1,800円以上の注文で送料無料

超常現象の科学 の商品レビュー

3.9

35件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    15

  3. 3つ

    7

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2012/03/04

自分は超常現象を信じやすいほうなので、面白かった。でも、「呪いのビデオシリーズ」みたいのは、説明がつくのかな?あれは作り物か?

Posted byブクログ

2012/02/28

心霊現象やマインドコントロール、幽体離脱などの超常現象を信じてしまう人たちの心理を解明していく。ユニークな実験も紹介されており、なんと実際に超常現象を体験することもできるお得な一冊!

Posted byブクログ

2012/02/25

人間の脳というのは底知れぬ謎を秘めているんだなあと再確認する。 幽霊も霊界も死後の世界も超能力も予知も、すべて人間の脳が作り出したイリュージョンなのだ。 超常現象が存在しないとわかっても別に残念とは思わない。むしろ、そういうものを次々に創りだしてしまう人間の脳とか心理の方がずっ...

人間の脳というのは底知れぬ謎を秘めているんだなあと再確認する。 幽霊も霊界も死後の世界も超能力も予知も、すべて人間の脳が作り出したイリュージョンなのだ。 超常現象が存在しないとわかっても別に残念とは思わない。むしろ、そういうものを次々に創りだしてしまう人間の脳とか心理の方がずっと不思議だし面白いと思う。 宗教もまた同じ。「神」の概念は人間の発明したものの中でもピカイチのものだと思う。

Posted byブクログ

2012/02/22

『その科学が成功を決める』などの著書でおなじみ、リチャード・ワイズマン博士の最新刊。タイトルで誤解される向きもあるかもしれないが、超常現象の信憑性を検証するという類の話ではなく、あくまでも超常現象には懐疑的なスタンスだ。そのうえで、人がなぜこうした不思議な現象を体験するのかという...

『その科学が成功を決める』などの著書でおなじみ、リチャード・ワイズマン博士の最新刊。タイトルで誤解される向きもあるかもしれないが、超常現象の信憑性を検証するという類の話ではなく、あくまでも超常現象には懐疑的なスタンスだ。そのうえで、人がなぜこうした不思議な現象を体験するのかという点にフォーカスを当てている。 非常に興味深い内容が盛りだくさんで、「ちょい読み」どころか「ぐい読み」しかも「一気読み」なのだが、それぞれの章の内容が多岐に渡るため、一番面白かった6章の「マインドコントロール」のみをご紹介。 1978年、アメリカのカルト教団「人民寺院」での出来事だ。教祖ジム・ジョーンズの呼びかけに応じて約900人の信者たちが集団自殺を図った。このときに撮影されたビデオテープを見ると、信者の大半が自ら進んで命を断ったのだという。一体なぜこのようなことが起きたのか? 本書によると、マインドコントロールの要素は4つである。一つ目は、段階的に少しずつ帰依の度合いを深めさせていくこと。二つ目は、グループから不協和音を排除すること。三つ目は奇跡の力。そして四つ目が自己正当化。最後の自己正当化とは、奇妙な儀式や苦痛をともなう儀式に参加した信徒は、自分の苦しみを正当化するために、このグループには価値があると前向きに捉えることを指す。 とりわけこのメカニズムが面白いのは、いわゆるマインドコントロールというものとビジネス界における数々の伝説のプロセスで為されたこととの差が、紙一重だなと思う要素も多分に含まれているからだろう。

Posted byブクログ

2012/02/21

この本よりも極東ブログさんの書評のほうが読み応えがある。けど、訳もしっかりしているし、それぞれの事象の掘り下げも問題なく、好感の持てる書。一番気に入ったのは、空中浮遊とかのメカニズムがすげえというよりは、自分が体の中に収まっているっていう推定をするほうがよっぽど大変だよねってとこ...

この本よりも極東ブログさんの書評のほうが読み応えがある。けど、訳もしっかりしているし、それぞれの事象の掘り下げも問題なく、好感の持てる書。一番気に入ったのは、空中浮遊とかのメカニズムがすげえというよりは、自分が体の中に収まっているっていう推定をするほうがよっぽど大変だよねってところだな。ラマチャンドランの著作も読んでいるけれど、そのようなまとめ方をしてなかったんだよね。あと、夢に関しては、友人が、彼の父が亡くなる際に夢に出てきたということを聞いたときに、まあそういう解釈で別にいいじゃあねえかと思っちゃったんだよね。これは、現時点ではどっちサイドを取るのかという案件かと。

Posted byブクログ