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高慢と偏見(上) の商品レビュー

4.1

34件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    14

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

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2021/11/08

「恋愛小説」の古典作品ですが、全く読みにくいところがなくスラスラと読むことが出来ます。 訳がよいのか、そもそもの物語の作り方がうまいのだと思いますが、まるで昨今人気が出ている韓国ドラマを見ているように楽しむことが出来ました。 すれ違いから恋愛が成就しなかったり、大嫌いだった相手...

「恋愛小説」の古典作品ですが、全く読みにくいところがなくスラスラと読むことが出来ます。 訳がよいのか、そもそもの物語の作り方がうまいのだと思いますが、まるで昨今人気が出ている韓国ドラマを見ているように楽しむことが出来ました。 すれ違いから恋愛が成就しなかったり、大嫌いだった相手から告白されたり、またその嫌っていた理由が勘違いであったことにきづかされたり。 人生や家族を揺るがすような大きなトラブルではなくても、恋愛の情は個人の人生にとっては大きな転換点にもなりえます。 この後、ジェインとエリザベスの姉妹の恋愛がどのような形になってゆくのか、下巻も楽しみです。

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2021/09/03

最初は貴族らしい回りくどい言い方やミセスジェインの行動に好感が持てなくて読むのに苦労したが、読み進めるうちに面白いと思うようになり、下に続く最後のところにかけてがいちばん好きだった 大学の教授オススメの作品だが、恋愛小説だったので自分の好みであり、イギリスの生活の格式張っている感...

最初は貴族らしい回りくどい言い方やミセスジェインの行動に好感が持てなくて読むのに苦労したが、読み進めるうちに面白いと思うようになり、下に続く最後のところにかけてがいちばん好きだった 大学の教授オススメの作品だが、恋愛小説だったので自分の好みであり、イギリスの生活の格式張っている感じが時代を感じられて読むのが楽しかった

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2021/02/19

頑張って読んだけど三分の一でリタイアした。 貴族だから仕方ないかもしれないんだけど、遠回しなレスバがかったるくてこれ以上読めなかった。 ドラマがあるみたいだし、それ見て読みたくなったらもっと砕けた訳探して読もうかな。

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2020/08/07

光文社の「高慢と偏見」は2011年。ちくま文庫の中野訳(2003年)より新しく、中公文庫の大島訳(2017年)よりは古い。 訳者の小尾芙沙は女性で、古くからのSFファンならおなじみの方。 アシモフ、ディック、ゼラズニイ等訳書は多数あるが、中でもアーシュラ・K・ル=グィンはこの...

光文社の「高慢と偏見」は2011年。ちくま文庫の中野訳(2003年)より新しく、中公文庫の大島訳(2017年)よりは古い。 訳者の小尾芙沙は女性で、古くからのSFファンならおなじみの方。 アシモフ、ディック、ゼラズニイ等訳書は多数あるが、中でもアーシュラ・K・ル=グィンはこの方の翻訳でずいぶんお世になったので、安心して読むことができる。 丁寧で標準的な翻訳という感じです。

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2019/07/13

以前鴻巣訳で読んだ時と幾分印象が変わった。小尾さんの他の翻訳はどれも読みやすく自然だけれど、本書はわざと古めかしい雰囲気を醸し出すように書いているみたいだ。読み始めは少し違和感があったけど、慣れて来ると楽しく読み進められた。

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2018/10/01

お も し ろ い。 「100分de名著」で取り上げられていたため読みました。もともと数年前の映画や、かの「高慢と偏見とゾンビ」などからタイトル・あらすじなどは知っていたものの、まあ、面白いんだろうなーとは思っていたものの、私の「単なるロマンス小説」には手がなかなか伸びない悪癖...

