河・岸 の商品レビュー
小澤有希子さんの装丁画がとてもいい。 しかし、河で生きる人、か…。 だから川岸じゃなくて川・岸なのねん…。
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中国文学を初めて読んだが、なかなかどうして面白かった。時代が変われば、こういった話は何処にでもあるのだろうが、惨めでも人間臭さの溢れる作品は、読んでいてどこかユーモラスで、楽しめる気がする。これを読んだところで中国の事を知れるわけでは無いが、中国に住む人々や、文学の雰囲気を知るに...
中国文学を初めて読んだが、なかなかどうして面白かった。時代が変われば、こういった話は何処にでもあるのだろうが、惨めでも人間臭さの溢れる作品は、読んでいてどこかユーモラスで、楽しめる気がする。これを読んだところで中国の事を知れるわけでは無いが、中国に住む人々や、文学の雰囲気を知るには良いかなと思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] 文化大革命期を背景に、父と息子の13年間にわたる船上生活と、少女への恋と性の目覚めを、少年の視点から伝奇的に描く。 中国の実力派作家による、哀愁とユーモアが横溢する傑作長篇。 マン・アジアン文学賞、中華文学賞、華語文学メディア大賞受賞作品。 [ 目次 ] [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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中国を知る本ではないし、文化大革命をレポートした本でもない。ただ舞台がそこであっただけで、ひとつのどうしようもなく惨めな運命を描いた作品。ほんとうに酷く惨めな話だ。
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何ともへこむ話ではありつつ、マジックリアリズム好きとしてはこういうのもすごく好き。が、中国ものの場合、どこまでが物語でどこからが普通にリアルなことを描いてるだけなのかがよく分からなくなってたまに恐ろしくなる。
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「河」と「岸」を対比させ、血統の正しさや正のタブーに挑み、圧倒的なスケールで迫る。 とのこと。
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