100語でわかる中国 の商品レビュー

アンドレチェン,ジャン=ポールベトベーズ【著】,井川浩【訳】

2012/02/14

高1の地理・現社みたいな感じ。
一言で分かりやすくまとめられていて、本当に「中国に関する知識が皆無(訳者あとがき)」でも、概観は掴める。私には丁度よかった。
新聞に出てくる程度の単語は頭に入ったかも。

ただ、確かに中国を少しでも知っている人には物足りないかもです。あと項目が独立して完結しすぎてて項目同士(例えば共産党と政協と全人代)の関係が分からない。。。

政治歴史は本当に表面的だったけれど、文化についての考察は、日本人なら特記しないだろう事を書いていて、欧米人の視点ならではの説明が。「百」の「姓」で「百姓(=大衆)」、でんぷん質の食物を中心に考えているので「主食」という、など。