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走らなあかん、夜明けまで 新装版 の商品レビュー

3.7

19件のお客様レビュー

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2012/10/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

サラリーマンVSなにわのやくざ! テンポのいい展開で一気に読み進める!! ハラハラドキドキ感が堪らない作品。 *** 新製品発表会議に出席するため初めて大阪を訪れた坂田。 しかし立ち寄った将棋会館で彼のアタッシュケースは取り違えられてしまった!しかもそれは大阪生粋のやくざの手に・・・。間違われたアタッシュケースの中身は闇取引に使われるはずの5000万だったのだ。 奪われた5000万と自分のアタッシュケースを取り戻すため、そして追跡中出会った真弓を助けるため、東京の平凡なサラリーマンが大阪の街をひた走る。 坂田はアタッシュケースを無事取り戻す事が出来るのか!? *** それにしても、この主人公決して平凡なサラリーマンじゃない気がする・・・

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2012/09/11

大阪を舞台に、アタッシュケースを間違えられたことから勃発する、ドタバタ活劇調エンターテイメント。 主人公坂田勇吉のキャラ設定が巧み。

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2012/07/27

随分と古い話だと思って読んでいたら、既に20年近く前の作品なので、さもありなん。バブル後の暴対法が施行された前後の話なので、話は古いが、ストーリーは急転直下に問答無用で展開するノンストップムービーの様な話で、一気に読み終わる。人物関係が偶然にしては出来過ぎではあるが、そうでないと...

随分と古い話だと思って読んでいたら、既に20年近く前の作品なので、さもありなん。バブル後の暴対法が施行された前後の話なので、話は古いが、ストーリーは急転直下に問答無用で展開するノンストップムービーの様な話で、一気に読み終わる。人物関係が偶然にしては出来過ぎではあるが、そうでないと援軍が登場しないお先真っ暗の展開になってしまい、話が進まないのでしょうがないだろう。やくざは、そんなに甘くないのではないかと思うが、その辺は大阪人情物で舞台が舞台だけあって、まあ有りかもと思わせられてしまう。

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2012/07/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大阪の街並み案内のような小説。 一日足らずの出来事とは到底思えない。 ドタバタ劇のようでいて、綿密な計算も伺える。 続編?もあるようなので読んでみたい。

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2012/07/01

もうね、これ映像化に向いてる、と思ったら既に映画化されているのね。 大沢在昌のハードボイルドってリラックスして読めるから好き。もちろん「ジョーカー」シリーズみたいにハードなハードボイルドもあるけれど。 このシリーズでは情けないサラリーマンが主人公で、自己完結してないからもう読みや...

もうね、これ映像化に向いてる、と思ったら既に映画化されているのね。 大沢在昌のハードボイルドってリラックスして読めるから好き。もちろん「ジョーカー」シリーズみたいにハードなハードボイルドもあるけれど。 このシリーズでは情けないサラリーマンが主人公で、自己完結してないからもう読みやすくて。主人公には一匹狼で以下にかっこよく死ぬか、なんてものはないけれど、芯はしっかりしていてというかまっとうで、好感が持てる。肩の力を抜いて、エンターテイメントとして楽しめるのが本当にいいなあ。ユーモアも交えてあって、一気に読めるの。 いろんなことが起こりすぎて、「これ本当に一日の出来事なの」と思ってしまう。それも贅沢じゃない。

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2012/05/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かったという意味で★4つ。 タイトルの「夜明け」というのは何かの象徴かと思ったけれど(人生の夜明けとか、そういった類のもの)、言葉の意味そのままの夜明けで、タイムリミット付きのハードボイルド(なのか?)小説だった。 また、大阪指南書としても有効。

Posted byブクログ

2012/05/17

新宿鮫、アルバイト探偵に続いてこれを読みました。今まで読んだ中では1番軽く読めるかな、という印象。 マフィアやスパイが敵じゃなくて、敵がやくざだったからかもしれません。やくざが軽いというのもどうなんだ、という感じですが(笑) 他のシリーズのように主人公のここが魅力! と強く言える...

新宿鮫、アルバイト探偵に続いてこれを読みました。今まで読んだ中では1番軽く読めるかな、という印象。 マフィアやスパイが敵じゃなくて、敵がやくざだったからかもしれません。やくざが軽いというのもどうなんだ、という感じですが(笑) 他のシリーズのように主人公のここが魅力! と強く言えるようなところはありません。だからこそ、普通のサラリーマンに降りかかった大騒動らしくあったのかなと思います。 

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2012/04/18

不運なサラリーマン坂田シリーズ第一弾。 出張先の大阪でヤクザの抗争に巻き込まれ・・・ ドタバタだけど、坂田のキャラがなんともいいなぁ。

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2012/04/17

初めて大沢在昌の本を読んだ。物語の展開、登場人物の心境の変化、キャラクターの個性。ひきこまれて一気に読んでしまった。面白い!!

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