アッティラ! の商品レビュー
表題作は☆4つで期待が持てたが、残り2篇は肩透かしの☆2つ。 表題作はアッティルカイラーと名乗る移動民族との出逢いの物語。 自分もそこの常連になったように思わせてくれる心地よい高揚感。 残り2篇も面白い部分もあるが、全体にまとまりに欠けた印象。 【図書館・初読・12/28読了】
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突如現れた謎の移動民族が奏でる音楽は、悩みを抱えたサラリーマンやキャバ嬢たちを魅了していく、、、という表題作は、音楽を軸として神話的に展開していく物語。 随所から著者の音楽嗜好が読み取れるのですが、きっと僕と同じで雑多に大量に音楽を聴き浴びてる人なんだろうなぁと、そんなところ...
突如現れた謎の移動民族が奏でる音楽は、悩みを抱えたサラリーマンやキャバ嬢たちを魅了していく、、、という表題作は、音楽を軸として神話的に展開していく物語。 随所から著者の音楽嗜好が読み取れるのですが、きっと僕と同じで雑多に大量に音楽を聴き浴びてる人なんだろうなぁと、そんなところに共感したりする。 収録されている他の2編もそうだけど、人生に疑問を抱きつつ疲れた生活を送る社会人たちを、そっと肯定することで癒していく。そこについグッときてしまう。 予想どおりなカタルシスに胸を打たれる「ほもよろを」が好きだな。
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