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螻蛄 の商品レビュー

3.9

29件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    13

  3. 3つ

    8

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2015/04/19

2015年4月19日 やっぱり面白い。 疫病神シリーズは面白い!余分なシーンは省いたスピード感溢れるストーリーと、桑原と二宮の掛け合いに惹かれっぱなしです。

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2014/11/05

建設コンサルタントの二宮とヤクザの桑原が宗宝を巡るスキャンダルに乗り込み、金を稼ごうと悪巧みをするが宗教内部の争いや腐敗刑事が出てきて事態は混乱して行く。 漫才のような会話でリズムが良く読む事が出来る。ただミステリ要素は少なくヤクザの争いや宗教の内部紛争、金の争いがメイン。ドタバ...

建設コンサルタントの二宮とヤクザの桑原が宗宝を巡るスキャンダルに乗り込み、金を稼ごうと悪巧みをするが宗教内部の争いや腐敗刑事が出てきて事態は混乱して行く。 漫才のような会話でリズムが良く読む事が出来る。ただミステリ要素は少なくヤクザの争いや宗教の内部紛争、金の争いがメイン。ドタバタアクションといった感じ。面白いがパターン化してしまいそうな設定だった。

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2014/11/04

疫病神シリーズ第四弾は、宗教法人と、葬儀屋、ヤクザがテーマ。いやぁ、面白い!1作目と、甲乙付け難いなー。いつものコンビの活躍もいいが、シリーズ常連の登場人物も楽しみになってきました。次読むのが楽しみで仕方ない!2014/11読了。

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2014/08/23

読了【螻蛄】黒川博行著新潮文庫疫病神シリーズ4作目。イケイケの経済ヤクザの桑原と建設コンサルタントの二宮がお互いに疫病神だと思って嫌いながらもコンビを組んでる。コテコテの関西弁でスピーディな展開は気持ち良く読める。700頁を超える分厚さも苦ではない。

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2014/08/19

疫病神シリーズの四作目。 五作目が先日直木賞受賞ということで、おめでとうございます。 そのニュースを見て久々にこのシリーズを読もうと思って購入。 相変わらず桑原と二宮の掛け合いが面白かったです。 『国境』を読んでからなので、そうすると少しインパクトとかスケールが小さく感じるか...

疫病神シリーズの四作目。 五作目が先日直木賞受賞ということで、おめでとうございます。 そのニュースを見て久々にこのシリーズを読もうと思って購入。 相変わらず桑原と二宮の掛け合いが面白かったです。 『国境』を読んでからなので、そうすると少しインパクトとかスケールが小さく感じるかもしれませんが、登場人物がなんとか把握できる程度だったので読みやすかったです。いや、それでも多いほうだとは思うけど…。 あとは、東京が舞台のシーンが多くて、今まで大阪の描写はわからないとこが多かったけど東京は「あぁ」となれたのでその辺も読みやすさの一因だったのかも。 それにしてもなんだか二宮がほんとに意地汚いというか図太くなってってる気がする。 これでカタギ…と毎回思う。

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2013/03/01

小気味いい関西弁の応酬が好きなこのシリーズですが、それにも増して大好きなのが二宮のズタボロ感。 今回もだいぶやられてて、気の毒に思うやら可笑しいやら。 読み終わるのが惜しい気持ちもいつも通りです。

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2013/01/04

疫病神シリーズ四作目。少しマンネリ化したのか、スケールも小さくなっている。前作まであったどこか間が抜けたコミカルな雰囲気もなくなって、どちらかというとシリアスなヤクザ物に近い。それはそれで悪くないのだが。 桑原の疫病神的ないやらしさが余り前面に出ていないのが残念だ。もっと滅茶苦茶...

疫病神シリーズ四作目。少しマンネリ化したのか、スケールも小さくなっている。前作まであったどこか間が抜けたコミカルな雰囲気もなくなって、どちらかというとシリアスなヤクザ物に近い。それはそれで悪くないのだが。 桑原の疫病神的ないやらしさが余り前面に出ていないのが残念だ。もっと滅茶苦茶やったほうが面白いのだが。

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2012/08/31

疫病神シリーズ第4弾。 これまでと同じく金の臭いを嗅ぎつけて桑原が暴れまくり、二宮がぼこぼこにされ、騙し騙されてバイオレンス溢れる楽しい1冊でした。 毎回複雑な人間関係と利権争いを描いているシリーズで、今回は巨大宗教組織を相手に悪徳坊主がわんさか出てきます。ばちがあたるぞおまえ...

疫病神シリーズ第4弾。 これまでと同じく金の臭いを嗅ぎつけて桑原が暴れまくり、二宮がぼこぼこにされ、騙し騙されてバイオレンス溢れる楽しい1冊でした。 毎回複雑な人間関係と利権争いを描いているシリーズで、今回は巨大宗教組織を相手に悪徳坊主がわんさか出てきます。ばちがあたるぞおまえら!という感じです。 神も仏も恐れぬ桑原の清々しいほどの暴力と、貧乏で暢気な二宮のへたれっぷり、そしてこの二人の関西弁での漫才のようなやりとりはこのシリーズの最大の魅力です。何度読んでもおもしろい。 桑原と二宮、二人ともお互いを「疫病神」だと思っていますが、わたしはこれまではどちらかというと桑原が二宮の疫病神という方が強いと思っていました。 しかし今作では二宮の金に対する貪欲さが全面に出ており、こいつもやっぱりろくでもないやつだなと改めて認識。 やくざやら悪徳警官やらに狙われている危ない時でさえ寝てるか食べてるか風俗に行っているかで、殺されかけてもうこんなの嫌だ、とぶつくさ言うくせにしっかり分け前の交渉はする。 桑原が二宮に「へたれキャラに何度騙されたか」とぼやいているように、二宮も精神構造がおかしい図太い奴です。 二宮の図太さが見えた代わりに今作では桑原の可愛らしい一面が垣間見れた気がします。 とはいってもこの二人を筆頭に登場人物のほとんどががろくでもない人間ばかりなのは間違いありません。 いつも通りの結末でしたが、最後にはちょっとしたサプライズがありました。 シリーズ中では一番読みやすくて笑えた1冊だったと思います。 麻衣ちゃんが可愛すぎてお嫁にしたいです。

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2012/04/05

疫病神シリーズは 文句言わずに星5つ。 この二人が会話してるだけでもう満足。 ちょっと尻切れだけど そんなこたあ大したことじゃない。

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