも関わらず、懸念事項がでるような運営ではいけないということだと思います。目的を達成するために手段を複数件立案し、会議ではなく議論にてそれぞれのメリット、デメリットを評価し選択していく。そのような会議を繰り返していれば、必ず効率は上がるはずです。
Posted by
いやあ傑作!ビジネス本の中では今年一番共感した本です。会議にかかるコストとは年収600万の人だと1分50円だそうです。一時間で3000円かあ。10人だと3万円かあ。星4つ
Posted by
意思決定を会議で安易に求めてしまう危険性を教えられた気がします。 会議をする時間があったら、やりきりなさい。そして見直しなさい。 現状維持バイアスから抜け出しなさい。そんな感じがします。
Posted by
ここ最近の会議増をなんとかしたくて読んでみた。会議のコストとかは、分かっていたつもりが改めて考えるとひどい…ただ、これを実践はまた、難しい。そもそも、あまりに報告が無いから会議増やしたの自分だし
Posted by
仕事やそれ以外でも会議が多い、長いと感じる事は度々あったので、気になって読んでみた。 この本に書かれているほど極端に変えるのはすぐには難しいにしても、会議の目的と結論を意識することはできるかな。。。
Posted by
確かに会議の多い会社はダメ会社と言われるが、なるほど極端な例とはいえ、ダラダラやってる会社、あるんだな。 会議をする事により、一人一分50円の損失か~。 私の会社はさほど会議ないけれど、心掛けようっと。 12/06/30-72
Posted by
会議について問題を提起する内容で、するっと入ってきた。会議をゼロにする必要はないが、無駄な会議はやめて、より内容を充実させようというのには納得。おかしなことは結構あるもので、ゼロベースでの見直しは必要だ。資料の作り方や、正解を求めない考え方などは、私も同意見。
Posted by
会議をやめる、または頻度を下げた方が生産性が向上するよ、というのが本書の主張。会議が増えていくメカニズム、会議を減らすにはどうしたらいいのか、会議をもっと実のあるものにするにはどうしたらよいか、が説かれている。この本を参考に、実際に会議の出席の仕方や進行方法を見直し、手応えを感じ...
会議をやめる、または頻度を下げた方が生産性が向上するよ、というのが本書の主張。会議が増えていくメカニズム、会議を減らすにはどうしたらいいのか、会議をもっと実のあるものにするにはどうしたらよいか、が説かれている。この本を参考に、実際に会議の出席の仕方や進行方法を見直し、手応えを感じています。
Posted by
内容はそんなに難しくないが、会議そのものに疑問を持ってういないとそもそもこの本にたどり着けない。 わざとらしくどこかにおいてみようかなあ?
Posted by
進捗会議の上手いやり方があればと思い、購入。本書によると「会議はPDCAサイクル(plan-do-check-act)を上手くまわす為の道具。planとactには会議が必要だが、doとcheckの為の進捗会議は不要。なぜならcommitした作業はやり遂げるのが当然であり、問題があ...
進捗会議の上手いやり方があればと思い、購入。本書によると「会議はPDCAサイクル(plan-do-check-act)を上手くまわす為の道具。planとactには会議が必要だが、doとcheckの為の進捗会議は不要。なぜならcommitした作業はやり遂げるのが当然であり、問題があれば個別に相談すればよい。進捗確認はITや資料を使えば十分」とのこと。 commitした作業をやり遂げるのは当然と言えば当然だけど、メンバーに作業をやり遂げてもらうにはどうすれば?という新たな疑問が。
Posted by