ミレニアム2(下) の商品レビュー

スティーグラーソン【著】,ヘレンハルメ美穂,山田美明【訳】

2018/07/18

第二話って言う事で、ちと1を読んでから時間が空いたけど、まぁまぁ覚えてるもんだわな。

そんなわけでこのお姉ちゃんともすっかり知り合いな気分。そしてもう好き勝手に暴れまくりなわけで、もうやばいよー、と思いつつも、いつの間にか結構好きになってる自分がいる。とは言え平たく言えば面倒くさい事限り無しなやつなわけで、腐れ縁的な。いや勝手なこっちの思い込み感満載だけど。

しかしこの発達障害の人間に対する、人とはコミュニケーション取れないけど、ハイパーな才能の持ち主で、もちろん一度見たものは脳にぱちんと記憶されちゃうし、スーパーハッカーだし、ボクシングもこなすし、けっこう可愛いし、そりゃあそれだけのものがあれば周りのサポートもあるさ、そりゃ、って話。じゃあ他に才能も特にない普通の発達障害で可愛くなかったらもうどうすればええねん、っていうね、特殊能力持ってるんでしょ？みたいな期待感を持たれても困る、みたいな。これは最早風評被害レベル。
ていう話は特に関係なくて、なんか年を取ってもいろいろお盛んなお国柄ってことが良く分かり、そういや子どもの頃北欧といえばフリーセックスっていうイメージだったのを思いだす。この謎の思い込みときたら、いや意外と間違ってなかったのかも。スウェーデン人貪欲すぎやばい。

2018/03/11

リスベットは襲撃者たちを撃退した。だがダグとミアが殺され、現場でリスベットの指紋がついた拳銃が発見された。さらに意外な人物の死体も見つかり、彼女は連続殺人の容疑者として指名手配される。リスベットが犯人と思えないミカエルは彼女と連絡を取り、事件の調査を進める。やがてリスベットは、ある重大な情報をつかんだ。そしてミカエルはザラの正体を知るが…リスベットの衝撃的な過去が明かされる激動の第2部。

後半でそう来るかと思ったが、まだまだ物語は完結しないのであった。

2018/02/21

2018.02.15読了。
再読だった。
ドラゴンタトゥーの女は発売後即買って読んだ記憶あり。内容も覚えていた。
しかしミレニアム2は読み始めてすぐ再読に気づいたが内容を全く思い出せない。
きっと印象の薄い内容だったのだな。と感じたが最後まで読んだ。
やはり大したコトなかった。
ここからは、ネタバレ注意！
ミレニアム2でわかったことは、ザラチェンコがリスベットの父親だったということだけ。
余計な描写が多すぎる。エリカの性的趣向とかどうでもいいし(笑)なんか笑えた

2018/01/10

【ざらっと】
ミレニアムは１巻の上下で読み終わるか、
２巻の上を読み始めたら３巻の下まで読まんとアカンぞ！
で、
きっと４巻を読んだら・・・。
どうなんでしょうね？
５巻まで買っちゃったけどな。
現在４巻の上巻を読んでるなう。

【２巻の下の感想】
２巻の上は「ザラ」な！
下巻は「ザラ」の正体がわかり、
「ニーダーマン」も登場する！
かぐりん的には１巻が１番好きで次は３巻。
２巻が３部作で一番おもろくないが、
できはいいよ！
読みごたえはあるしな。
「リスベット・サランデル」かっこいいし。

【物の扱い】
スウェーデンの人はモノを大切にするみたい。
最近知り合ったバングラディシュの人もなんですが、
リサイクルショップを知りませんか？
と、
聞かれて生活倉庫くらいしか知らないのと、
志木は宗岡にある小さなリサイクルショップを教えてみた。

イチローは、
バットなんか丁寧に使って道具を大切にする！
そんな話を聞いてて、
自分もタロットは大切に扱おう！
と、
学んだりもしてるが、
実際にどこまで物を大切にしてるかと突き詰めていけば日本人ってそうでもないと思う。
なにしろ、
みなさん「新品」が好きでしょう？

