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金魚屋古書店(13) の商品レビュー

3.7

9件のお客様レビュー

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2014/01/10

心にキートンがいれば人は戦える。説得力がありすぎる話だ。マンガという非現実を通して「現実に向き合う」テーマが反復的に描かれたのはシリアスだけど扱う作品も含めて抽象的で入り込みにくくはあったかも。新キャラのデザインにはいつもと違ったバリエーションがあって新鮮。

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2013/04/21

最後のページの漫画に出てくるモトちゃんのエッセイ集にぴくりと反応した。『思い出を切りぬくとき 萩尾望都・著』は連載当時の裏話とか思想もわかっておもしろかった。漫画家さんの書いたエッセイの中では良本。

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2012/07/27

図書館にマンガ、けっこう入ってるみたいですね。 マンガ、あってもいいけど、なくってもいいかなぁ……。 どのマンガを購入する買っていう線引きってけっこうできないと思うんですよねぇ。厳選するか、選ばずにドンドン入れるか。で、ドンドン入れると、どうしようもなくなってるのが目に見えてる...

図書館にマンガ、けっこう入ってるみたいですね。 マンガ、あってもいいけど、なくってもいいかなぁ……。 どのマンガを購入する買っていう線引きってけっこうできないと思うんですよねぇ。厳選するか、選ばずにドンドン入れるか。で、ドンドン入れると、どうしようもなくなってるのが目に見えてる。 厳選するとしたら、うーん、「夢の夢」は、入らないかなぁ。 「トーマの心臓」は、入る。でも、「ポーの一族」は、名作だけれど入らない気がします。 「空の色ににている」と「草迷宮・草空間」は、入るな。 白倉 由美は、なんか1冊入れたい。うーん、「贖いの聖者」かな。でも、これを入れると自分の基準がぶれている気もする。 「金魚屋古書店」のこの巻のお話の中で、「草迷宮・草空間」の本ばかりを集めている人の不思議な話があったけれど、そんな狂気と背中あわせなマンガなら、図書館にあってもいいかも……。 基準が自分でも良くわからないけれど。健全な基準でないのは、確かですな。 少年マンガは、入らないかも…。

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2012/07/08

積読状態だったのを読み終えた。石ころが出て来て、グレープフルーツジュースが出て来た時に「今回はキートンか!」と興奮してしまった。 今巻でも色んなキャラの絡みがあってまた1巻から読み直したい時期。

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2012/05/06

MASTERキートンは名作である。 漫画が好き。という共通点でつながる常連客。キートンへの熱い思いは人それぞれ。着目点が違うのが面白いな。 あゆと岡留のエピもいい。漫画が好きだから。本が好きだから。セドリ稼業と、個人的な感情でずれる思い。あゆがいてよかったね。

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2012/03/04

これを読んで自分の本棚にある本が出てくると読み返したくなる。 持ってない本は読んでみたくなる。 最初は古いマンガが多かったけど最近は新刊もののネタが増えたよね。

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2012/03/04

おおおお、色々興奮する巻でした〜! 「暴本」でしょ、「キートン」でしょ、エピソードも本の本、学校図書室等々、気になるものばかり。 特に「キートン」の回は楽しくて、「風のゆくえ 天のめぐり」のあの2人がゲスト出演している他、小篠兄がまんがを熱く語っていたり、キートン語録が頻出したり...

おおおお、色々興奮する巻でした〜! 「暴本」でしょ、「キートン」でしょ、エピソードも本の本、学校図書室等々、気になるものばかり。 特に「キートン」の回は楽しくて、「風のゆくえ 天のめぐり」のあの2人がゲスト出演している他、小篠兄がまんがを熱く語っていたり、キートン語録が頻出したり。小篠兄がサスサス言うから、自分が間違えてたかと冷やっとしたやんか(笑)。私はこの作品を高校の図書室で読んだので(コンビニで売ってる廉価版をある教員が寄贈したもの)、学校図書室の回と合わせて非常に共感してしまった。「ベルばら」も「アドルフに告ぐ」も図書室で読んだ。今思えば一定の基準で選ばれた蔵書だったんだろうが。 「本の本」の回も好き。本の中の本の中の本…て入れ子構造、くらくらするほど楽しい。 まんが女子会も楽しい。こういうのやりたい。大好きな小篠&岡留カップルも出てるし、充実の内容。あと、シバさんのライバル登場…か…?

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2012/03/04

実在する漫画をテーマに漫画好きのために描かれた漫画。 シリーズも13巻目(その前に大判コミックで2冊有るんですが)になりましたが、漫画に色々な立場で携わる登場人物も増えてきて、失速することなる続いています。 この感も6編の短編(最後の一つは前後編)が収められていますが、ウチが特...

実在する漫画をテーマに漫画好きのために描かれた漫画。 シリーズも13巻目(その前に大判コミックで2冊有るんですが)になりましたが、漫画に色々な立場で携わる登場人物も増えてきて、失速することなる続いています。 この感も6編の短編(最後の一つは前後編)が収められていますが、ウチが特に好きなのは「a sense of wonder」「夢の持ち主」の2編。 「a sense of wonder」はかつて大型書店のカリスマ店員で現在は街の書店のおかみさん・太宰さんが預かることになった書店員希望の一人の女性を巡るお話。 書店員に求められる資質。書店員だけに求められるものじゃないと思いました。 "決められたことをやっていてもそこに「クリエイトする医師」とか感覚を持っていれば たとえ目に見えなくても本質的なものが違ってくるとおもうの。" 「夢の持ち主」は登場人物の中でも人気のあるセドリ・小篠が以前通っていた女子校の購買部のお姉さんと司書さんのお話。 「この世界は……私たちが生きている世界は一つじゃない」 多感な思春期に良い作品を読んで世界観を広げて欲しいと学校図書室に漫画を購入しようと奮闘するのですが…… このシリーズを読むと、取り上げられている漫画を読みたくなって本当に困ります(笑)

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2018/04/22

今回、よく知った本が、2冊扱われていた。「暴れん坊本屋さん」と「MASTERキートン」である。 ご存じ、地下に「ダンジョン」と呼ばれる書庫を持つ、古書店と、その周辺の人々の物語のである。 毎回、いろいろなマンガを巡る話が出てきており、今回も、7の本が扱われている。 いつも、古典...

今回、よく知った本が、2冊扱われていた。「暴れん坊本屋さん」と「MASTERキートン」である。 ご存じ、地下に「ダンジョン」と呼ばれる書庫を持つ、古書店と、その周辺の人々の物語のである。 毎回、いろいろなマンガを巡る話が出てきており、今回も、7の本が扱われている。 いつも、古典というか、名作というか、現在連載と言うよりは、懐かしのものが出てくるのは、登場人物と読者のノスタルジーをくすぐるためであろうが、その中に、現在の生きのいい本が混じる。 「暴れん坊本屋さん」は、マンガ家をしながら書店で働いている久世番子さんが働いているときのあれやこれやを綴ったエッセイマンガである。本の楽しみを知り尽くしている彼女は、本自体に仕掛けをしており、それが今回のストーリーと絡み合っていて実にいい。 早速、本を確かめようとして、気がついた。 ああ、あげちゃった。 まあいい、いつか探し出すのも、本の楽しみの1つなのだから。 某サイトより転載

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