道徳授業を変える教師の発問力 の商品レビュー
現在、筑波大学附属小で道徳専科を受け持つ 加藤宣行氏の道徳授業スタイル(通称・KTO型)を学んでいる。 加藤氏がKTO型を開発して、初の著書が、この本である。 開発したのは2008年ごろ、それから4年後に刊行されている。 勤務校だけでなく、さまざまな学校で飛び込み授業を行い、確...
現在、筑波大学附属小で道徳専科を受け持つ 加藤宣行氏の道徳授業スタイル(通称・KTO型)を学んでいる。 加藤氏がKTO型を開発して、初の著書が、この本である。 開発したのは2008年ごろ、それから4年後に刊行されている。 勤務校だけでなく、さまざまな学校で飛び込み授業を行い、確証をもって出版されたことがわかる。 加藤氏の道徳授業本は、私のこのサイトでも紹介している 「考え、議論する道徳に変える指導の鉄則50」(明治図書刊・通称「オレンジ本」)が有名。 しかし、KTO型の授業がどういうものか、わかりやすいのは、こちらである。 懇意にしている先生方との対談 有名教材の「手品師」を用いた授業構想〜授業化の流れ 漫画も用いた主要教材の授業例多数、である。 テーマ発問型・KTO型の道徳授業を学びたい方にとって、 最初の一冊としておすすめしたい。 (教科になる前の書籍である。 「特別の教科道徳」の評価について学ぶ場合は、別の冊子をおすすめする。) なお、教材として、氏が監修している光文書院の教科書を手元に置いておくと より学びやすいものと思われる。 (他会社の教科書でも、十分学びは可能であるが)
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