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高慢と偏見(上) の商品レビュー

4.1

34件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    14

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2015/02/10

1700年代の少女マンガを読んでるようだった。登場人物の、なんと生き生きしていること!そして実に自然で、かつドラマチックな展開!二転三転、ドキドキしながら読みふけってしまった。

Posted byブクログ

2015/02/05

『エマ』では主人公の欠点を指摘する人物がいて、それを支持する作者の声もはっきりしていたが、『高慢と偏見』にはそれがない(ように見えた)ので、最初は主人公にイラッとした。読み進めるうちに作者は自覚的なのだとわかってほっとした。

Posted byブクログ

2013/12/26

タイトルからして、高尚な内容かと構えていたので拍子抜け。かなり気楽に読める。それもそのはず、これってロマンスに分類される本だったようで… グイグイ読ませる面白さはあるけど、少女漫画的な展開がどうも… というか少女漫画がオースティン的なのか。

Posted byブクログ

2013/05/24

かなり以前、違う訳者のものをえらく苦労して読んだ記憶がある(最初の数ページでのれなかったせいで、モームとは趣味が合わないのだと判断)。 しかし。 アルジャーノンの訳者は前々からお気に入り、おかげでようやく楽しく読めました。人物像も「ああ、そうか」とナットク。 20歳そこそこでこん...

かなり以前、違う訳者のものをえらく苦労して読んだ記憶がある(最初の数ページでのれなかったせいで、モームとは趣味が合わないのだと判断)。 しかし。 アルジャーノンの訳者は前々からお気に入り、おかげでようやく楽しく読めました。人物像も「ああ、そうか」とナットク。 20歳そこそこでこんな人物造型ができたオースティンってすごいなあ、と素直に感動しました。当時のイギリスの独特の法や慣習もリアルです。 で、上巻はダーシーの手紙のところまで。 なお、当時ヨーロッバは戦乱のさなかです。

Posted byブクログ

2013/02/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

≪内容覚書≫ 19世紀イギリスの作品。 ユーモアと知性のある女性、エリザベス。 大人しく優しい、ジェイン。 お隣に越してきた、ミスタ・ビングリー。 その友人のミスタ・ダーシー。 すれ違う4人の恋模様を イギリス特有の皮肉を交えて描いた作品。 高慢で偏見を持っているのは、誰なのか。 ≪感想≫ さすがイギリス…!って感じの皮肉と、 少女漫画の王道のようなすれ違いの恋愛が、 見事にはまった作品だと思った。 スパイスと甘さが奏でる見事なハーモニー(笑) 新訳のおかげか、古い作品であるにも関わらず、スラスラ読めた。 昔ならではの奥ゆかしさのある訳も、それはそれで楽しいが、 現代に近づけた訳で楽しむの良いと思った。 新訳はちょっと避けていたけれど、今後も利用しようと思った。 翻訳されたものは、訳者さんによって、 微妙な違いを楽しめるので、 一度で何度もおいしい作品だと思う。 中野好夫訳、中野康司訳と名訳とされている様子なので、 そちらもぜひ読んでみたいと思う。 内容感想は下巻の方で。

Posted byブクログ

2013/01/04

最悪な第一印象をぬぐいさることができるか。 やはり古典として読み継がれる話は面白い。これは結構軽いというか、あっさりと読める。『ブリジット・ジョーンズの日記』にも翻案されたように、現代にも通じる話だからか。 恋に夢中なダーシーがなんだかかわいい。ミセス・ベネットがとてもめんど...

最悪な第一印象をぬぐいさることができるか。 やはり古典として読み継がれる話は面白い。これは結構軽いというか、あっさりと読める。『ブリジット・ジョーンズの日記』にも翻案されたように、現代にも通じる話だからか。 恋に夢中なダーシーがなんだかかわいい。ミセス・ベネットがとてもめんどくさい。

Posted byブクログ

2012/11/18

こんなに素敵なお話だったとは! もっと早くに読めばよかった。 夢中で読みました。 当時のイギリスの風俗も興味深いですが、エリザベスとダーシーのすれ違いながらも惹かれてあっていく様子に本当に胸がキュンとしました。 頭がきれて人よりも色んなことを察知する二人だからこそのすれ違いが可愛...

こんなに素敵なお話だったとは! もっと早くに読めばよかった。 夢中で読みました。 当時のイギリスの風俗も興味深いですが、エリザベスとダーシーのすれ違いながらも惹かれてあっていく様子に本当に胸がキュンとしました。 頭がきれて人よりも色んなことを察知する二人だからこそのすれ違いが可愛くて切ないんです。 エリザベスとダーシーの恋以外にも、ジェインとビングリー、リディアとウィッカム、コリンズとシャーロットの恋(?)も面白いです。 様々で。 打算的な恋や純粋すぎて面白くない恋もあるけれども、そういう恋を描いているところも好きです。

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2012/08/21

新訳で、ぐっと読みやすくなった。 途中で挫折するくらいなら、新訳大賛成。 やっぱり、”ミスター・ダーシー”って言わないと。 映画「ブリジット・ジョーンズの日記」は、BBCがこの本をドラマ化した際、コリン・ファースが演じたミスター・ダーシーをもとに作られたとのこと。 それを聞いて...

新訳で、ぐっと読みやすくなった。 途中で挫折するくらいなら、新訳大賛成。 やっぱり、”ミスター・ダーシー”って言わないと。 映画「ブリジット・ジョーンズの日記」は、BBCがこの本をドラマ化した際、コリン・ファースが演じたミスター・ダーシーをもとに作られたとのこと。 それを聞いてから読んだので、もうすっかりコリン・ファースのイメージで・・・。 そして、もう一回、映画「ジェイン・オースティンの読書会」を見てみる!

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2012/07/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

以前、院の先生に授業でお薦めされてました。 さすが先生。面白いー。 少女小説の最上級版って感じ?(褒めています) 身内のマイナス面をどろどろとかつシビアに描くところがいい。 オースティンすごいやー 下巻も読みましたよ。

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2012/05/07

5月に入って5冊目。今年に入って59冊目。 映画「プライドと偏見」を見て、原作を読んでみようかなーと思い、手に取ってみた。長いね。上巻しかまだ読んでないけど、それでも映画と違うところがあって面白かった。また、文章を読んで、あの映画は結構本の雰囲気、特にミスタ・ダーシーのそれが出...

5月に入って5冊目。今年に入って59冊目。 映画「プライドと偏見」を見て、原作を読んでみようかなーと思い、手に取ってみた。長いね。上巻しかまだ読んでないけど、それでも映画と違うところがあって面白かった。また、文章を読んで、あの映画は結構本の雰囲気、特にミスタ・ダーシーのそれが出ているなーと思った。 「ミスター」ってもう書かないのか・・・。

Posted byブクログ