お も し ろ い。 「100分de名著」で取り上げられていたため読みました。もともと数年前の映画や、かの「高慢と偏見とゾンビ」などからタイトル・あらすじなどは知っていたものの、まあ、面白いんだろうなーとは思っていたものの、私の「単なるロマンス小説」には手がなかなか伸びない悪癖が邪魔をしていてこんな時期に。 さて上巻。100分de名著の紹介と比較すると、ダーシーの嫌さ加減が、本っ当に嫌でした!(笑) そしてマッハで恋に落ちていくさまにめちゃくちゃウケた。昔のツンデレ男はジェットコースター的にデレていくのが流行かなんかだったんでしょうか(ジェイン・エアの旦那様とか)。 ツンデレと言いましたが、これは完全に「キャラ小説」ですね。ブロンテ姉妹もキャラの濃さで話作ってそうなところがありますが、こちらは主人公やメインキャラもさることながら、周囲のキャラ性が濃いこと、濃いこと。そのあくの強さたるや、まるで派手な色の髪のキャラしか出てこないラノベのごとし。 内容としても、若者が喧嘩して恋愛して成長して収まるべきところに収まるっていう、三巻完結ぐらいの少女向けラノベっぽい筋立てでした。 恋愛関係の話は下巻の感想に譲るとして、気になったのが家族のキャラ立て。 すぐに感情的になっては家族をコントロールしようとする母親と、金銭以外のあらゆる問題から目を逸らそうとする父親。ニヒルになってみるスタンス自体は彼本人の防衛反応なんでしょうが、子を持つ大人としてやってはいけない、そして「よくある」父親の姿ですね。 その結果子供達が見事にスポイルされており、長女、四女、五女の振る舞いはそのまんまAC(アダルトサヴァイヴァー)っぽいですし、ヒロインエリザベス(次女)もまた。いや、長女と次女が母のカウンセラー務めながら妹の教育に苦心しなきゃなんないとか、ほんと機能不全家庭あるあるすぎて(笑) エリザベスとお相手ダーシーの、高慢とか虚栄心って言われる奴も、自尊感情の低さだと思う。ダーシーも、ご両親が領主として優れた人だったかもしれなかったけど、育て方間違っているのは下巻で語られているわけだし。(だいたい、一緒に育てたあいつがああなってることからしても、相当教育ベタだったんじゃねーかと思うぞお父ちゃん) んで、下巻の話ついでに、ダーシーが変わろうとできたのって、手ひどく指摘を受けたのが、エリザベスが誤解してた点と「彼自身、うっすら気づいていた直せる可能性のある欠点」だったからなのではないかと……もし突っ込まれたのが「自分がアイデンティティを感じていた部分」だったら受け容れられないと思う。いや、上巻ラストの時点ではまだ受け容れるところか大反発してるわけですけど。 そこを非難されたわけではなかったので、ちゃんと見てもらった上で振られたんじゃなきゃ、諦めて次に行けねえよ、みたいな。 つまりこの話を読んで連想した現代のヒット作は、「逃げるは恥だが役に立つ」だったのだ。 以下次号(下巻)。

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2017/10/19

結構夢中になって読んでしまった。なんか恋愛漫画の王道中の王道って感じ。だいたい相手役の第一印象って最悪だよね。それは二百年前も変わらないんだなーと思った。あと、お父さんのミスターピングリーが好き。最初から飛ばしてて、いいねこのひねくれものと思ったが、中後半はあまり出てこなかったの...

結構夢中になって読んでしまった。なんか恋愛漫画の王道中の王道って感じ。だいたい相手役の第一印象って最悪だよね。それは二百年前も変わらないんだなーと思った。あと、お父さんのミスターピングリーが好き。最初から飛ばしてて、いいねこのひねくれものと思ったが、中後半はあまり出てこなかったので下巻は是非。

Posted byブクログ

2016/07/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ブリジットジョーンズの新作が公開するそうなので、 今がチャンスと思い、重たい腰を上げて読みました! 冒頭から飛ばしていて、ほんとに古典ですか? 新作ですって言われても納得するくらい今でも当てはまるよね?と ひきこまれてしまいました(笑) ミスターダーシーが、マークとかぶるかぶる~ コリンファース渋くてかっこいいですよね ツンデレもえきゅん すこし残念だったのが 妹ちゃんやママが完全恥ずべき人間として書かれているところ。 ダメなんだけど憎めない、愛すべきダメキャラとして描かれていたら完璧なラブコメなのになーと。 映画見てみよー!

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2016/07/08

古典文学とはいえ、流れは少女漫画に通ずる典型的流れは面白い。 高慢と偏見、なるほどー。感想は下巻にて。

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2015/10/22

コリン・ファースが出てるBBCのドラマDVDを見ようかと思い、まず、原作を読んでおくかと思った。 初め、原書で読もうとしたけど、あまりに進まなくて断念。日本語訳読んでて、その理由が分かった。 こんなに持って回った面倒くさい表現を使ってるからだったんだ〜(^^;; でも、日本語で読...

コリン・ファースが出てるBBCのドラマDVDを見ようかと思い、まず、原作を読んでおくかと思った。 初め、原書で読もうとしたけど、あまりに進まなくて断念。日本語訳読んでて、その理由が分かった。 こんなに持って回った面倒くさい表現を使ってるからだったんだ〜(^^;; でも、日本語で読むと、この回りくどさが妙に面白くて、夢中になって読んだ。

Posted byブクログ