池上彰の新聞勉強術 の商品レビュー
新聞を読み始めた頃に購入した本。 どの面のどの部分を優先的に読めばいいのか、記事の配置にはどんな意味があるのか、そういった基本的なことが書かれていて、役に立った。 また、新聞の様々な活用法を知り、新聞を読むのが楽しくなった。
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新聞を活用した勉強術を紹介している本だが、新聞そのものについてもよくわかる1冊。新聞礼賛ばかりでなく、おだやかなながらちゃんと問題点も指摘してる。「図解をする際には、『一目で見てわかる』形に単純化しようとするあまり、図にしにくい概念を切り捨ててしまったり、大事なことを省略してしま...
新聞を活用した勉強術を紹介している本だが、新聞そのものについてもよくわかる1冊。新聞礼賛ばかりでなく、おだやかなながらちゃんと問題点も指摘してる。「図解をする際には、『一目で見てわかる』形に単純化しようとするあまり、図にしにくい概念を切り捨ててしまったり、大事なことを省略してしまったりしがちです」の言葉は、池上さんの面目躍如と言ったところ。
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新聞の情報を鵜呑みにせずに、複数の視点から正しく分析する読み方、そしてその情報を活用して勉強する方法を説いている。 本筋だけではなく、たまに披露される業界トリビアが面白い。 個人的には、最後の章の「新聞の情報整理術・知的活用術」に興味があって本書を読んだ。新聞のスクラップのノ...
新聞の情報を鵜呑みにせずに、複数の視点から正しく分析する読み方、そしてその情報を活用して勉強する方法を説いている。 本筋だけではなく、たまに披露される業界トリビアが面白い。 個人的には、最後の章の「新聞の情報整理術・知的活用術」に興味があって本書を読んだ。新聞のスクラップのノウハウがとても参考になった。新聞を愛読して試行錯誤して勉強法を考えてきた池上さんならではの知恵を教えていただいた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この本において筆者が述べていることは基本的なことばかりなのですが、普段新聞を読む習慣がない人あるいは特定の新聞一紙だけしか読まない人にとってはかなりためになるかと思います。 勝手な偏見で「◯◯新聞が一番いい!」と判断して他社の新聞を一切読む習慣がなかった僕も本書を読んではじめて、その新聞に書かれてること全てが正しいとは言えないから、他社と読み比べをすることが大切だと思うようになりました。 新聞から得られるものはその日その日のニュースだけでなく、記事を読んで得た情報を"分析する能力"であったり、「この情報は本当に正しいのか」「別角度から考えるとどうなるか」を考える"アナザービュー能力"であるということを知りました。
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わかりやすい解説で有名な池上彰氏の、新聞の読み方を提案する本である。 タイトルから色々なノウハウを学べると期待するが、言っていることは非常に薄い。 ・複数の異なる新聞を読む ・スクラップ(目的は各自で決める) ・記事に対して自分の意見を持つ この3つが池上彰氏の主張である。
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前書きに「読売新聞が三菱重工のサイバーテロ事件を報じた」、「三菱重工と日立の統合の報道がされた」とあり、思わず購入した。 文庫版にあたっても、あえて当時の内容を変更しておらず、小泉政権時代の話が軸になっている。 序盤は各紙の特徴や特性、また記事の役割などを解説しており、知らなかっ...
前書きに「読売新聞が三菱重工のサイバーテロ事件を報じた」、「三菱重工と日立の統合の報道がされた」とあり、思わず購入した。 文庫版にあたっても、あえて当時の内容を変更しておらず、小泉政権時代の話が軸になっている。 序盤は各紙の特徴や特性、また記事の役割などを解説しており、知らなかったこともあったので楽しく読めた。ただ、恐らく本書の読者層は、そこそこは新聞を読んでいる中上級ランク以上の学生と思われ、補完的な知識の吸収を目的に本書を購入すると思われるので、その点でみれば若干初歩的すぎる印象を受けた。
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新聞の記事構成の豆知識など、興味深い内容でした。情報を単なる情報で終わらせることなく、自分の知恵として吸収することが大事だと思いました。
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新聞をただ読むだけではなく、考える力、書く力を意識して記事を掘り下げていく方法がわかりやすく書いてあった。さっそく明日から別の目線で新聞を読んでみようと思う。
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本当池上さんの本ははずさないですね。これまた、かなり勉強になりました。記者の友人などがいないので、新聞というものを業界出身者の方から教わる、というような感じが面白いですね。業界を知らない我々からすると、そういうことだったんだなあ。。と思うようなことばかり。これを読むと、新聞という...
本当池上さんの本ははずさないですね。これまた、かなり勉強になりました。記者の友人などがいないので、新聞というものを業界出身者の方から教わる、というような感じが面白いですね。業界を知らない我々からすると、そういうことだったんだなあ。。と思うようなことばかり。これを読むと、新聞というものをより深く読み込むようになります。これを知らないと同じ新聞を読んでいても、払っている情報料の対価がかなり違ってきてしまいます。ありがとうございます。また、池上さんに社会の楽しさを教わりました。
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ミスター・ニュースで知られる著者の新聞活用術。1つの新聞に書かれている内容を鵜呑みにせず、いくつかの新聞の記事を比較し、さらにニュースの元となる情報を確認することで、記事の本当に意味するところが分かるというもの。
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