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NHKさかのぼり日本史(8) の商品レビュー

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2024/02/12

足利義満「日本国王」の権力・1392年:公家→武士の成熟 公家を凌駕する存在 祭祀権・課税権を奪う 象徴天皇制 足利尊氏京都に挑む・1336年:得宗専制と幕府の揺らぎ 御家人の不満 時代錯誤の新政と武士の不満 足利尊氏の光と影 北条時頼ー万民統治への目覚め・1253年:武士≒収奪...

足利義満「日本国王」の権力・1392年:公家→武士の成熟 公家を凌駕する存在 祭祀権・課税権を奪う 象徴天皇制 足利尊氏京都に挑む・1336年:得宗専制と幕府の揺らぎ 御家人の不満 時代錯誤の新政と武士の不満 足利尊氏の光と影 北条時頼ー万民統治への目覚め・1253年:武士≒収奪者 御成敗式目 時頼の撫民政策 撫民という思想 源頼朝ー東国が生んだ新時代・1180年:暴力装置としての武士 清盛が先鞭をつけた武家政権 頼朝の挙兵と武家政権誕生 源平合戦 武士の都・鎌倉 主従関係の整理と朝廷との決別 武士の学び

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2018/10/20

武士がどのようにして権力を得ていったかをターニングポイントを中心に鎌倉幕府、室町幕府について解説。公家・天皇から武士の時代へ。

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2017/05/02

南北朝分裂が我が国特有の天皇を中心とした権威に 大いなる揺らぎをもたらした 天皇の権威の失墜は、そのもとにある公家も権威がなくなり、その庇護にあった武士も頼る者がなくなり、税金の徴収システムが綻び始めて、困窮の時代が来ます 29.4.30再読

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2012/08/15

歴史を遡って見るというコンセプトの利点が一番感じられた巻でした。 武士の世が完成された江戸末期から、力にモノを言わせる気風が残っていた江戸初期、さらに戦国時代と遡って見てきたので、いわゆる「サムライ」的な存在はまだこの頃には出来ていないのだと最初からわかった上で読むことになって、...

歴史を遡って見るというコンセプトの利点が一番感じられた巻でした。 武士の世が完成された江戸末期から、力にモノを言わせる気風が残っていた江戸初期、さらに戦国時代と遡って見てきたので、いわゆる「サムライ」的な存在はまだこの頃には出来ていないのだと最初からわかった上で読むことになって、「武士」をその時代の階級の一部として素直に見ることが出来た。 これが順に時代を降る方式だと、どうしても「武士=武士道」といった先入観が抜けずに見てしまうものです。

Posted byブクログ

2012/05/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

≪目次≫ はじめに 第1章  足利義満「日本国王」の権力 第2章  足利尊氏「京都」に挑む 第3章  北条時頼 万民統治への目覚め 第4章  源頼朝「東国」が生んだ新時代 ≪内容≫ さかのぼり日本史シリーズの第8巻。中世史で旬な本郷和人なので安心して読める。 テーマは、野蛮な武士が天皇や貴族を乗り越えて、一人前の政治家になっていく過程が、足利義満、足利尊氏、北条時頼、源頼朝の順で描かれています(さかのぼりだから、新しい順に)。

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