ファミリーツリー の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
頼りない感じの主人公に少しいらいらしたのですが、 比べて自分はどうなんだと自問してすこし落ち込んだり、 菊さんの話に軽く涙したりしているうちに読み終わりました。 読後感最高、というわけにはいきませんでしたが、 読み進めるのが遅く、かつ飽きっぽい性格の自分が 往復の通勤時間3日分程度で読み終えたことを考えると、 さては結構引き込まれたのだな、と。
Posted by
穂高で育つ蔦子とリュウ姉弟と夏休みを過ごすため、リリーは一人で東京にやってきます。 蔦子とリュウは年子。リリーは、蔦子と同級生ですが、関係性は彼らの叔母さんになります。 ちょっと複雑な家族の関係の中で、リュウは、リリーに恋をします。 穂高の自然、強くて優しい曾祖母の菊さんたち...
穂高で育つ蔦子とリュウ姉弟と夏休みを過ごすため、リリーは一人で東京にやってきます。 蔦子とリュウは年子。リリーは、蔦子と同級生ですが、関係性は彼らの叔母さんになります。 ちょっと複雑な家族の関係の中で、リュウは、リリーに恋をします。 穂高の自然、強くて優しい曾祖母の菊さんたちに囲まれて成長していくリュウたちが爽やかでした。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読み終えた後に、じんわりじんわり心が温かくなった一冊。 ちょっと最初は読み進めるのに苦労しました(笑) リュウとリリーがうまくいってくれて良かった!
Posted by
主人公を含めて出てくる男性がうんざりするほど甘ったれの自己陶酔人間で、反対に女性は神々しい程立派すぎて、誰にも共感できなかった。 「喋々喃々」が良すぎて期待しすぎたかな?残念だ。
Posted by
この作者の男性が主人公の話を初めて読んだのですが 主人公のそれぞれの年齢がもつ葛藤が余りにもぱぱっと書かれていて、 あくまでも女性が想像する男子の青春、っといった雰囲気でしっくり来ませんでした。 おばあちゃんの菊さんが関わる辺りは全て素敵です。
Posted by
なにげない日常が物語になる、 と小川糸さんの作品はいつも教えてくれる。 ままごとみたいなふたりの恋も好感が持てた。 でも、ふたりはこのまま順調にいくのかな? 流星はちゃんと大人になれるのか、 リリーは、それまで待てるのか・・・。 オバサンは現実が心配になる(笑)
Posted by