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ユリイカ 詩と批評(2012年2月号) の商品レビュー

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2012/02/15
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「落語を現代に生きるものとするためには、どうすればよいのか」を求めて苦闘した、立川談志。その姿から、「古き良きもの」について考えさせられました。 古いからといって、価値あるものではない(自分は、古いものに対する愛着と新しいもの対する反抗が偏っているという自戒を込めて。)。古いからといって、権威づけて保護してはいけない(例えば、能。)。古いからといって、現代に媚びて生き延びようとしてはいけない(歌舞伎にその気配を感じる。)。 では、どうするのか。とてつもないバランス感覚が求められると思います。

Posted byブクログ