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サクラ咲く の商品レビュー

3.8

138件のお客様レビュー

  1. 5つ

    26

  2. 4つ

    47

  3. 3つ

    38

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

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2020/12/04

進研ゼミ中学講座の連載作品2篇+小説宝石1篇。3篇目に出てくる新聞部部長以外は、夫々葛藤を抱えた懐かしい感じの人物たちだが、「スクールカースト」という呼称を聞くだけで殺伐とした気持ちになる。(作品中にはこの名称は出てこないけど。)

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2020/05/04

この本は3つのお話が詰まっていたけど、最初のお話「約束の場所、約束の時間」が3つの中で一番面白かった! 100年後の未来から来た未来人がいる、未来のものがある、タイムスリップがある設定がファンタジーファンタジーしていて好き

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2020/02/07

『約束の場所、約束の時間』、『サクラ咲く』は中学生、『世界で一番美しい宝石』は高校生が主人公。 初めの2篇の主人公たちが、最後の『世界で〜』にも少し登場していて、素敵な大人に成長しているのが嬉しかった。 登場人物が作品間でリンクしているのが辻村作品の醍醐味だけど、この一冊だけで、...

『約束の場所、約束の時間』、『サクラ咲く』は中学生、『世界で一番美しい宝石』は高校生が主人公。 初めの2篇の主人公たちが、最後の『世界で〜』にも少し登場していて、素敵な大人に成長しているのが嬉しかった。 登場人物が作品間でリンクしているのが辻村作品の醍醐味だけど、この一冊だけで、その「アハ体験」が楽しめる!

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2019/10/17

全体にちょっと浅いというか・・・ そこが物足りないんだよね。 若い子には希望が持てていいのかなあ。 そんなにうまくいくかよって突っ込みそうになる。

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2019/06/14

最初の掲載が中学生向けの連載だったためか、辻村さんの作品によくある心の奥底の嫌な部分をつつくようなところは全くなく、とても爽やかで優しく、読後感もとてもいいです。こんな風にキラキラと学生生活が送れたら素敵ですね。この連載をリアルタイムで追っていた中学生がちょっとうらやましいです。...

最初の掲載が中学生向けの連載だったためか、辻村さんの作品によくある心の奥底の嫌な部分をつつくようなところは全くなく、とても爽やかで優しく、読後感もとてもいいです。こんな風にキラキラと学生生活が送れたら素敵ですね。この連載をリアルタイムで追っていた中学生がちょっとうらやましいです。お得意のリンクがまた素敵。特に一話目と三話目のリンクがとても優しくてここだけで幸せな気持ちになれました。

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2019/01/20

図書館で借りて、表紙の感じに一瞬怯んだ… が、内容は「進研ゼミ」などに掲載されただけあって、辻村さんのガチなジュブナイル小説3編。 中/高生などが主人公であっても、表面のツキアイと裏にある本音をえぐっていた他作品とは趣が異なるので、辻村さんこんなんも書けるんだ、とちょっと思って...

図書館で借りて、表紙の感じに一瞬怯んだ… が、内容は「進研ゼミ」などに掲載されただけあって、辻村さんのガチなジュブナイル小説3編。 中/高生などが主人公であっても、表面のツキアイと裏にある本音をえぐっていた他作品とは趣が異なるので、辻村さんこんなんも書けるんだ、とちょっと思ってしまった。 私自身も特に小学生くらいまでは本好きで非常に内向的な性格だった(いや、今でもホントは)ので、素直に感動しながら読んだよ。 3編目の設定は他を読んだ人へのサービスなんだろうなぁ。

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2018/09/28

小、中、高──。 学生時代の眩い瞬間が瑞々しく描かれて中てられてしまった。でも、何事にも一所懸命に取り組む姿にとてもほっこりした気持ちにもなれました。

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2018/04/24

大人だけど読みました。キレイな世界のお話。大人世代までつながって、彼らにも子供の時代があったんだと改めて思うと、なんか嬉しくなってしまう。そんな物語のつながり。本棚に置いておきたい一冊でした。せめて本の中だけでも、キレイな世界に浸りたいよね。

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2017/05/15

中高生特有の悩みなど、私やまわりもこうだったのかなあと思い出しながら読んだ。 今中学生の娘に読ませたい1冊。 −ものづくりが徒労に終わるかもしれないなんて、決めるのは結局誰かの主幹でしかない。 何が無駄かなんてことを決めるのも、人それぞれだ− どんなことに当てはまると思う。つ...

中高生特有の悩みなど、私やまわりもこうだったのかなあと思い出しながら読んだ。 今中学生の娘に読ませたい1冊。 −ものづくりが徒労に終わるかもしれないなんて、決めるのは結局誰かの主幹でしかない。 何が無駄かなんてことを決めるのも、人それぞれだ− どんなことに当てはまると思う。ついつい自分の主観で子どもたちに接してしまう私にもとても参考になる1冊だった。

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2016/10/08

爽やかに読み終えました。 ところどころでジンワリしながら読み終えました。 うん、そうだ、そうだ、と思いながら読み終えました。 初出を見たら、この3編、単行本としてまとまらないと、おそらく、シリーズとして他の2編を読んだ人はいないんじゃないか、という、そんな掲載ですね。一冊の本にな...

爽やかに読み終えました。 ところどころでジンワリしながら読み終えました。 うん、そうだ、そうだ、と思いながら読み終えました。 初出を見たら、この3編、単行本としてまとまらないと、おそらく、シリーズとして他の2編を読んだ人はいないんじゃないか、という、そんな掲載ですね。一冊の本になって、 ああ、こうして人はつながって、人は何かを追って生きていくんだね、とホンワリ、ジンワリを味わえて、幸せです。 舞台、登場人物からはもうはるかに遠いところで生きている私ですが、そうですねぇ、明日からまたなにかつかめそうな、そんな読後感です。

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