コレキヨの恋文 の商品レビュー

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41件のお客様レビュー

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2012/11/18

大正後期から昭和初期と、現代がこんなに似ているのは驚きですね。 物語は、霧島さくら子首相の現代と高橋是清の時代がうまくリンクして進みます。 これがすごくわかりやすいです。 たださくら子と周囲の人々とのやりとりなどは、ライトノベルチックでとても軽ーいですが、三橋氏は小説家ではあ...

大正後期から昭和初期と、現代がこんなに似ているのは驚きですね。 物語は、霧島さくら子首相の現代と高橋是清の時代がうまくリンクして進みます。 これがすごくわかりやすいです。 たださくら子と周囲の人々とのやりとりなどは、ライトノベルチックでとても軽ーいですが、三橋氏は小説家ではありませんので仕方ないかという感じ。笑 個人的に笑ったのは、官邸医務室に「藤井医師」とその助手の「中野医師」が居ることですかね。

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2012/11/17

面白く、かなりためになる! もしドラのような経済小説。 新米女性首相(経済素人)が高橋是清に国民経済を学んで、デフレを克服していく物語。 本書によると、高橋是清の時代と現代がまさに瓜二つ。 女性首相さくら子が是清との会話の中で、経済を学んでいける仕組みです。 ・マクロ経済(国...

面白く、かなりためになる! もしドラのような経済小説。 新米女性首相(経済素人)が高橋是清に国民経済を学んで、デフレを克服していく物語。 本書によると、高橋是清の時代と現代がまさに瓜二つ。 女性首相さくら子が是清との会話の中で、経済を学んでいける仕組みです。 ・マクロ経済(国民経済と個人経済の違い) ・GDPの成長が重要 ・デフレ対策(国債発行、財政出動、公共事業含めて国民所得を増やす支出を行う) といったことをことをさくら子が学び、そして首相として実践していきます。 さらに、TPP加入の是非についても議論しています。 また、2010年の日本の輸出入依存度がアメリカとそう変わらない10%前半というのが驚き。子供の時には貿易立国ってならったような気がするんだけどな.. 本書では、是清の時代や、彼の生き様も合わせて学べ、また、コミカルなタッチも多く、楽しく政治・経済を勉強することが出来ます。 とてもお勧め! さて、政治の目的とは ・国民を豊かにすること(=GDPを成長させること、国民所得を増やすこと) ・国民が安全に暮らせる国を作り上げること として、この軸を考えることによりぶれのない政策を実施できるとのこと。 なるほど、そう思うと、意外にジャッジは簡単かも(のはずはないですが) そして、本書で筆者の思いが最も語られているところが、 首相就任の1年目の演説と本書の題名となっている是清の恋文。 熱くなって、ちょっとこみ上げてくるものがあります。 本当に、こんな感じで、日本の舵を取ってくれる人がいたらと思う次第です。 おりしも、2012/11/16衆議院解散、12/16投票となりました。 しっかり選んで投票してきたいと思います。

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2012/10/25

★2012年SIST読書マラソン推薦図書★ 所在:展示架 資料ID:11230207 本を読んで読書マラソンに参加しよう! 開催期間10/27~12/7 (記録カードの提出締切12/13)

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2012/10/02

経済も政治も日本史も苦手なもので、経済小説ではなくSFとして読んで面白かった。これほどまでに歴史は繰り返すのならどうにかならないものでしょうか・・・。

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2012/09/30

へそ曲がりなので他人の「オススメ度」以上には評価をつけないことが多いですが( ̄▽ ̄)この本は例外。著者も個人的には好きじゃないし、最近のなんでも小説風の解説本も好きではないのですが、この本は読んで良かったです。

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2012/07/31

政治にも経済にもあまり興味がなかったが、フィクションではあのものの、事実を丁寧に折り混ぜられた構成で、楽しく読むことができた。今の日本の閉塞感を打破すべく、国民に気付きを持ってほしいという作者の気持ちがよくわかった。この本を通じて、なぜ自分が今日まで興味が持てなかったかもわかった...

政治にも経済にもあまり興味がなかったが、フィクションではあのものの、事実を丁寧に折り混ぜられた構成で、楽しく読むことができた。今の日本の閉塞感を打破すべく、国民に気付きを持ってほしいという作者の気持ちがよくわかった。この本を通じて、なぜ自分が今日まで興味が持てなかったかもわかった気がする。明日から新たな切り口で政治や経済に向けられるような気持ちする。 高橋是清氏、歴史の授業か何かで名前しかしらなかったけど、すごい人だったんだろうと想像できる。最後の翁の恋文にはフィクションとは言え、熱いものを感じた。1600円をもっと安価にし、もっと多くの人に読まれれば、きっと今の日本にプラスの効果をもたらしてくれそうな素晴らしい本だと思った。

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2012/07/21

架空の女性総理と戦前の財相高橋是清とのやりとりと言うことで、少しファンタジーな内容だけど当時と現在の状況が酷似していることに驚いた。この本をとおして高橋是清の国民経済が詳しく学べて面白かった。

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2014/07/29

今まで、GDPというものがいまいち掴めませんでしたが、なんとなくわかった気がしました。 ただ、「なんとなく」なので、もっといろんな事象の絡み合う複雑なものなのだと思います。 本書は小説として考えると単純な部類に入ると思いますが、経済について述べるのが目的とすると、そんなものでし...

今まで、GDPというものがいまいち掴めませんでしたが、なんとなくわかった気がしました。 ただ、「なんとなく」なので、もっといろんな事象の絡み合う複雑なものなのだと思います。 本書は小説として考えると単純な部類に入ると思いますが、経済について述べるのが目的とすると、そんなものでしょう。 何より、以前から勉強したいと思っていたが興味のわかなかったマクロ経済について、ようやく興味を持てました。

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2012/07/13

日本経済のデフレ脱却のために、さくら子首相が是清の助言から経済の立て直しをしていくお話。 経済や歴史に全くうとい私でも簡単にすっきり読めた。 日本の未来は明るくできる!と希望を持って読み終わった。

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2012/06/24

前半の山場が経済政策転換の演説、後半の山場が是清の恋文です。気合の入ったいい文章で著者の思いが最も伝わるところかと思います。 導入部分の現在の状況が1930年代の恐慌の状況といかに類似しているのかについて、相似形であるように表現する手法の効果のあいまって、今の日本の状況は歴史に与...

前半の山場が経済政策転換の演説、後半の山場が是清の恋文です。気合の入ったいい文章で著者の思いが最も伝わるところかと思います。 導入部分の現在の状況が1930年代の恐慌の状況といかに類似しているのかについて、相似形であるように表現する手法の効果のあいまって、今の日本の状況は歴史に与えられた最後のチャンスなのだろうなと思わせられました。 作中の人物のモデルがあらかた分かってしまった人はもしかすると政治・経済関連の大手メディア情報に対して既に不信感を持っているがゆえにインターネットに入り浸り・・・なのではないでしょうかw人のこと言えませんが目と心を健やかに保てるよう、お互い気をつけましょう(笑)。

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