象印のコーヒーメーカー「ＥＣ－ＫＴ５０」ＧＥＴったです！
これで、
ミレニアムに出てくる人たちみたくコーヒーが飲めます！
つか、
コーヒーメーカー侮ってました！
かなり美味しく淹れられる！
で、
それも話したいのですが置いておいて、
新品買っちゃった！
そう、
スウェーデン人みたく中古を買おうと思ったんです！
３件のリサイクルショップ回ったけどなかった。。。
そもそも、
コーヒーメーカーすらなかった。
ネットでもなくて、
あっても新品の方が安かったりする異常事態発生！
ならばと、
ビックカメラで買ったわ新品！
どうやら、
スウェーデンの人は日用品とかドアとか洋服も中古で買うみたいね。
「リスベット・サランデル」も古着買ってたしね。

本なんかは古本ウエルカム！
洋服もウエルカム！
うちにあるものだと・・・。
タロットカードやオラクルカードもリサイクルだな。
こたつも、
ティファールも、
かぐりん意外に家の中にあるもの中古品が多い！
スウェーデン人っぽい？
自転車だって新品で買ってるけど、
タイヤ２回づつ交換しチェーンも１回交換してる。
タイヤ２回づつでもう１万円超えるしね。
新品価格かぐりんの自転車１０８００円ですから。
チェーンはこの前３０００円で交換した。
この時、
交換しないでもう少し乗ってタイヤの交換が近いから新品にするかい？
と、
聞かれたけどそのまま続行する！
大切に乗り続けるわ！

こういうのって日本人さんはどうなの？
嫌がるの？
ウエルカムではないよね？
ウエルカムだったらもっとリサイクルショップとか増えてもいいじゃないか？
古き日本人はそういう精神で生活してたって聞いてたけど、
今は間違いなく違うと思うの。
「もったない」の精神復活しないかしらね？
いつから、
贅沢病患ったのかしら？！

2017/12/27

リスベット強すぎ。頭が良すぎて躊躇がないとああまで強くなれるものなの？かっこいい！！
前作は面白いミステリー、今作は面白い復讐って感じかな、3が楽しみ。

2017/10/02

い、一日で読んでしまった…。信じられない。なにこの吸引力。ザラの正体で「まじか！」その後も「えっ、そんな！？」「うっそ！？」一冊の本で、何回驚かせれば、気がすむんだ。うーむ、読書ですごい体験した…。

2017/05/23

『ミレニアム』3部作の第2部下巻。謎はあらかた解けたけれど、主人公たちの運命は第3部に持ち越し。気になるところで物語が中断されていて、今とてももどかしい。キャラクターも筋書きも設定も台詞回しも、どれも文句なしに面白かった。

2017/05/18

深夜に2巻読了。まさかの3巻につづく！3巻も買っておいて本当に良かった！とにかく読み出したら先が気になって止まらない。読み進めるうちにリスベットやミカエル、そしてその他のキャラにも魅了され、読み終えるのがもったいなく感じる小説は本当に久しぶりです。あらためて作者がもう亡くなってしまったことを残念に思う…。とにかく3巻へ！

2017/02/17

「あんたが信じようが信じまいがどっちでもいいわ。わたしは罪になるようなことは何ひとつしてません。わたしがどう生きようが、誰をセックスの相手に選ぼうが、あんたにも誰にも関係ないでしょ」

『罪を犯していない人間などいない。が、とるべき責任の度合いはいろいろある。』

「おはよう」
「うん」
「いま、ひとり？」
「うん。残念ながら」

『リスベットは新たなファイルを作成し、ただ一行、こう記した。
いままで友だちでいてくれてありがとう。』

『彼女の簡潔な返信がすぐに目を引いた。
いままで友だちでいてくれてありがとう。
背筋に冷たいものが走った。こんな返事を望んではいなかった。まるで別れの言葉ではないか。"リスベットはたったひとりで世界を相手に戦おうとしている"。』

『ピーエル・ド・フェルマーは「算術」の余白にこう書きなぐった。"この命題に関し、私は実に驚くべき証明を発見したが、余白が狭すぎてここには書ききれない"』

2016/12/11

リスベットの過去と出自が判って、そのうえでの彼女の行動に、この個性的なヒロインがますます好きになりました。