深泥丘奇談 の商品レビュー

綾辻行人【著】

2014/06/25

リアルてるてるがちょっと衝撃だった。
基本的に何も解明されず、
モヤモヤ分が多いはずなのに夢中で読んでしまった。

バー「DAGON」や、
「この世に不思議な物など何もない」など、
知っていればニヤリとする小ネタが。
あと遺跡発掘セット欲しいわ。

2014/03/21

推理要素はあるっちゃああるんですが、ホラー的な要素もある、、、不思議な御話が沢山です。非現実的なんですけど妙なリアリティもあり。ついつい読んでしまう。続編もあるんで、読みたいな。。

2014/02/03

不思議なホラー短編集です。
不気味なものが色々出てきますが、コミカルなので全く怖くありません。
不思議な町で起こる不思議な出来事。

2014/01/24

やっと…やっと読み終わりました(;´д｀)

綾辻さんの小説は大好きで色々読んでますが、今回は怪談物ということでいつものホラーとはまた違った感じでした。

強烈に怖いというよりかはジワジワくる感じです。オチがはっきりしないので読み手によって怖さが違うと思います。想像力必須。

あと京都が舞台なので(実際にある地名に近いものではあるけど)、住んだことがある私には身近に感じれて良かったです。
深泥池を知ってたら、イイ感じで物語楽しめると思います(怖い意味で)。

続もぜひ読みたいと思いました。

2013/11/23

いいねー、よかった！こういう雰囲気の連作短編大好きだ。
続きも買って読んでみよう。
「開けるな」のオチが好き。

2013/06/20

「正常」とは、「普通」とは、何であったのか分からなくなるような世界について淡々と綴られる恐怖譚　主人公の生活している町がおかしい、主人公の周辺人物たちがおかしい、主人公もちょっとおかしい　何処か一点で怖さが爆発するような感じではなく、ワケのわからない何ものかの薄気味悪さやおぞましさが常に纏わりついてくるような物語であった

2013/06/19

綾辻としてはちょっとゆるめの連作ホラー。
元ネタや関連がありそうな話が散りばめられている所は上手い。
主役や周りの人達もなかなか思わせぶりな感じでそこもいい感じ。
次はこの主人公がどんな事になっちゃうんだろうとか、最終的にはどうなるんだろうとかそういう部分は特に読ませられた。
ただ、綾辻らしいダークホラーとかスプラッタホラーではないのでその部分は期待はずれでもあった。
まあ、それでも続編に期待せざるを得ない。

2013/05/27

綾辻行人による怪奇譚短編集。
綾辻行人らしい独特の語り口で、本格ミステリを生業とする「私」が遭遇する様々な不思議な体験が描かれる。「私」はその記憶がいつの間にか薄れたり、常識として知っていてもおかしくないことを知らなかったりと、自分のおかれている境遇に戸惑いながらも何とかそれに馴染もうとする。その結果、不思議で怪奇な体験に巻き込まれて行く。
本格ミステリともホラーとも違う、不思議な話が満載。本当の世界ではあり得ない展開も小説ならではと言える。そして、決してちゃんとしたオチを用意していないところもその不思議さを増幅する。
ある意味、楽しんで悪ノリしている、こんな綾辻行人も面白い。

2013/05/05

どれもが短くて読みやすかった。

そんな中「サムザムシ」は読み進めるのが苦痛だった、いい意味で。
歯痛の話しというだけで痛い！
そして、サムザムシが口中に入れられる件は怖気が走る。
夢に出てきそうな一編。

2013/05/02

連作ホラー小説。続きが出ているのを横目で確認しつつ、一巻目をひとまず購入。世の中には不思議なことがあるのですよ、とどこかの古本屋の名セリフの真逆を言う人物を出していたり、また主人公の記憶の混乱ぶりも、その古本屋の友人を彷彿とさせるようなお話。
不可思議なことは起こるけれど、解決らしい解決は描かれないので、ぞわっとはするけれど読後感はもやっと。
不可思議な現象モノは、事実を繋ぎ合わせて行った時にピタリとピースがハマるように辻褄が合う方が怖い、と思う方なので、イマイチハマれなかったかなぁ。とはいえ続きが気になる。