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彼女が追ってくる の商品レビュー

3.4

64件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    24

  3. 3つ

    19

  4. 2つ

    8

  5. 1つ

    1

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2012/11/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

石持的バカミスwww 碓氷優佳シリーズなので、犯人(倒叙)に、この人が真相見破るけど、大丈夫、警察に言われないから、と言ってあげたかったよ。 倒叙なので、「ナゾ」は(犯人の)犯行ではなく、なぜ被害者遺体がそれを持っていたか? というもの。それはまあ悪くなかったんだけど… 動機がクソすぎ。動機なんて意味ないと登場人物に言わせ、それが著者のエクスキューズなのかもしれないけど、こんなヒドイwww動機(ありえね~と笑いながら見る2時間サスペンスでもこれはない。笑えず呆れるレベル)だと、犯人(なぜか自分は逮捕されないと確信している。大した対策も講じていないのに。それもまたバカっぽいのだが)が頭悪く見えるんだよね(裏犯人も。こっちは2サス臭い対策講じてるんだが。こっちの動機も同レベルなのでw)。そして、著者が頭キレル設定したがっている探偵がしたり顔で暴いてみせるのも同じようにバカっぽくなってしまうんだよ。 また、優佳が探偵ぶりを発揮するためのお約束とはいえ、警察に通報しない理由もええっというものであきれた。

Posted byブクログ

2012/10/03
  • ネタバレ

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最近では珍しい気がする倒叙形式のミステリ。 倒叙形式というのは犯人視点で描かれたミステリの事で、有名所では古畑任三郎などだろうか。もっともあれはドラマだけども。 今作も例に漏れず、起承転結も上手く最初から最後までテンポ良く読める。 良くこの文量でこんなに綺麗に纏められるなぁ、と最初は思ったけれど、逆に、不要な言葉をそぎ落としたからここまで短くなるんだろう。 中盤の「真犯人が容疑者をかばい、探偵が容疑者(真犯人でない)を疑う状況」は一風変わった推理戦だったけども、容疑者である人物が人物なだけに中々に滑稽。 もちろん、お家芸であるどんでん返しも素晴らしいものだった。「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」と言った所だろうか。もっとも意味は違うけれど。

Posted byブクログ

2012/09/26

「扉は閉ざされたまま」は文句なくすばらしかった。 「君の望む死に方」もよかった。 では今回は? 前二作にくらべると優佳ちゃんが息切れしてきたみたい。 以前の事件の経験から哀しげな表情を見せることもあるけど、やりようが冷淡だし。 ちょっともったいないかな。

Posted byブクログ

2012/09/24
  • ネタバレ

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碓氷優佳シリーズ。もう碓氷優佳がどうせ解いちゃうんでしょ、と分かっているけど、今回はそんなに飽きることなく楽しめた。前作に出てると思われる比呂美だけど、全然覚えてない…。しかし、いくら身内のような関係だからって、警察へ通報するの遅らせるかね。まぁそれを言っちゃおしまいだ。寺田さん、かっちょよかったなー。酔った勢いで一夜のアバンチュールかー。うらやましい。でもやっぱ動機がなー。最後のオチ?は良かった。けどここまでするとは。女は怖い。つーか、碓氷優佳、怖いわー。

Posted byブクログ

2012/09/11

"わたしは、彼女に勝ったはずだ。それなのに、なぜ……" 愛した男の命を奪う原因になったかつての同僚で親友を刺殺した中条夏子。あとは警察との対決が始まるはずだったが、殺害現場に残された覚えのないカフスボタンが、計画の調和を崩してしまった。 2006年の「このミ...

"わたしは、彼女に勝ったはずだ。それなのに、なぜ……" 愛した男の命を奪う原因になったかつての同僚で親友を刺殺した中条夏子。あとは警察との対決が始まるはずだったが、殺害現場に残された覚えのないカフスボタンが、計画の調和を崩してしまった。 2006年の「このミステリーがすごい!」第2位になった「扉は閉ざされたまま」(ちなみにその年の1位は東野圭吾「容疑者Xの献身」)で登場した碓氷優佳が探偵役を務めるシリーズ物の3作目 犯人が犯罪を犯すところから物語が始まり、探偵が犯人のミスをひとつずつ暴いて真相に近づいていくという倒叙型のミステリです。刑事コロンボや古畑任三郎のような形ですね。 コロンボや古畑はどちらかというと見た目はぼんやりしてコミカルなところが魅力なんですが、このシリーズの碓氷優佳は他のレビュアーも書いていますが、「ドS」というか犯罪に対する姿勢がどうにも好きになれません。 それでも新作が出ると読むのは、倒叙型のミステリとして読み応えがあるから。 今作は、犯人である中条夏子の犯罪がかなり稚拙なため(それも理由があるのですが)、その魅力が薄くちょっと残念な気がしました。

Posted byブクログ

2012/07/25

碓氷優佳シリーズ第三弾。 読み終わって、率直な感想は女の恨みは怖い。 男が絡むと、女って豹変するのね。 相変わらず、優佳は好きになれない。

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2012/07/01

スピード感はよかった。 が、読後の後味も微妙だけど、さっさと通報しなさいよって話。 リアリティがない推理小説なんて、共感できなかったよ。

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2012/06/11

うーん。。。展開がつまらない。どうなるか読める。 しかもシリーズものだったとは。。。 ラストシーンだけちょっとゾクっときたけど、あまりにもありふれた展開。 でも薄いし軽いしでちゃんと読了(笑)

Posted byブクログ

2012/06/09

「扉は閉ざされたまま」から始まるシリーズものとは知らなかった。 探偵役は碓氷優佳。 「扉は閉ざされたまま」ほどの面白さ、意外性はなかった。 (図書館)

Posted byブクログ

2012/06/03
  • ネタバレ

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石持作品は出来不出来が激しいように思うが本書はダメなほうかと思います。 設定はまともなのに話に納得感がない(被害者の動機)。 特にラストがだめで、あれがあるなら犯人は絶対逮捕されるはず(うまくいくことを想定していないとしか思えない)

Posted byブクログ