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池上彰のお金の学校 の商品レビュー

3.8

173件のお客様レビュー

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2019/01/17

内容は以前何冊か読んだ池上さんの経済入門書とほぼ同じ。 本書は芸大の学生向けに経済の抗議をした内容を解説している。 いつも感心するのは、入門書であっても、平易にし過ぎず、大事な部分を設定して、そこを集中的に説明する配分のうまさ。 保険から年金、税金の説明の流れは特に感心した。...

内容は以前何冊か読んだ池上さんの経済入門書とほぼ同じ。 本書は芸大の学生向けに経済の抗議をした内容を解説している。 いつも感心するのは、入門書であっても、平易にし過ぎず、大事な部分を設定して、そこを集中的に説明する配分のうまさ。 保険から年金、税金の説明の流れは特に感心した。 保険が基本的に「母数を大きくして、予測不可能事態の確率を極小化する」という思想があり、その流れで、年金、税金の流れに入り、そこで、 「母数が今後縮小する中で、税金の使途決定の代理人である「政治家」を選出する事の重要さ」 を説明している。 池上さんと言うと、「見える化」する説明に定評があるけど、最近読んだ二冊はどちらも新書で図はない。 図はないのだけど、ちゃんと視覚的に頭で再生される小気味の良い説明だった。 図がある事によって、読書の流れが遮られる事もあるので、kindleには向いている。 そして、kindle版の価格は、購入時点で500円だった。 500円という値段は、新書サイズの書物を読もうと思った時、心理的障壁が低く、内容も文章のみで、2時間程度で読める事を考えると、一番kindleに向いたフォーマットかなと思う。

Posted byブクログ

2018/12/09
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※このレビューにはネタバレを含みます

銀行の手数料がなぜかかるかという問いに仕組みの説明だけでなく、人間はある程度は行動を規制されるハードルがないと、何でもしてしまうところがあるという心理面との両方の説明に納得。 分かりやすいだけではない心を掴む説明。

Posted byブクログ

2018/11/04

・非常にわかりやすく簡潔 ・あらゆる金融商品、金利、中央銀行などお金に関わるものを網羅して説明されている ・家に一冊置いておいてふとした時に読み直したい 読了日:2018/10/25

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2018/11/04

 金本位制でない今の世の中での通貨発行の根拠は国債。政府が借金することで通貨供給量が増えるという。へ〜そうだったのか?  公定歩合という言葉をいつの頃からかとんと聞かなくなった。公定歩合は既に廃止されているとは、恥ずかしながら知らなかった(てか、多分忘れてしまっているのだろう)。...

 金本位制でない今の世の中での通貨発行の根拠は国債。政府が借金することで通貨供給量が増えるという。へ〜そうだったのか?  公定歩合という言葉をいつの頃からかとんと聞かなくなった。公定歩合は既に廃止されているとは、恥ずかしながら知らなかった(てか、多分忘れてしまっているのだろう)。  「レンタカーの代金は車を一日使うための費用。金利とはお金のレンタル料」という説明は実に腑に落ちる。流石に「分かり易い説明の池上」だ。  株式会社の成り立ちを語った後、経営者を船長、株主を船を仕立てる時の出資者になぞらえる手法も、何故株主が大きな顔をして経営に注文を付けるのか分かり易い。  内容は超初心者向け。「お金の歴史」と「銀行」の項では、上記のようにその例え方に感心するフレーズも幾つかあったが、それ以降はぼくにとっては読むだけムダだった。それでも読了。

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2018/10/23

●経済についての基本的な事柄が解説されている印象。話から少し脱線した小話の方が、本文の主旨より面白かった。

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2018/10/12

そもそも、お金とは何でしょう? 金利とは? 株とは? 保険とは? GDPとは? それをわかりやすく説明できるようになる本。

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2018/10/04

まずは基礎的なお金の仕組みを知りたい人向けの、社会のお金に関する入門書。 お金の歴史・銀行・投資・保険・税金・ニュースの中のお金・身近なお金の全7章。 特に投資の個所では株やFXについての基本的なこと、ニュースの中のお金の章ではGDPやデフレ・インフレのことについて等がざっくり...

まずは基礎的なお金の仕組みを知りたい人向けの、社会のお金に関する入門書。 お金の歴史・銀行・投資・保険・税金・ニュースの中のお金・身近なお金の全7章。 特に投資の個所では株やFXについての基本的なこと、ニュースの中のお金の章ではGDPやデフレ・インフレのことについて等がざっくり簡潔に説明されています。 投資を始めたいけれどお金のことについてはそんなに詳しくないという方、お金の仕組みの簡単に復習をしたい方にお勧めします。 学生時代から現在にかけて社会の授業も新聞もからっきしな私でも理解できるような、わかりやすく易しい言葉で書かれていました。 複雑な話も少ないので、中学・高校生にも読めそうな内容です。 「銀行」や「株」の章は、あまり自分に関係がなく遠い世界のことのように読んでいましたが、「保険」や「税金」の章は、新社会人および社会人(サラリーマン/OL)は、絶対読んでおいた方が良いと思いました。

Posted byブクログ

2018/08/20

さすが池上彰先生。分かりやすくて簡潔だった。 高校でチンタラと時間をかけて学ぶような経済のエッセンスを学ぶことができる良書。 ただ、あまり難しい内容では無いので、物足りなさはあるかも。より難度の高い本への入門書。

Posted byブクログ

2018/04/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

とにかくわかりやすい。もっと早く読んでおくべきだった。 --- ・金利が上がるという現象には、良い金利上昇(好景気)と悪い金利上昇(信用が落ちて国債の価格が下がる)がある ・持ち家 or 借家、固定金利 or 変動金利⇒買いたい時が買い時、ギャンブル性がある ・所得からその人の置かれている状況によっていくらか差し引くことを控除という。それに税金がかかる。

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2017/12/28

枝葉をバッサリ切っているのですごく「わかったつもり」になれる。これが金融の最低の知識ということを確認できてよかった。

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