世界へひらくJAPAN FASHION の商品レビュー

深町浩祥【編】

2015/07/06

帯文(表紙)：”無名という個性、素材のよさ、高度な編集力”　”日本の価値と美意識が世界に注目されている”

Contents：序文、Chapter 1 モデリスト モデリストは「個性のない個性」を生かす、Chapter 2 ファッションモデル 「無」となり,世界の美意識を変える、Chapter 3 マーチャンダイザー ライフスタイルを提唱し,ビジネスにする、…他

2011/12/29

世界でも、日本はまれにみるファッション大国なんですね。
かのLady　Gagaも来日するたびに、お気に入りのお店で
ショッピングをするということも知られてます。
ファッションはまさしく「クール・ジャパン」の一つ。

そんな、ジャパンファッションを代表する、
各部門のスペシャリストが今の日本の「おしゃれ」を語っています。

今じゃ、ファッション=服ではないんですね。
ファッションはライフスタイルそのものだと言われています。
そもそも、ファッションは流行という意味なのだそうです。

そして、それぞれのアパレルやメーカーは
「ライフスタイルそのものを提供する」という方向性にシフトしてきています。
ここでは、カフェで有名な「Afternoon Tea」を運営する
株式会社サザビーリーグ（※本書の中では株式会社サザビー）
が紹介されています。
この会社が、アニエスベーを持ち込んだのは初めて知りました。

上記は一例で日本が大得意とするテキスタイルのこと、
モデルということと、ファッションを多方面から切り取っているので、
今のファッション事情を知ることも、
ファッションリテラシを学ぶということも、どっちもできて
良い本に会えたなと思っています。