永遠をさがしに の商品レビュー
ここ最近そわそわしてますw ってな事で、原田マハの『永遠をさがしに』 実は前には読んでたのに借りて読んだ(笑) 読んでる内にあれ?次の展開が微妙に分かる感じに、デジャブ?って思いながら再読破w 再度読んでもウルって来るなぁ。 うちのみどるもんすたぁも絶賛反抗期なんで奏様の...
ここ最近そわそわしてますw ってな事で、原田マハの『永遠をさがしに』 実は前には読んでたのに借りて読んだ(笑) 読んでる内にあれ?次の展開が微妙に分かる感じに、デジャブ?って思いながら再読破w 再度読んでもウルって来るなぁ。 うちのみどるもんすたぁも絶賛反抗期なんで奏様の気持ちが分かるってか、娘の和音の反抗期じゃないけど親に対する気持ちには近いもんが有るんかな? うちのみどるもんすたぁも終盤の和音みたいになるんかな~? わしも何か楽器が弾けたらな、弾きたいな♪ サンバホイッスルなら得意なんじゃけどw 2016年43冊目
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図書館の原田マハさんの棚。 何度も見たはずの書棚なのに、初めて見つけたかな。 表紙の絵にやられちゃいました。 チェロ! マエストロの父を持つ高校生の和音。 離婚した母が突然家を出ていったのは小学生の時。 物質的には恵まれていても、心が不安定な高校生。 そんな和音の目線で物語が語...
図書館の原田マハさんの棚。 何度も見たはずの書棚なのに、初めて見つけたかな。 表紙の絵にやられちゃいました。 チェロ! マエストロの父を持つ高校生の和音。 離婚した母が突然家を出ていったのは小学生の時。 物質的には恵まれていても、心が不安定な高校生。 そんな和音の目線で物語が語られます。 ボストン交響楽団に着任することになった父。 和音は頑なに日本に残ると言い張り、 そんな和音のもとに「新しい母」と名乗る女性が現れます。 真弓と名乗るその女性の出現で、生活が激変。 実は、真弓にも和音の母にも深い事情があり、 その事実を知ることで、和音の心が開かれていきます。 そして、内向きだった和音が「誰かのために」 やめてしまったチェロを手に、前を向き始めるのです。 まず出てきたのは、カザルスの「鳥の歌」。 かつて国連本部でこの曲を演奏した時、カザルスはこう言いました。 「私の生まれ故郷カタルーニャの鳥は peace、peace と鳴くのです」 そして、ドヴォルザークのチェロ協奏曲、バッハのG線上のアリア。 どれも素敵な曲ばかり。 チェロには個人的な想いが色々あって 何でもないところで涙腺がゆるんで、困った困った! 設定が特異で、気持ちが入らずに読んでいたのだけど 真弓の過去が明らかになるあたりから前のめり。 人って、自分のためには頑張れなくても、 誰かのためなら懸命になれるのですね。 人と人が響き合うことで生まれる音の世界。 原田マハさんには珍しい音楽の話ですが 絵画と同様、心が震えました。
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有名なコンダクターの娘、和音が主人公。 両親共に音楽家のため、生まれたときから チェロと共に生きてきた。 でも、両親が離婚して母がいなくなってから、 音楽とは離れた生活をする。 高校生になって、父が外国に行くことをきっかけに 元チェリストの真弓と暮らすことになる。 真弓との生活で...
有名なコンダクターの娘、和音が主人公。 両親共に音楽家のため、生まれたときから チェロと共に生きてきた。 でも、両親が離婚して母がいなくなってから、 音楽とは離れた生活をする。 高校生になって、父が外国に行くことをきっかけに 元チェリストの真弓と暮らすことになる。 真弓との生活で、和音が音楽に道引かれていく。 これは、中高生に読んでもらいたい本だなー。 途中まで☆4だったけど、途中で困難盛りだくさんで、 最後全て解決されてる感じが、 なんかうまくまとまりすぎてて…。 ちょっと、ひねくれたおばちゃんには まぶしすぎた本でしたー笑
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原田マハさんの本は初めてでした。 美術のイメージが強いですが、音楽のお話なので入りやすいかなと手に取りました。 最後のシーンは少しウルウルとしてしまいました。 中学生の親戚にも薦めた本です。
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良い話ではありましたが… やはり音楽を言葉で表現して伝えるというのは難しいなあと感じました。登場人物は誰もがさわやかで、素敵な人たちばかりでした!
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原田マハさんは絵画についての書き手かと思っていたけど、驚いた、アート全てに強いんだ。 有名な指揮者の父親とチェロ奏者の母親のもとに産まれた和音、母にチェロを習っていたが、10歳でやめ、両親は離婚、父親のもとでお手伝いさんたちや父親の職場のお姉さんたちに世話されて高校生になり、いい...
原田マハさんは絵画についての書き手かと思っていたけど、驚いた、アート全てに強いんだ。 有名な指揮者の父親とチェロ奏者の母親のもとに産まれた和音、母にチェロを習っていたが、10歳でやめ、両親は離婚、父親のもとでお手伝いさんたちや父親の職場のお姉さんたちに世話されて高校生になり、いい友人に恵まれ、再びチェロを弾きはじめ、病気の母親に再会する。 とにかくマハさんは凄い。読ませる。
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チェロ、そして音楽が繋いでくれた人々の愛情が、温かく伝わってきて、心地よかったです。 脳内では「G線上のアリア」が流れていました。 自分自身は奏者にはなれないけど、演奏会に行って、あの緊張感や一体感を味わいたいなと思いました。
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一度は諦めたチェロ。 周りの人達特に真弓の影響を受けて再びチェロに挑戦する事になった少女、和音の話。 母親だけでなく、まさかの真弓まで難病に罹る設定は無理があるような気がしたが、小説だからこそ、非現実的な日常を味わえ一気に読み進められた。 題名にある、永遠をさがしに。 ここでは...
一度は諦めたチェロ。 周りの人達特に真弓の影響を受けて再びチェロに挑戦する事になった少女、和音の話。 母親だけでなく、まさかの真弓まで難病に罹る設定は無理があるような気がしたが、小説だからこそ、非現実的な日常を味わえ一気に読み進められた。 題名にある、永遠をさがしに。 ここでは演奏直前の一瞬を「永遠」としているが、人にはそれぞれ「永遠」とよべる一瞬、時間があるんだと思った。 自分にとって「永遠」と呼べるような瞬間や時間は長年生きてきたがまだ見つかってないような気がする。
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久々にアート系ではない原田作品。チェリストの母と指揮者の父のもとで育った娘が、音楽と親と再び向き合うまでの話。音楽ものの小説を読んでいると、自分も楽器演奏にひたすら打ち込んでみたくなる。若い頃にもう少しこういう本を読んでおけばよかったなと思う。 でも、家庭環境で小さい頃からひた...
久々にアート系ではない原田作品。チェリストの母と指揮者の父のもとで育った娘が、音楽と親と再び向き合うまでの話。音楽ものの小説を読んでいると、自分も楽器演奏にひたすら打ち込んでみたくなる。若い頃にもう少しこういう本を読んでおけばよかったなと思う。 でも、家庭環境で小さい頃からひたすら楽器をやってた人って、実際にはこんな甘いものじゃないだろうなあと思う。と、以前、ピアニストの書いた演奏中に続きが思い出せなくなる恐怖についての本を読んだときのことをふと思い出してしまった。
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いつも色んな世界を見せてくれる 原田マハさんの作品 今回は音楽 チェロの世界 チェロを諦めた和音が いろんなキッカケで またチェロと向き合おうとする再生の物語_ タイトルの“永遠(とわ)をさがしに”とは どういう意味が込められているのだろう?と 読む前から気になって...
いつも色んな世界を見せてくれる 原田マハさんの作品 今回は音楽 チェロの世界 チェロを諦めた和音が いろんなキッカケで またチェロと向き合おうとする再生の物語_ タイトルの“永遠(とわ)をさがしに”とは どういう意味が込められているのだろう?と 読む前から気になっていました “永遠”とはチェロを弾きはじめる 数秒間のことだったのか_ あぁ わかるな… 指揮者がタクトをふる瞬間 演奏者同士が見つめ合う瞬間 音楽がはじまる前の息づかい 大きく弓を引く瞬間 この世に音楽があることを喜び 感謝するあの瞬間こそが “永遠”だったのか_ 和音がチェロを通して“永遠をさがす旅” 今も順調だったらいいな…と 読み終わってから願わずにはいられない そんな優しい作品でした
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